この前の一期の会で話題になったのが、絵本や本の朗読CDを子どもは聞いてくれないよなあ、ということだった。
そのとき同意していたのは男の子のお母さんたちだろうか。CDを再生し始めたとたんに逃げてしまうとか。もちろん、うちも「さあこれを聞こう」と言って音源を再生してもまともに聞いてくれない。
我が家の場合、逃げるのではなく怒って止めてしまう。4年近く前の記事だが、「かけ流しをいやがるときは」で書いた状況は変わっておらず、基本的に自分の聞きたいものしか再生することを許さない暴君だ。
まあ、多少理屈が通じるようになったが、新しい本・絵本を見せて朗読を聞こうといっても、うんと言ったためしがない。
我が家では必ず最初に読み聞かせをする(最近は自分で見るといって黙って本を奪って目を通すことも)。一度通して話を知ってからでないと安心してCDが聞けないらしい。
10数回も聞いてくれるものもあれば(Fantastic Mr. Foxがたぶん最高記録)、せいぜい2,3回のもの(だいたいこれ)、1回通して聞くのが精一杯のもの、とかいろいろある。
うちの場合、「聞き読み」として本を眺めながら聞くわけではなく、ながらで聞いているので、かけ流しに近い。その時々の気分でしっかり聞いたり聞かなかったり、といった状態のようだ。
これは本当に子どもの好みによって様々で、朗読CDを「こう使わなくてはならない」という決まりはないように思う。
読みを鍛えるためなら、音源を聞きながらページを自分でめくる聞き読みの後、自力読みするのがベストだと思う。できれば、音源を聞くのと自力読みとを交互に繰り返せばよい。
一方、一度も本を開かずに音声だけで物語を楽しめれば、ヒヤリングが鍛えられる。もちろん、語彙や表現も獲得できる。
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一期の会 in Tokyoでみなさんにお見せしたWayside School、文字は小さいのだが、使われている表現や語彙はさほど難しくない。以前紹介したのは1巻目で、続きが出ている。薄いわりに600円ほどするが、語数が多いのでそんなにすぐ読み終わる、という感じではない(特に我が家の場合)。
Wayside School Gets a Little Stranger
Wayside School Is Falling Down
3巻分まとめた朗読CDが出ている。割と淡々と読み進める感じ(著者本人の朗読)だが、分量が多いのでこれを朗読してくれると本当に助かる。我が家では幸運なことにお借りすることができた(ありがとうございます!)。お値段は張るが、それぞれ2万字の本、3冊省略なしの朗読でCD7枚!
The Wayside School Collection: Sideways Stories from Wayside School; Wayside School is Falling Down; Wayside School Gets a Little Stranger
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2 件のコメント:
なおくん、お誕生日おめでとうございます。
なおぱぱさん、単数形・複数形のゲームに関するレス、ありがとうございました。
さて、今回のCDかけ流しの件ですが、、ウチの子達は何度でも同じものを聞いてくれます。・・・私がサボってて、かけ流しは車の中だけ、新しいものを入れないので、同じものを聞くしかないわけですが。。orz
>ものぐさハハさん
ありがとうございます。
同じのを何度も聞いてくれるのであれば、いろいろと工夫のしがいがありますね。サボる言い訳ができないですけど(笑)
年齢が上がるにしたがって、自然といろいろなものを聞きたがる・聞かせたくなるかな。
車のある家庭の場合、かけながし&ビデオ視聴が移動中にできるのがいいですよね~。
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