2020年3月5日木曜日

大学入試の戦略を練る(2) 一般入試対策

今回は、大学受験で一般入試、つまり一発勝負の学力試験を受けることを想定して、中学生の今から何ができるか、という話になる。

一応、理系受験を想定して話を進めよう。

まずは、効率化のために科目を選ぶ。

これは当然、大学で何を学ぶかによって変わってくるが、なおの現在の希望のコンピュータ・サイエンスの場合、理科は物理と化学で、選ぶ余地がない。ちなみに、医療系やバイオなら生物と化学になるが、なおは現時点でこちらへの興味はほぼゼロ。

数学は最終的に数3Cまですべてで考える必要なし。

国語と社会は、共通テスト(今のセンター試験)のみ。国立上位を想定すると、国語は古文・漢文が必要だが、このあたりは最終的に志望校がどうなるかで変わる。

社会は汎用性を考えると「倫理、政治・経済」だろうか。まあ、このあたりは高校に入ってからなおの好み次第でいくらでも変わりそう。

国公立を最終的に断念する場合、理系であれば国社の対策がどれだけできるかによるので、少しでも早めに対策を考える必要がある。

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という想定で、中学生のうちにやっておくことを考えてみる。

まず最重要科目は数学。ということで、なおには家庭学習でも数学を中心に頑張ってもらっている。中高一貫校で高校受験がない一方で、学校の授業は教科書レベルなので、独自の進路で予習を進めている。とはいえ、1日2問程度しかやらないので、たかがしれている。

できれば、進学校のカリキュラムのように、高2までで教科書の内容はすべて学習を終え、最後の1年間は入試対策にあてたい。

理科は中学生のうちは物理と化学の分野をしっかりやっておこう。少し予習もしているが、自宅での家庭学習でどれだけ独学できるかは不明。

社会に関しては、なおの中学で公民分野をやるのは3年生になってからのようなので、今からできることは特にない。

国語は、1年生の最初の頃は、中学受験の読解問題をやったりしていたが、今やるべきことではないと考えて、中断している。

なおの学力のレベルを考えて、今は漢字に注力したい。国語の授業で小学校の漢字の復習をしているので、覚え間違えているものや、熟語として知らなかったものをしっかり復習させている。教科書の新出漢字も、授業で扱わなかったものを自宅で補って抜けのないように。

国文法も学校で配布された問題集を使って、繰り返しやろう。

古文・漢文も苦手意識がでないように気をつける必要があるが、中学校の間は教科書に出てくるものをしっかり学習しておけばいいだろう。中3ぐらいから、何か対策を考えるかもしれない。

英語は、最終的には英文和訳の練習をする必要があるが、高校入学後ぐらいでも良い。国語力がどれだけ伸びるかによるだろう。

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