最近、輸入DVDを当然のように紹介していて、毎回注釈はつけていないのだが、
不良品以外にも気をつけることがいくつかある。
一つはDVDのリージョンと呼ばれるもので、これは制作会社が世界をいくつかの
地域に分けているもの。日本で売られているDVDとプレイヤー・レコーダーは
リージョン2で、たとえばアメリカで売られているリージョン1のDVDは
日本で購入したプレイヤーで見ることは原則できない。
なぜ「原則」かというと、ホームセンターなどで売っている廉価なプレイヤー
の場合、リージョン2対応!と箱に書いてあっても、普通に他のリージョンの
ディスクを再生できることがあるため。
リージョンというのは意図的に他の地域のディスクをブロックするものなので、
この機能が搭載されていなければ、普通に海外で売られているディスクを
再生することができる。
また、いわゆる「リージョンフリー」のプレイヤーも売られている。別に
リージョンフリーのプレイヤーを売ることは違法でもなんでもないので、
通信販売などで簡単に手に入る。
ただし、大手電機メーカーのDVD・ブルーレイレコーダなどは当然リージョン
規制がかかっている。
もう一つは、放送信号の違い。アメリカ・日本はNTSCと呼ばれる方式で、
ヨーロッパはPALと呼ばれる。これはアナログ時代の規格で、デジタル化した
今ではどうでもいいように思うのだが(実際、パソコンで再生するときは
関係ない)、特にテレビにつないだレコーダでDVDを再生するときには
NTSCのディスクでないと、再生できない(ことがある)。
この場合も、上に書いたリージョンフリーのプレイヤーを買うことで
問題をクリアできる。
今回のMSBのディスクも、不良品ではなくてもレコーダでは再生できない
可能性があり、たとえばアマゾンUKに交換交渉する際には、ちゃんと
イギリスの規格であるリージョン2・PALに対応したプレイヤーで再生
できないということを書く必要がある(昨日、紹介した文例には明記
してある)。
***
お風呂に入っていたときのことだが、なおが面白い発言をした。'にほんご doesn't have a sound that English has, like "ae".'だそうだ(正確な台詞は忘れたがこんな感じだった)。この"ae"というのは、catのaで、フォニックスでは良く"short A"と言われる。そして、"hot"の"o"も違う、とかぶつぶつ言っていた。
日本語と英語の発音が違うことに気がついたらしい。この手の「気づき」は、なおはとても鈍い方で、すごく今さら感が漂うが、自分で気がついたというのが面白い。
ちなみに、日本語というときはどうしても「にほんご」となる。"Japanese"という言葉をふだん、私との会話で使うことがほとんどないからしかたがない。わざわざ教えるのも面倒なので、このあたりは放置であまりこだわらないことにしている。
また関連して、日本語を話しているときは、英単語の発音をカタカナチックにするようになってきた。まだ完璧なカタカナ発音ではないのだが、ちょっと気を遣っているようだ。まあ、英語の発音だと通じないから、これは正しい。
逆に、英語の発音が少し、日本語に汚染されてきたような気もする。英語育児の諸先輩方の話を聞くと、幼稚園~小学校までのある時期にどうしても日本語の発音が英語に移ってきて、発音が悪くなるという話は良く聞くので、まあありがちなことなのだろう。また小学校に入ってから、戻っていくケースも多いようなので、そちらになることを目指していこう。
とりあえず、今はあまり気にしないことにした。
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購入してからこの数日、ずっとお気に入りの"Ben 10 Alien Force: Complete Guide"、なんとちょっとだけだが1人で読んでいるようだ。悪者紹介のページを見ていて、なおがこの2人、後でベンと仲良くなるんだよね、というので、見てみたら、確かにそんなことが書いてあった。読めないなりにがんばって意味を掴もうとしているらしい。好きこそものの上手なれ、とはこのことか。
ビデオでは、BBCの"Charlie and Lola"を見せてみた。例によってアマゾンUKでは80話入って激安(送料込みで約£20)!だが、MSBの件があったので、あまりお勧めはできない(^^; 交換・返品を厭わないチャレンジャーの方は挑戦して欲しい。
ちなみに、このままでは日本に発送はしてくれず、マーケットプレイスで国際発送を請け負う業者(少し高い)を選ばなくてはならない。
見せた回は、ローラがチャーリーの作ったロケットを壊してしまう回だったので、なおは怖がってしまい(この手のドキドキハラハラに弱い)、他のエピソードは見たくない、とのこと。残念。
我が家には、ちょうどこの絵本があったので、ついでに読み聞かせができた。
I Am Too Absolutely Small for School (Charlie and Lola)
これはもういつ購入したか忘れたが、たしか2年ほど前に海外出張に行った際に購入したものだ。そのときは当然ながら全然ウケなかったが(まだ幼すぎた)、今読んで見ると、ローラの大げさな表現が面白くてケラケラ笑っていた。
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