中学受験算数は「算数」の手法で解ける範囲内でどんどん難易度を上げていった結果、必ずしも中学進学後の数学の学習に役立つわけではない。これは、色々なところで語られている話だ。
では、中学受験をしない場合、小学校の算数で気をつけておく分野はどこか。
もちろん、教科書レベルの問題は苦労なく解けるようになる、というのがまず最初の目標になる。
個別指導の塾&家庭教師の経験からいうと、一番詰まりやすいのが、割合と分数と比のあたり。
特に、割合の理解において、実物を使った具体的な理解から、抽象的な理解へと高めておかないと、中学以降苦労することが多い。
また、パイを使った計算が出てくる円の面積の計算で、3.14を含んだかけ算・割り算を最低限にするための計算の工夫なども、中学以降の文字式を理解する上で助けになる。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿