2011年9月15日木曜日

Mr. Menの絵本は大ヒット!

私が注文したときには在庫1点だったMr. Men Complete Collection、さっそく届いた。絵本自体はどちらかというとミニサイズ(12.6cmX14cm)だが、47冊も入っているケースはさすがに大きい。

そう、レビューに46冊とあったからてっきり46冊だと思ったが、最新版の"Mr. Nobody"まで入って47冊セットだった。

ケースは安っぽいものの結構可愛いのだが、これを見られると「ぜんぶだせー」と言われるのが目に見えているので、こっそり段ボールを開封し、なおの見えないところにケースを移した。まずは、シリーズ第1巻の"Mr. Tickle"から。

Mr. Tickle (Mr. Men and Little Miss)Mr. Tickle (Mr. Men and Little Miss)



まずは大好きな"Mr. Men"の絵本だと知り、そして裏表紙の"Mr. Men"たちのイラスト付リストに夢中。ひとつひとつ、名前を読み上げていた。

読んであげようか、と言ったら、なおは自分で絵本を開き、文字の多さに一瞬、くわっと目を見開いたが、私に渡して、「読んで」となった。

読み聞かせの結果は無事大ヒット!即座にリピートがかかる喜びようだった。いやあ、買って良かった。大人気のシリーズへとつながる最初の1冊らしい、良い出来だった。

2度目はお互いにくすぐり合いで読むのが大変なほど。

気になっていた難易度だが、大げさな単語("extraordinary"とか"mischievous"、"pandemonium")はあるものの、多すぎて内容が理解できないほどではない。

シーン展開は結構早いので、ちょっと補足してやらないと5歳ではわからない部分もあるのではないかと思う。

また、交通整理をするおまわりさんとか、出発の合図をする車掌さんなんかは時代の変化でピンとこなさそう。さすが、1971年に出た本だ。

ともあれ、買ってよかった!

原色を多用した、単純な線だけで描かれる挿絵もすばらしい。この"Mr. Men"、キャラクターものとしても人気があるらしく、造形の愛らしさで買ってしまう人もいるのかもしれない。

大人の私が読んでも味わいのある、読み応えのある内容だ。親子英語的には、親の多読のために買っておいて、後で子どもに回すのでもよいかもしれない(と煽ってみる)。

もっとも、マンゴーさん情報によると何年も前からあるセット物なので、そう簡単になくなることはないだろう、とのこと。今見てみると、在庫が6点に増えている(笑)

どちらかというと、レアなセットではないか、というのはこちらのほうらしい。

Little Miss: My Complete CollectionLittle Miss: My Complete Collection



33冊と冊数が少なめな割に値段は似たようなものなので、多少お買い得度が下がるが、それでも十分安い。"Mr. Tickle"の続きの話が"Little Miss"で出てきたり、とシリーズ間の交流もあるし、そもそもアニメには女の子キャラもたくさん出るので、こちらも押さえておきたいなあ。

とはいえ、今月はとてもじゃないが予算オーバー。再来月ぐらいならまだ残っているだろう、きっと。

***

昨日紹介した、Amazon.comのText Statsだが、単純に語彙だけで判断している面が強い。Mr. Menのように、短い文章に比較的難しい語彙が入っている場合には相対的に難易度が高く評価されてしまう。

"Mr. Tickle"だと、"Flesch-Kincaid Index"は5.8、つまりほとんど6年生対応の本ということになる。読み聞かせた感触だと、コンセプトそのもの(くすぐり)が単純なので、そんなに高い学年は必要としない。各ページ、鮮やかなイラストが入るので、幼児でも関心が続きやすい。

一方、"Magic Tree House"の第1巻、"Dinosaur Before Dark"は2.8、つまりほぼ3年生対象と評価されている。こっちの方が小さい子向けかというとそうでもない。もちろん個人差はあると思うが、読んでみた感じではやはり小学生向けだと思う。

実は以前、なおに読み聞かせをしたことがある(私が読んでいるときに見つかって、せがまれたため)のだが、チャプター1でめげた(飽きた)。文章がまさしく「小説」なので、絵本の感覚では読み聞かせができない。MTH、難しい語彙はほとんど出てこないのだが、ストーリー展開を理解するのはそれなりの年齢を必要とする。

この"Text Stats"はあくまでも参考程度に、ということだろう。

***

今日はまた出張。これが終われば、本当にしばらくは(一ヶ月ほどは)出張がないはず。

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2 件のコメント:

Cassis さんのコメント...

出張多いですね~(^^;) 自分のダンナと比べると、かなりびっくりする頻度です。
海外出張が羨ましいです(笑)

ところで・・・ええ、思惑通り煽られています。親の多読ですって?(ピクリ)

Hi-5を制覇するより、47冊を制覇するほうが簡単そうですか??

なおぱぱ さんのコメント...

>Cassisさん

このところ諸事情で増えてきました。もう落ち着くはずです。なるべく出張しなくても良い方向に話を持って行くんですけど、どうも避けられず。

親も多読で英語力を鍛えている方がいっぱいいらっしゃいますよ〜(笑) 図書館などを駆使するのも手です。自分の英語力が伸びると子どもの英語力も伸びるので一石二鳥、という。

Hi-5はもう諦めました(爆)それでも、シーズン1分ぐらいは見ました。Mr.Menの47冊は大丈夫だと思います。絵本に対しては、ビデオほど好き嫌いありませんし、新しい本は難しすぎたりしなければたいてい見ますから。

文章の難易度が高いので、これは週に1冊程度、ゆっくり出していこうと思います。1年間ぐらいかかる予定です(^^;