2014年4月8日火曜日

ワークの選び方

コメント欄でワークの選び方についてのご質問をいただいたが、あまり今までしっかり考えていなかったので、これも良い機会だなと思って、ワークについてちょっと考えてみた。

まず、ブログでは最近ついワークのことばかり書いてしまうが、ワークをどんどん進めることがイコール英語力の育成だと考えているわけではない。

算国の家庭学習とも通じるのだが、低学年では単なる学習習慣をつけるため、そしてどの程度文章を理解しているか、また表現する力があるか、を常に親が知り、次の一手を考えるための手がかりとしてワークがあると思う。

算国と大きく違うのは、英語の場合、学校に行って正規のカリキュラムで学んでいないという点。

このため、アメリカでの学校教育のカリキュラムに基づいたワークを見て1年生(Grade 1)でどのような事項をマスターする必要があるのかを調べてみた。

もちろん、英語教育の専門家でもなんでもないので、詳しく分析するというよりは、見出しを参考にする程度だ。

今まで見た中では、特にきっちりと学習事項がわかりやすいのは、日本における国語にあたる"Language Arts"。これを最初に選んだ経緯については、以前書いたことがある。

その後、リーディングやライティングのワークも色々見てみたが、ワークをやらせる親にとって、学ぶべき事項がわかりやすい構成になっているのは、SPECTRUMとEvan-Moorだと思う。

ScholasticのSuccess withシリーズは、子どもが飽きないような工夫がされているのだけれど、逆に何を学んでいるのかが見えてこないときがある(特にreading)。

まあ、重要な事柄なら、どのワークでもカバーされているはずなので、あまり厳密に考えずに、ひとつ手に取ったら、自分の子ができそうなところ、できなさそうなところを見極める。

時間がなくて子どもの落ち着きがないときは、できそうなところ(わざわざやらなくてもよいところ、ともいう)、落ち着いていて時間があるときは、ちょっとできなさそうなところを。



なおの場合、Grade 2で扱うLanguage Artsでは、これが根本的にわかっていない、というところはない。ただし、発話や書いた文章にエラーがないということではないので、ゆっくりと基本的なところは注意しつつ、話す練習と書く練習を続ければよい。

読みに関しては、語彙力は充分だが、流ちょう性に欠ける。書く方では、綴りはまあまあ、といったところだろうか。

苦手な部分をワークで鍛えるというよりは、日々の生活の中でなんとか全体的な生活を伸ばし、そのアセスメントをワークでしていく。

例外は文を書く練習で、これはもうワークの時間でしか英文を書かなくなってしまっているので、意図的に必ず文を書くワークを毎日やらせている。



ワークの問題は、難しすぎないこと、でも、易しすぎないこと。

同じ問題集の中でも得手不得手によって難易度が変わってくる。使える時間と子どもの状態によって調整する他、算数は易しいものにしたら英語は難しめ、といったように、一日の中でも組み合わせを工夫する。



ワーク以外の方法で英語力、そしてその他の力をどう育てるか、ということに関しては、むしろ私は日々親子英語ブログのみなさんの取り組みを見て、参考にさせていただいている状態だ。

具体的に我が家でやっているのは、各種ボードゲームとパズルだ。

これもあまり厳密にこの能力が伸びるから!と考えて取り組んでいるわけではなく、元々親が好きだから。私がボードゲーム担当で、なおままがパズル担当といった感じで、完全に親の趣味が反映されている。



今日はまだ給食がなく、午後はのんびりした時間を過ごしたらしい。この前買った"Why? Human Body"を散々眺めていたとか。高かったので、読んでいたと聞いたらほっとした。

他には、なおままお手製マグネットチェスのコマで、磁石遊びをしていたとか(説明すると長くなるので省略するが、マグネットゲームのコマに印刷したチェスのマークを貼り付けたりして何やらしている)。

帰宅後は、以前紹介した無料のサイエンスニュースの4月号が出ていることに気がついたので、それを一緒に見て、後は小学校の新しいクラスのお友達の話、担任の先生の話など。

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