2009年8月31日月曜日

インターに通わさないの?

というのは、同業者の先輩から言われた台詞。
親子英語に関心はないものの、このブログを見ていてくれているのだが、あるとき、ふとそう思ったそうだ。

親子英語ブログのリストを見ていると、英語中心のプリスクールに通わせている人は結構いるし、中にはインターナショナル・スクールに通わせている人もいるので、まったく考えたことがない、というと嘘になる。

でも、今はインターナショナル・スクールに通わせるつもりはない。別に外国に移住するつもりも予定もないし、なおにもそうして欲しいわけではないからだ。

実は、アメリカから帰国する前は、もしかしたらそのままアメリカで仕事を見つけて住むかも、と思った瞬間はあったが、日本に落ち着いて住んでいる今となっては、無理に海外に移住しなくては、とは思わない。むしろ、医療だの老後だのを考えると、日本の方が住みやすい。

変な話で、自分が20代になるまでは海外を経験したかった。別に日本が嫌だと思ったことはないのだけれど、とにかく広い世界を経験したかった。それが30代になると、まあ、世界もいろいろあるのがわかって、でも結局、住んでいるのは人間だよな、ということを理解した。

なおにも、英語を身につけて、広い世界を肌で感じて欲しいとは思うが、日本から脱出して欲しいとは思わない。

ということで、なおには、時には息苦しいこともある日本の学校で生き延びてもらうことにする。なあに、学校なんて多少の差こそあれ、どこも思春期には生きづらいものなんだ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2 件のコメント:

ひらはらり さんのコメント...

とても共感できる記事だったので、コメントをさせていただきました。
「結局住んでいるのは人間なんだ」と言うのは、まさにそのとおりですよね。
自分の子どもにも、人間として深みのある人間になってもらいたいものです…これって、バイリンガルにさせるより難しいかもしれません。

英語は道具、手段でしかないですよね。
発音のきれいさを競うのではなく、発語の正しさを追求するのでもなく、それを使って世界に伝えたい「何か」を、子ども自身の中に育てていって欲しいと願っています。(この件に関しては、それぞれのご家庭での優先順位の差はあるかと思いますが(^-^))
そして、わたしも親としてその手伝いをさせてもらえたらと思っています。

なんだかあまりにも共感してしまい、ついつい長いコメントになってしまってごめんなさい。
また時々ブログにお邪魔させてください。

なおぱぱ さんのコメント...

ひらはらりさん、コメントありがとうございます。

ちょっと舌っ足らずだったかな、と思ったんですが、私個人としては、アメリカでも大してフィット感は変わらなかったので、日本も悪くない、という結論に至りました。

英語は「外」に目を向けるための道具のひとつなんですよね。