2010年4月18日日曜日

近所の英語プリスクールで体験授業

英語プリスクールにもいろいろあるのだけど、今回試したのは、インターまで全部揃っているような、本格的なものではなく、一応全日制のプログラムもあるものの、日本の幼稚園に通っている子がアフタースクールとして通うのが中心のところだ。そういう意味では、英会話学校に近い。

このプリは狭くはないが広くもない、マンションのフロアまるごと、のようなところで運営していた。私がずっと一緒にいる、ということを伝えてあるので、なおは割とリラックス。

最初、幼稚園児担当の先生が交通機関のトラブルで遅れたり、そのせいもあって一人の女の子が「マママママママ-」と号泣しつづけていたり、と波乱含みの始まりだったが、なおは平気な顔で皆に交じって、ニコニコと参加していた。うちでは絶対やらないのだけれど、英語の手遊び歌なども一緒に楽しそうにやっている。

幼稚園児担当の先生がきてからは、10人ほどのクラスになり、本来の授業を見ることができた。内容は、非常に初歩的なもので、数、色、曜日、月の名前、などなど。先生は男性だが、かなり子どもの扱いのうまい人で、最初号泣していた女の子もこの先生がきたらぴたりと泣き止み、参加していた。

いすに座っている子どもがだれて立ち上がったりするときちんと誘導して戻したり、細かいところもしっかりした先生で、好感が持てた。

のだが、いかんせん、同時に受けている子どもたちが、おそらくほとんど自宅での英語環境などがないだろうと思われる、幼児英会話教室のレベル…。どうやら、会話という意味ではなおが一番良く喋り、理解するようだった。

レッスンでは、なおは自分がわかることをやっている、という気持ちが強いせいか、もう楽しくてしかたがない様子。最後はエキサイトして奇声をあげていた(^^;

スタッフの方には自宅で何をしているのか聞かれ、つい「ビデオを見せて、ちょっと英語で話しかけている程度」と答え(別に嘘ではない)、「英語で話しかけていると喋るようになるんですね…」と妙な感想をいただいた。

2時間のお試しの後は、少し先生と話すことができた。なおは思ったよりも英語が良くできる、とのことだった(まあ、他の生徒を見ていたらそうだろう…)。一応、平日の幼稚園後のコースでは、なおよりちょっと年齢が上のコース(年中・年長かな)に、かなりレベルの高いコースがあるそうで、そちらがいいのではないだろうか、ということだった。

この説明を受けている間はランチタイムだったのだが、最初号泣していた子が、先生がいなくなったのでまたもや泣きながら部屋から出てきた。なんとなくいたたまれなくなって、退散した。

気になるなおの感想は"It was fun!"、もう一度行きたいか、という問いには"Yes"、ということで、かなり楽しかったよう。最後、他の子たちがランチタイムに突入するとき、お試し修了で帰ることになったら「どうして?」「どうして?」を連発していたからなあ。

印象としては、非常にしっかりした幼児用スタッフのついた英会話教室だな、という感じだったが、改めて考えてみると、実は月謝もそんな感じだった。時間が長い分高くなるものの、そこら辺の外国人教師の英会話教室と時間あたりの単価は変わらない。今回試した土曜のコースでは、単価はむしろかなり安い!

***

という体験授業の結果を持ち帰ってなおままと相談してみた。結果は、もっとバランスをとった教育をしようということに…(イコール、英語にお金をかけすぎない)。今までのなおの英語教育のお金は私のポケットマネーからだからノーカウント、と言いたくなったが、確かに現状、英語に比重が偏りすぎている。

とりあえず、体操教室を始めるので、今のなおにはそれで精一杯ではないか、ということになった。そして、なおが成長して4歳の壁にぶちあたり、我々と英語で会話をしてくれなくなったら、もう一度再検討する、ということに。

とにかくなおが楽しそうでもう一度行きたいらしいので、ちょっと残念。レベルの高い子どもたちと一緒の授業を最初から試していたら、違った結論になっただろうか。

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3 件のコメント:

りゅうママ さんのコメント...

なるほど~~

うちは前も言った様に、そういうの絶対無理な子だったので・・英会話学校の体験にいっても、私のひざに顔をうずめて号泣して終わってました。

というか部屋に入るのに引きずって入ってましたから~~。

自分が出来るのに、それを恥ずかしいと思う性格・・・どうにかならないかと、一番困っている部分です。

楽しく手遊び!いいじゃないですか~(笑)


でも確かにレベルが合わないと意味がないですもんね^^;

masyaまま さんのコメント...

子供が喜んでいたり、他の人に褒められたりすると、「やらしてあげたい。伸ばしてあげたい」と思いますよね。

「バランスをとった教育」奥さまのおっしゃるとおりです。

我が家では、その「バランスをどうとるか」というテーマで夫婦喧嘩をすること度々です(@_@;)

なおぱぱ さんのコメント...

>りゅうママさん

人見知りも幼児期の一時期だけですよね。将来、内気になるか外向的になるか、とは関係ないような気がします。

実は、次の日も"Let's Go to Preschool!"みたいな感じで、そのお試し体験の教室に行きたがったので、相当心が揺れました。

別に他の子のレベルがどうでも、それなりに子どもが楽しく過ごせればそれでいい、と言えばそうなんですが…。

>masyaままさん

うちも、冷戦状態にしばしば突入します(^^;とりあえず、ピアノと体操をやった上で英語、ということになりそうです。

ただ、運動でも音楽でも、本当は単に教室に通わせる、というのではなく、家庭でできることはいくらでもあるはずです。