2017年7月8日土曜日

大学入試と民間の英語試験、まだまだ未定のよう

この前、英検準1級に受からなかったので、果たしてどのタイミングで必要になるか、と考えてみた。

中学受験をして私立の中高一貫校に進学するか、それとも公立中学から高校受験をするかで変わってくる。

とりあえずは、中高一貫校に進学した場合、必要になるのは大学入試のとき。特に今はセンター試験から民間試験を利用した新制度に移行することが発表されている。

関連ニュースはたくさんあるが、いくつかピックアップしてみた。

日テレニュース24 5/26
解説「変わる大学入試 英語に民間試験」

日経新聞 5/29
大学入試に民間英語試験、受験料2万円超も

毎日新聞 6/19
新テスト英語、民間検定・マーク式併存 20~23年度、大学側が選択

毎日新聞 6/21
英語民間試験、公立高で一斉に 公平性確保

日経が問題視しているのは受験料。TOEFLやIELTSといった海外企業の実施するテストは日本で受けると1回2万円以上する。英検協会が絡んでいるTEAPでも1万5千円。

英検は2級で5800円、1級が8400円、と他のテストと比べると圧倒的に安い。が、スピーキングとライティングがとってつけたような内容で、客観性が担保できているか非常に怪しい(2次試験でのスピーキングの評価が面接官によって全然違う、というのはよく聞く)。安いわりにテストの信頼性が非常に低いのを大学側がどう評価するかだろう。

ベネッセが絡んでいるGTECは5040円とあるが、これは"GTEC for Student"で中高生の団体受験向け。高校生向けで個人受験の"GTEC CBT"は9720円。

英検のように安いテストを何回も受けるか、TOEFLのような高額なテストを1回で済ますか。

テスト間の点数の換算が確立されているのか怪しいし、こりゃ、金と暇にあかせてテストを受けまくるのが最善手か、と思っていたらこんなニュースが。

読売新聞 7/7
新大学入試の英語、民間試験全面移行は24年度

やはり十分な情報がないと判断されたのか、全面移行が延期されたようだ。

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