2018年11月19日月曜日

大学以降での留学、いくつかのパターン

なおは大学からの留学を考えているようだけれど、他にもいろいろ可能性はあり、それぞれ得られるものも、コストも違う。

ちなみに、もちろん中高からの留学もあるけれど、話がややこしくなるのでここでは除外。

比較的手軽な方から並べていくと、

1.長期休みを使っての短期留学

夏休みや春休みを使っていくパターンで、最近は、大学付属(キャンパス利用?)の語学学校に通うことが多い。レベル的には幅広く対応するはずだが、基本は外国語として英語を学んでいる学生向け。

英語がぐっと伸びたりはしないが、異文化を体験するにはぴったり。

ちなみに、私自身も大学生時代に経験した。アルバイト代を貯めて3週間イギリスのオックスフォードにある語学学校に滞在した。これは一生の記念になったし、その後の人生でも役に立った。

2.学期まるごとを使って短期留学

上と似ているが、大学を休学ないし、「留学」期間として、より長い期間行くパターン。ぐっと英語力を伸ばすことができる。

費用もより多くかかるが、語学学校に通うのは変わらないので、学費は大したことがない。

3.交換派遣留学

各大学に交換派遣留学制度を使う。提携先の学部の授業を受けるので、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶことになる。英語のハードルは高いし、そもそも人数限定なので競争率が高い。まあ民間の英語資格試験が選抜に使われたりするので、英語力が高い親子英語組は有利なはず。

学費は日本で通っている大学の分を払い、追加で現地の生活費が必要になる。卒業が1年延びるかどうかは大学次第。

また、国際系の学部など、学部によっては全員1年間留学するところも増えてきた。

4.外国人として学部に入学

高騰する学費(特にアメリカ)に加えて4年間の生活費を丸ごと必要とするので、コスト面でのハードルが高い。

入試のプロセスについてはあまり真面目に調べたわけではないので未知数だが、高校の成績表、エッセイ、SATのスコア、TOEFLのスコアなどを送って審査を受けることになるはず。

5.大学院に入学

私自身はこのパターン。修士なら2年で学部4年間よりは短いし、奨学金の可能性も高い。

この前アメリカに滞在していたときには4のパターンでそのままアメリカで就職した人と話したが、大学院からくるぐらいなら、最初から学部からアメリカに来たほうがいいのでは、という意見だった。ただ、それは高3のときにどれだけ自分の進路についてのビジョンが固まっているかによるだろう。

ここに書いた以外でも、たとえば日本の大学に行った後、アメリカの大学に編入するというパターンもあり得るはず。

いずれにせよ、高校以降は、親の希望というよりは、本人がどうしたいかによる。なおの場合、こっちの希望なんてあまり考慮してくれないような気がする。

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