2010年4月4日日曜日

とうとうこの日が来た!「えいごでなんていうの?」

割と初期の頃から、すごく基本的なところでは、日本語と英語の区別がなおにはついていた。それは、たとえば英語の台詞に混ぜるときは日本語の単語でも、英語風の発音にしたり、といったレベルだ。

ただ、あるモノを英語でなんというのか、とか日本語で何というのか、と聞かれたことはなく、常に"What is it?"という直接的な質問で聞いてきていた。

だが、昨日の朝、二人で公園に向かって歩いているとき、いつものようにたわいもないことをなおと話しながら行った時、"Let's go..."といいかけて口ごもり、「まっすぐ」と言った後、かみしめるように「『まっすぐ』ってえいごでなんていうの」という質問がきた!

おお、すごい。とうとうこの段階が来た。

これは、英語の発達段階というよりも、知能そのものの発達段階だと思う。発達のある時点で、自分が話しているのがどの言語なのか、そしてそれぞれの言語で自分がどれだけ話せるのか、あるモノやコトが日本語・英語でそれぞれ何というか、を意識的に理解できるようになる時期がくるはずだった。

今までは自分が「えいご」を話していることぐらいしか意識していなかったようだが、とうとう、言語間の橋渡しもできるようになった。

「ネイティブのように」教える母国語式だろうと、外国語として教えるスタイルだろうと、この能力はすごく基本的なものだ。逆にいうと、今からは多少なりとも「外国語方式」を取り入れることもできるということだ。日本語の発達に合わせて英語を伸ばしていくということもできるだろう。

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最近、こちらがこれはなおは知らないだろう、というような新しい単語を使ってみせると"What is --- ?"と聞いてくることも多くなった。そのたびになるべく英語で説明しようとしているのだがこれがまた難しい。この前買ったOxford Advanced English Learners Dictionary、居間に置いておいた方が良いかな。

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同時に、なおままがとうとう我慢ができなくなったらしく、なおに「ママと話す時は日本語にしなさい」と叱っていた。この1週間、私が自宅にいる頻度が高かったために、妙になおの英語率が上がってしまっていたからだと思う。

あと一週間ほどで幼稚園の入園式なので、英語ばかり話して幼稚園に溶け込めないのかもしれない、と不安なのだろう。

なおは今までOKだったのに、どうして駄目なのか分らずおろおろしていたが、なんとか日本語に戻そうとがんばっていた。

なおに「えいごをつかうとしかられる」と思って欲しくはないが、相手によって言葉を使い分けることを学ぶ良いチャンスなのかもしれない。

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2 件のコメント:

りゅうママ さんのコメント...

バイリンガルの子はたぶん意識して使い分けてるわけじゃないから、今は日本語!とか言われても、とっさに出ないんですよね^^;

それだけ言われるほど英語が出ていることがスゴイ!と私は褒めてあげたい気分です♪

日本語でも、何?って聞かれると困りますもんね。
自分の英語力がないと、ちょっと辛いですよね~・・私もも~限界です(笑)

なおぱぱ さんのコメント...

高度に発達したバイリンガルだと、意識しなくても、自動的に切り替わるみたいです。うちの子は、まだちょっと英語が話せるぐらいなので、まだまだですね。

私にしたらどうせ、1年もすれば日本語ばっかりになるのに、と思うのですが、幼稚園入園を控えたママには、とてもそんな悠長なことを言っていられないようです。

自分の英語力の限界は感じますよね~。あまり豊かな表現が使えないので、どうしても同じ表現や単語ばっかり使ってしまいます。