2013年6月10日月曜日

サタデーの先生との会話から、今後の親子英語の方針を考えてみる

土曜日のサタデースクールも、今年度残すところあと2回(9月から6月までで一年間になる)。実は、今週末と来週末は都合により私が送迎できず、なおままにお願いすることになるので、私が先生に会えるのは先週末が最後。

最後だから、というわけでもないが授業の後で、先生になおの調子を聞いてみた。授業こそ見学できないものの、毎週、先生に気軽に様子を聞くことができる。

先生曰く、まあいつも通りで、きちんとやっていたとのこと。たまに、「年上の男の子たちと一緒にふざけていた」などと言われることもあるので、聞いておくにこしたことはない。

また、自宅での取り組みについては、一年生なので正しいスペリングに気をつける必要はなく、とにかく考えた言葉を紙に書き写す訓練をするべきだ、とのこと。

また、そろそろ1年ちょっと後に迫ってきたアメリカ滞在についても聞いてみた。

ちょうど現地で3年生にあがるタイミングなので、下の学年に下げて入学するのはどうかと考えているので、それについてどう考えるかだ。アメリカはそのあたりが割と柔軟で、必要に応じて実年齢よりも下の学年に入ることもあると聞いている。なおの場合5月生まれなので、9月開始の場合、微妙に早生まれに近く、学年を下げることをちょっとまじめに考えているのだ。

すると、地域によって学校の質が全然違うのでなんとも言えないが、たった半年のことなので、下の学年に入って相対的に良くできる状態の方が、勉学に意欲も出て良いのではないか、とのことだった。

ただ、なおはずいぶんと知識があるので上の学年でも大丈夫だろう、ともいわれた。この週は、授業で副詞(adverb)をやったのだが、なおはすでに"adverb"とは何かを知っていた。ずいぶんときっちりと説明するので不思議に思った先生が聞いたら、Schoolhouse Rockで学んだのだ、と答えたらしい。Schoolhouse Rockはかなり古く(30周年!)、先生もこれを見て育った世代らしい。

映像好きなだけあって、なおはいろいろなビデオから多くの情報を得ているが(それが親である私の狙いでもある)、ビデオを見て知るだけでは定着しない。サタデースクールや日々のワークなどと連動させて学んだ知識を使うことにより、身についていくことになる。

***

さて、今後の方針だが、正直、会話力に関しては、この1年ほどあまり伸びを感じないというか、むしろ発音などは日本人なまりが強くなっているのを感じる。

まあ、私自身の発音が日本人なまりなのだし、そのあたりはあまりこだわっても仕方がないと思う。RとL、BとV、そして母音の区別がしっかりついていれば聞き取ってもらえるので、必要最低限のラインを定めつつ、気にしつつも優先順位を低めにしておく。

むしろ、より複雑なこと、抽象的なことを表現できる力を身につけさせたい。いわゆる「9歳の壁」で、壁にぶつかることのないよう、今のうちから語彙を増やしておかないといけない。

今までどおり、理科、社会に関する知識を幅広く映像を使って吸収させる努力は続けるつもりだ。

が、だんだん新しい素材がなくなってきた(^^; Magic School Busはすべて見て久しいし、我が家での最大のヒット作、Popular Mechanics for Kidsもコンプリートセットをすべて視聴し終わってしまった。これらに匹敵するような教育的で面白い理科系の番組が是非欲しいところだ。

一応、ディスカバリー・チャンネルやナショジオ・チャンネルのドキュメンタリーも(無料の期間に)録画しているが、さすがに大人が対象の番組ばかりで、PMKほどは受けない。また、なおが喜んだものがあったらときどき紹介していこう。

長期的にはこうしたドキュメンタリー番組を中心に視聴させたいところだが、特に今は娯楽番組も含めてバランスをとった方が良さそうだ。

なお自身も、映像は硬軟取り混ぜて、自分でバランスをとっているかのようで、この1週間ほどHorrible Historiesを見ていたが、一昨日ぐらいから、ディズニー・ジュニアの"Jake and the Neverland Pirates"を集中して見ている。

ワークは毎日少しずつ、書く訓練を主軸に進めていく。今後もしばらくは書くこと自体に抵抗がなくなるようになるまでがんばりたいところだ。その後、最終的には自分で情報を整理して主張する、というところまで持っていかせたい。

後は、今後のインプットを考える上で不可欠の「読み」。サイトワードは十分、フォニックスも学年相当には理解しており、しかも語彙力も大丈夫だと思うが、自力読みは進まない。これは、日本語の方も同じなので、まだなおの中で準備が進んでいないのだろう、と判断して、焦らず、ゆっくり読み聞かせを楽しんでいこうと思う。

親子英語ブログを読みあさりつつ、なおが喜びそうな本を探す日々がしばらく続きそうだ。

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8 件のコメント:

Cassis さんのコメント...

あれ?1年半後にアメリカなんですか?
で、半年で帰国してくるんですね?

いずれも初耳の話で驚きました(・_・;)

で、なおくんはすでにご存知で??

理科系、社会系の面白いDVD情報、楽しみに待ってます~。

苺ママ さんのコメント...

3年生と言えば日本でもアメリカでも勉強が難しくなって来る頃なので、親としては慎重に考えちゃいますね。

うちが通っていたインターでも、1学年ダウングレードしているお子さんが何人もいましたよ。言語レベル、生まれ月、あと性格的に“できる位置にいた方が伸びるタイプだから”という様々な理由で親御さんが決めたようです。

一般的にダウングレードの悩みどころは、将来の進学や日本に帰国後の進度だと思いますが、なおくんの場合はたった半年だし、生まれ月を考えると、帰国してもまだ2年生なので、ダウングレードもいいんじゃないかな、と個人的には思います(^^)

なおぱぱ さんのコメント...

>Cassisさん

以前一度だけ報告したかな?そうなんです、一年ちょっとしたところで、半年だけアメリカに滞在予定です。うちの子には伝えてあって、だからがんばってワークをやるように言っています(笑)

>苺ママさん

アメリカではよく聞く話なんですよね~。

算数は超簡単になるでしょうけど、でも言葉のことを考えると、一年遅らせて、気楽に学校生活を送るのがいいのかな、と思っています。

実際には場所が確定して、受け入れ校が決まって、それからの相談になるとは思いますが。まだ具体的な手続きについてはさっぱり不明です(^^;

ママはTESOLホルダー さんのコメント...

アメリカに滞在する予定なのですね。なおくんは、日本できちんと英語に取り組んでいるので、すんなりアメリカ生活になじめそうですね。
アメリカは地域によって、何月生まれから何学年になるという決まりが変わってきます。うちの学校の場合、1月生まれから新しい学年になります。10、11、12月生まれの子の場合半数以上が学年を落としていいます(その方が良い成績をとれるので)。
なお君は知識もあるし、英語もできるので、3年生で大丈夫じゃないかなと思いますが、うちの学校の場合は、1、2年生のうちに読み書きの基礎や、レポートの書き方を詳しく学びます。ここでしっかり基礎力をつけて、3年生になると「応用」になり、今までの知識を元にしてレポートを書きます。改めてレポートの書き方を学ぶことは3年生ではありません。これは学校によって違うと思いますが、そういう面では学年を落とした方がよい面もありますよね。ただ3年生から入って、全く問題ない子もまわりにいますし、悩むところですね。

なおぱぱ さんのコメント...

>ママはTESOLホルダーさん

貴重な現地の情報ありがとうございます!1月始まりの場合もあるのですね。

半数以上が学年を落とす、というのは相当な割合ですね。低学年では教室で相対的に優秀な方が自己認識が変わって、その後の進路に影響を及ぼす、という主張もありますしね。

ライティングに関しては、まだ基礎を学んでいる段階なので、後1年間でどこまで伸びるかを見極めて考えたいと思います。

どうせなら、半年のアメリカ生活、大変さより楽しさを味合わせたいと思っています。

ぼさん さんのコメント...

半年間なんですね。
なおくんの英語もメキメキ伸びるでしょうね。
米国からのなおパパさんのblogのアップも楽しみですー。

ママはTESOLホルダー さんのコメント...

少し説明が足りませんでした。新学期の始まりはどの地域も9月なのですが、何月生まれからその学年に入れるかが地域によって変わってくるのです。例えばうちの次男は次の9月から2年生なのですが、新2年生は2006年1月〜2006年12月生まれの子になります。
学年を落とす子は本当に多く、クラスの4分の1程度の子が学年を落としています。

楽しい学校生活が送れることが一番大事ですよね!

なおぱぱ さんのコメント...

>ぼさん

英語を伸ばしつつ、日本語を忘れないようにさせないと(^^; ブログの更新はがんばる予定です~

>ママはTESOLホルダーさん

あ、そうなんですね!ちょっと日本と違ってややこしいですね。

ママはTESOLホルダーさんの記事をいつも読ませていただいていますが、1年生でも結構高度なことをやっているんですよね。参考にさせていただいています。

まだ基礎力が足りないので、そのあたりを補っていこうと思います。