日曜日は扇町のキッズプラザに行ってきた。この前からずっと行こう、行こう、と言われていたのだが、今週末の「あつまれ!ダイノKIDS」というイベントにあわせて行くことにしていた。
目玉の恐竜の骨格模型には大して興味を示さなかったが、化石発掘体験(砂に埋もれた骨の模型を刷毛でなぞる)や、塗り絵、折り紙などを楽しんだ。
お昼過ぎにもう帰ろうというのでどうしたのかと思ったら、単にいつも帰る前に食べることになっているアイスクリームが欲しかっただけだった。アイスクリームを食べて、クラフト体験とコンピュータ工房体験をしたら、また気を取り直して館内に戻っていった。
私がベンチに座ってうとうとしているうちに、なにやら1時間ほど経ったが、帰ってくる気配がないので捕まえにいって、半ば無理矢理に帰ることに。10時に着いてフルに5時間遊んでいるのに、まだ遊びたがるので、本当に体力がついたものだと思う。ちなみに、一階に下りてからまた入り口の巨大な「ボールサーカス」なる機械をもう一度見たいというので見せていたら30分経過(^^; キッズプラザにはもう10回近く来ているはずなのに、この機械何度見ても飽きないらしい。
もう何度も来ている場所なのであまり新鮮味はないのだが、親の私としては今回の目玉は恐竜ではなくて、コンピュータ工房の方だった。ここでやっていたプログラムは「はぐるまの世界へようこそ」というもので、本来は小学生以上(平日は幼稚園児もいけるようだ)だが、希望者が集まらないようなので聞いてみたら5歳でもOKだった(結局、私の参加した回はほとんど未就学児だった)。
歯車を組み合わせて乗り物を造って、最後にコンピュータで指令を送って動かすのだという。使っている教材は、なんとレゴ エデュケーションの"WeDo"!
これは小学校低学年向けに、歯車やギヤを使えるようにしたレゴのパーツとモーター、さらにコンピュータ制御のユニットを組み合わせたもので、レゴが学校教材として開発したものだ。
実はこれに使われている歯車やギヤ、軸などはレゴテクニックシリーズで使われているものと同じ。うちにも1セットあるので、なおは見たことがある、見たことがある、と喜んでいた。
5歳のなおには歯車の組み合わせはまだ難しいので、組み立ては私が担当。参加していた他の子の様子を見ていると、3年生ぐらいでもきちんと動くモデルを組み立てるのはなかなか難しいようだった。
このセットでは、歯車の仕組みだけでなく、パソコンとつなげて、モーターを制御し、センサーを利用することができる。モーターの速度調整や角度がプログラムで指示できるし、センサーもモーションセンサーとチルトセンサーが用意されている。初歩のロボティックスといった扱いだろうか。
帰宅してから気になって調べてみたところ、ラーニングシステムにて、家庭用教材が25,000円で販売中だった。本来は学校教材を売る業者だが、要望が強いのか家庭用として販売もされている(レゴ社から許可が出ているのだろう)。
私が体験したのはレゴ社が開発した制御プログラムだが、MITメディアラボが独自のソフトウェア「スクラッチ」なるものも開発したそうだ。スクラッチは本来は子ども向けのマルチメディアプログラミングの教材のようだが、レゴのWeDoと組み合わせることにより、もっと複雑な動作をさせることもできるという。こんな本も見つかった。
スクラッチ+WeDoではじめる簡単ロボティクス―ゲームで遊ぶな、ゲームを作ろう! ゼロから学ぶロボットの組み立てとスクラッチプロ
まだ5歳では早いが、7歳ぐらいになったらこんなものも親子で遊べるようになるだろうか。今は買わないでじっと我慢(^^;
さらに、レゴエデュケーションでは、ロボティックスだけでなく、もっと科学一般を広く学ぶ教材もある。「サイエンス&テクノロジー」なる教材だ。こちらは完全に学校用で個人向けの販売があるのかは不明だが、公式のレゴ教室では7,8歳で使う教材だ。もちろん、オリジナルは英語のはずなので、これがいつか親子で英語で遊べたらなあ、などと夢想している。
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うちにあるレゴ・テクニックのセットとは、ここで紹介した"Crazy Contraptions"だ。含まれているパーツの量の割に値段が抑えられており、初めて買うセットとしてはとてもお勧めだ。
Lego Crazy Action Contraptions
おもちゃとして売られているレゴ・テクニックのセットはどれもブルドーザーやパワーショベルなど、ちょっと立派なものをどーんと一つ作るような形式になっている。「カッコイイ」ので、欲しがる子どもは多そうだが、値段も張るので、気軽に購入というわけにはいかない。
The LEGO Technic Idea Book: Simple Machines
どちらかというと、立派なモデルをひとつくみ上げるよりも、こんな本を参考にして、いくつもの違ったパターンの小さなモデルをいろいろ組んでみる方が、頭も使うし、力学の理解も深まるだろう。
なおは"Crazy Contraptions"の一番簡単なものがようやくできるようになってきた程度なので、しばらくはこれで行く。
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寝る前の読み聞かせはこちら。
Here Comes the Strikeout! (I Can Read Book 2)
実はこの前に見せた"Stan the Hot Dog Man"はちらちらと自分でページをめくって見た後、読まない、といって断られた。
この"Here Comes the Strikeout!"も大して面白いとは思わなかったようだが、一応最後まで聞いていた。
かなり早く寝室に行けたので、家族で"Between the Lions Rhyming Card Game"(紹介記事)をやっておしまい。当時525円で買ったが、今は357円(私が注文してしばらく経ってから値段が下がったのは、結局例の法則によるものなのだろう)。買ったのはもう一年前だが、寝室においてあるので、たまになおが持ち出してくる。値段の割に長く遊べてお得だった。
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3 件のコメント:
こんにちは。
レベルが段違いですが、我が家的構想は....
模型屋さんとでもいうのでしょうか?ヲタク系の方が多く集われるお店にプラモデル等のコーナーもあるのですが、そこの一角にスケルトンのボートや飛行機(モターやゴム巻きで動くのかしら?)やヘリコプター(リモコンで飛ばる??)のプラモデル(?)が500円~2000円程で販売されてました。パーツがすべてスケルトンになっていて、完成品が動く際に中の仕組みが見えるようになってました。
子供が小学生くらいになったら夏休みの宿題にパパと組み立ててもらってもいいかな。と思いました。安いので(笑)
そうなんですよね。今はプラモデルではなくロボットを組み立てる時代なんですよね。
私たちのころはガンプラが大流行でしたよね。
なおぱぱさんは作られてましたか?うちは弟が随分と作ってました。
ちなみに模型ショップで息子は展示されていた50cmほどのガンプラや飛行機や潜水艦の模型に釘付けになったました。そして、帰ろうとしたら泣きました(><)
あははは!いかにも「パパが盛り上がりそうな」・・・(苦笑)
そういうのが苦手なワタシは、歯車、モーターと聞いただけで、ちょっとめまいが・・・。
でも、先日のタングラムもそうだけれど、自分の得手不得手に左右されることなく、子供には刺激を与えたいです~♪
>masyaままさん
模型屋さんのモデルも良いですよね。スケルトンのボートや飛行機は知りませんでしたが、タミヤから、モーターとギヤ・カムなどのついた工作キットがでているので気になっています。
別の会社ですが、ロボット・アームも6000円ぐらいで売っているんです。パソコンで制御するオプションも6000円ぐらいで。もう子どもの頃、夢だったようなことが手の届くところにあります。
プラモデルは好きでしたね~。ガンプラは高いのであれですが、それでも作りました。パテで埋めてヤスリで削って、色を塗って…。
うちの子もその血をひいて、ガンダム大好きです。本の表紙やらポスターやらで見ているだけなんですが、もう「ガンダム」を覚えてます(笑)
パパと一緒に何か作ったら楽しそうですね!
>Cassisさん
ここら辺は男親ならではの話題ですかね?
実は私もタングラムのたぐいは別に好きでも得意でもないんですが、少しでも図形が得意になってくれないか、という下心でして(^^;
女の子だとロボットやメカへの食いつきは今ひとつかな。
自分の得手不得手はさておき、子どもには楽しいと思えることを追求して欲しいですよね。
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