2013年2月12日火曜日

Kindleで電子書籍を実験中

最近、アマゾンでいろいろ調べていると、児童書でもKindle版ならかなり安く買えるものが多いことに気がついた。

Lego Hero Factory Heroes In Action (Dk Readers. Level 3)Lego Hero Factory Heroes In Action (Dk Readers. Level 3)


たとえばこれだが、現在525円で「通常2~4週間以内に発送します」。ところが、Kindle版だと269円。これは、Kindle版の米ドルでの定価が$3なため、為替レートに応じて手数料なしで自動的に値段がついているためだと思われる。

以前のように、この手のリーダー絵本が300円台で買えるならもちろん紙の本の方が良いのだが、倍も値段に差がつくなら、ちょっと考えてもいいかもしれない。

ということで、この"Heroes in Action"を購入してみた。結論は…失敗!

我が家にKindle Fireはなく、iPadのKindleアプリを使って読んでみたが、正直ひどい出来だった。内容ではなく、電子書籍データの作り方がひどい。

イラストを多用した本のためか、見開きページをスキャンしただけの画像の塊で、しかも解像度が低く、iPadの機能を使って拡大しても、ぼやけたまま。まあ、一応文字が読める程度ではあるが、それだけ。

正直、いくら安かろうとこんなものを買う気にはならない。

これを試したのはしばらく前で、それ以来Kindle版を買う気が失せていたのだが、このところ気に入って見ているペンギンズの本でも、と思って見ていたところ、こちらを発見。やはり紙の本は525円(ただしこちらはすぐ発送)なところ、電子版は284円。

Zany at the Zoo (The Penguins of Madagascar)Zany at the Zoo (The Penguins of Madagascar)


これを見ていたら、アマゾンの商品紹介ページでフォーマットから"Kindle版"を選ぶと、右の方に「今すぐ無料サンプルを送信」というオプションが現れるのを発見した。登録してある機器を選んで送信できる。

さっそくポチッとしてみたところ、iPadのKindleアプリで同期するとこの絵本が出現。おお、便利だ、ということで見てみると、こちらの方は単なる画像ではなく、ちゃんと文字データが埋め込まれていて、表示がスムーズ。音声読み上げはないが、良さそうだ、ということでお買い上げ。

ちなみに、これはペンギンズがモチーフのジョーク集。我が家では相変わらず、英才教育をあきらめてはいない。

日常的にiPadを使わせるつもりはないので、しばらくはサタデースクールへの移動の最中、または旅行中の娯楽になる予定だ。目への負担を考えるとふだんは紙の本を読んでもらうつもりなので、iPadでの読書はあくまで例外。

ちなみに、どちらの本も、Kindle Paperwhiteなどの電子インク端末では開けない。画像を多用した本はKindle FireやiPadなどのタブレット専用になるというのを初めて知った。アマゾンの紹介ページで値段の下あたりに「利用可能な端末」のリストを表示させることができる。

他の児童書を見てみると、アマゾンの値段が上がっているせいで、たしかにKindle版が安い。

たとえばStinkの1巻は、紙の本が688円のところ、Kindle版は370円!米ドルの定価が$5なのでこうなる。もっとも、Stinkなら、まだ3巻セットで安く買えるが、基本的にどの本も同じような感じだ。たとえ、アマゾンでの価格が手数料抜きで1ドル95円相当でも、Kindle版は少し安く設定してあるので常に安くなる。

Stink: The Incredible Shrinking KidStink: The Incredible Shrinking Kid


これだけ安いと少し悩んでしまうが、だが、やはり私の信念としてはまずは紙の本を対象に読書経験を積んで、読書が好きになってほしいので、あくまで実験で限定的に購入している。

ちなみに、iPadのKindleアプリでも辞書が使えて、読みながら調べられる。英和、英英どちらでもできるので、勉強に使うなら非常にはかどりそうだ。

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2 件のコメント:

マモ さんのコメント...

今回の記事、知りたかったこと満載で非常に役に立ちました。ありがとうございます!

ふむふむ、確かに言われてみればその通りなのですが、paper whiteではカラーの挿画のものは無理ですよねぇ。

読みたい洋書がまだハードカバーでしかでてないときとか~、デザート系の軽く読めるような洋書とか、そういう本のお値打ちキンドル価格を見ると揺さぶられます><

欲しいけど、買ってしまうとお手軽さから紙離れしてしまうのが目に見えているようで怖いし^^貸すこともできなくなるし、、でも流されないで上手に使えば大変便利なものだと思います。

児童洋書もどんどん電子化の波に押され紙のものは初版だけとかになっていくんでしょうかね。今では手に入らないものも入手しやすくなる利点もありますけど。

なおぱぱ さんのコメント...

>マモさん

ミモちゃんなら、十分Kindleでの読書が視野にはいってきますね。

そう、ハードカバーで高いものの、Kindleでは多少お買い得だったりもしますよね。

個人的には、ミモちゃんぐらい読書好きになっていれば、もう問題ないと思います。旅行に何冊でももっていけるのが大きいかな。

そうそう、貸すことができないのも辛い。使わなくなった後、他の人に貸して楽しんでもらうのって、うれしいですよね。というか、我が家はマモさんに借りてばかりですいません(^^; いつもありがとうございます。

サービスが終了したらもう読めなくなるかも、という不安があったりしますし、紙の本を置き換えるというよりは、補完する役割を果たしてくれるのかな、と思います。