2014年2月25日火曜日

Language Artsのワーク、必要や否や

1年生になって、フォニックスの後に何のワークをやらせるか、と考えて選んだのが、Language Artsだった(過去記事「一年生(Grade 1)からのライティング-なぜLanguage Artsなのか」)。それまではフォニックスのワークをやらせていた。

アメリカのLanguage Artsという科目は全般的にスパイラル方式というか、同じことを何年かかけて繰り返し学ぶことによって、理解力や達成度を高めていく仕組みになっているように感じる。

ワークブックの役割:我が家の場合」という記事にも書いたが、Grade 1のLanguage Artsのワークに載っている様々な学習事項はGrade 1ですべて習得しましょうということではなく、その後の繰り返しを経て、最終的にできるようになればいいのかな、という感じだ。

たとえば大文字で文章を始めて、ピリオドで終わるということは、G1で学ぶのだが、G2のワークでも出てくるし、G3のBrain Quest Workbookでも少しだけだが出てくる。取り扱われ方を見ていると、さすがにG3ではマスターしておく必要がありそうだ。



去年の春の時点で、Language Artsをやろうと決めてとりかかったのがこちら。

Spectrum Language Arts Grade 1
Grammar and Punctuation: Grade 1 (Grammar & Punctuation)

Spectrumの方は丁寧にやったが、もう一つのEvan-Moorの方は一部だけ選んでやらせた。これはちょっと退屈だった(^^;

Language Artsを最初2ヶ月ほどやって、その後はリーディングやスペリング(フォニックス)、ライティングなど様々なワークをやってきたわけだが、今現在のなおのLanguage Artsの理解度はどうだろうか。

まず、これだけは!と思っていた大文字・小文字の使い分けと、ピリオドだが、未だに文の最初を大文字にするのを忘れるし、ピリオドもつけない。

が、1年半前から比べると、単語の中に大文字・小文字を混ぜることはしなくなった(最初は平気でやっていた)。

その他はというと、単数形・複数形や名詞の格は間違えない。似たような音の言葉の使い分けでは、their, they're, thereの使い分けや、where, we're, wereの使い分けはパーフェクト。itsとit'sは95%ぐらいの正解率。

一方、不規則動詞の変化はちょっと怪しい。

Grade 2相当になってからは、まだ手をつけていないが、もうすぐ、夜のワークに、"Complete Curriculum G2"のLanguage Artsのセクションを組み込む予定だ。まとめ買いしてしまったので、Evan-MoorのGrade 2もあったりする。こっちもG1の時と同様に、一部だけ選んでやらせよう。



タイトルの「必要や否や」だが、Grade 1ではまず、こんなことを知っておく必要があるんだということを親が把握するため、という程度でも、Language Artsを導入しておくと良いと思う。ずっとこればっかりやる必要はなく、子どもの理解力と注意力が増えていくうちに、自然と使いこなせるようになる文法事項も多い。

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3 件のコメント:

マンゴー さんのコメント...

私もなおぱぱさんと同じ考えで、G1のワークをひととおり頑張ったら低学年のうちは十分だと思います。(G4以降は未知の世界なので、「低学年のうちは」と言っておきます^^;)うちは本人がやりたがったのでG3までやり終えようとしていますが、正直、よく理解できているところはやる必要がないし、また、ワークで何度も出てきてもいざ何か書いたときに間違うようなものは、いくらワークをやったところで本人の注意力が育たない限りはエラーが減ることはありません。うちなんて、itsとit'sは未だに混同するようです。(でも、ネイティブでも「えーと、この場合はどっちだっけ」と一瞬迷う人がいるようですので、ちょっと安心。)なおくんは1年生でもうtheir, they're, thereがきちんと使い分けできるなんて、かなりよくできていると思います。

子どもの性格にもよるでしょうけれど、習うより慣れろで、ワークばかりするよりも、エラーは徐々になくなるから大丈夫、とおおらかに構えて、たくさん読んだり書いたりすることを楽しめば、ひととおりのことはちゃんと身につくと思います。不規則動詞の変化も、これからみるみるうちにしっかりしてきますよ~^^

マナバナナ さんのコメント...

はじめまして。お子さんが3才頃のブログを特に熱心に読んでいる読者です。もちろん小学生になってからの記事も参考にさせていただいています^^)。

>アメリカのLanguage Artsという科目は全般的にスパイラル方式というか、同じことを何年かかけて繰り返し学ぶことによって、理解力や達成度を高めていく仕組みになっているように感じる。

最近、未就園児向けですが、ABCMouseのカリキュラムをじっくりと見ていて、同じように感じました。同じことをLevel 1から何度も繰り返して進むのですよね。確かに理解力と注意力が年齢なりに育てばそんなにキッチリやらなくてもできるのではという気もします。自分が国語は読書で乗り切ったようなものなので余計にそう感じるのかもしれないません(its と it'sのエラーについては大学生向けの手引きでも見かけたことがあります)。

ところで相互リンクを募集されていたら、かけさせていただけると嬉しいです。

なおぱぱ さんのコメント...

>マンゴーさん

いつも娘さんの課題への取り組み方や成果などを拝見して、「いつかこれぐらいのレベルになれれば…」と妄想しているので、マンゴーさんに「それで良い」とおっしゃっていただけるととても安心できます(^^)

同音異義語はネイティブも間違える人いますよね(^^;

なるべくクリエイティブな自己表現としてのライティングを自発的にできるように、サポートをしていってやりたいと思うのですが、どうなるやら、という感じです。

>マナバナナさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

3歳の頃の記事、今読み返すとなおが可愛いのなんのって!とつい親ばかが入ってしまいます。

日本のカリキュラムは階段方式のことが多いので、ちょっと戸惑う面もありますが、負担なく学習成果を積み重ねていけるのはいいな、と思います。

相互リンク、承知しました。ありがとうございます!