2017年9月10日日曜日

「英語4技能評価」導入への反対意見

東京大学准教授の阿部公彦氏による一連のツイート、「大学入試における『英語4技能評価』の弊害 」というのが読みごたえがあった。

実のところ、「英語が喋れるようになりたい!」という人からアドバイスを求められたら、私も「コツコツ勉強したら」としか言いようがないとは思っていた。

もちろん、この「コツコツ」に含まれるのは、単語帳で単語を覚えるというよりは、英語でテレビドラマを見たり、本や新聞を読んだり、ニュースを見たり聞いたり、といった英語を使った活動だけれど、それでも新しい表現や単語を見るたびにメモして復習して、というプロセスは欠かせない。

こうした議論は、小中高での公教育での英語教育をどうするか、さらには出口としての大学入試での英語はどうあるべきか、という話であって、親子英語のように家庭での(もしくは塾などの民間機関での)英語教育の在り方とはちょっと違う。

日本語も含めた言語運用能力として、さらには努力が反映される能力として、大学入試で(主に国立大学での2次試験だが)主役となる英文和訳がそう簡単にその役割を終えるかどうかは、疑わしい。

親子英語組としては、そのあたりの能力は当然時期が来たら鍛えるつもりで、総合的な英語力を鍛えていこう。

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村

0 件のコメント: