今日はなおの小学校の土曜参観。2時間目の算数と3時間目の図工の参観に行ってきた。
算数は2桁の足し算・引き算の文章題がテーマで、こんな問題をやった。
順番にひとつずつ。まずは、これ。
1.赤い折り紙が68枚あります。青い折り紙が31枚あります。全部で折り紙は何枚あるでしょう。
これはもちろん足し算で、68+31=99。これは子どもたちはみんな大丈夫。
2.どちらが何枚多いでしょう。
次は引き算で、68-31=37。引く数と引かれる数が入れ替わってしまう子がいるようだった。
3.赤い折り紙を25枚使いました。折り紙は残り何枚でしょう。
最後はこちら。これも引き算で、68-25=43。
この式と答えを他の子が説明した後、なおだけが手を挙げて、前へ。
問1で合計で99枚と出しているから、残りの折り紙は99ー25=74だと答えた。
これを聞いた瞬間、私は確かに!と頷いてしまった。最初に折り紙の合計の枚数を聞いており、最後の質問で「折り紙は」と聞いているのだから、青と赤、両方をあわせた枚数を答えるべきだ。
だが、残念ながら先生によれば、答えは最初の43枚で、なおの考え方は間違いだそうだ。
赤い折り紙だけを考えます、という説明を受けてもなおは納得がいかない様子。
後で聞いたら、「ひっかけ問題だと思った」そうだ。うちでやっている算数の勉強は、日本語のものはドラゼミとZ会のグレードアップ問題集ぐらいだけれど、すでに「ひっかけ問題」の存在に気がついているらしい(^^;
私にしてみたら、問題の説明不足なのでなおの答えも丸にしてやってもいいのではないかと思うが、あまりそのあたり融通が利かないらしい。
お父さんはなおが正しいと思う、といってたくさん褒めておいた。ひとりだけ、他の子どもと違う意見を前に出て言うのはそう簡単なことではない。
面白かったのは、参観が終わった後、ちょっと顔見知りのお母さんに、なおの考え方が正しいと思う!と声をかけていただいたこと。やはりそうだよねえ、と思ってしまった。
↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!ランキングのクリックお願いします。
6 件のコメント:
私もいつもモヤモヤします。日本の学校の先生はこういう傾向にあると思います。外国もそうなのかな?
うちの旦那はよく、日本人教授と外国人教授の違いについて同じようなこと言ってます。
子ども達が通っていたインターの先生たちは違ってました。もっと子どもの考えに寄り添ってた。
中学校に行きはじめて、英語のテスト回答みると明らかに答えとしてはあっているのに、先生の教えたとおりの答えじゃないと減点になったり間違い扱いに。より一層もやもやです^^;
なおぱぱさんと同様、子どもたちの答えが間違いではないとサポートしています。
http://blogs.itmedia.co.jp/magic/2011/12/6886-2d5b.html
日本の初等教育は,こんな感じの理不尽がまかり通ってるみたいです.
>Marieさん
どうなんでしょうね。日本の教育はどうしても単一の答えを受け入れることを重視する傾向にあると思います。
中学校に入ったら、英語の授業ではいろいろと納得いかないことがでてくるのかなあ、と思います(^^;
>GOZZくん
理念としてはわかるんだけど、実際の現場では必ずしも理解されてはいないのかもしれないね。
引っ掛け問題に引っかかったCassisです(笑)
確かに!
きちんと問題を読めば、なおくんが正しい!
先生、せめて「なるほど!」って膝を叩いてくれればいいのに。。。
出題の言葉が曖昧、というのは罪作りですねえ・・・
これは、かなりもやもやしますね。読みながら計算したのですが、私もダンナも74!と答えました。算数の問題というより、答えに43を求めさせるなら問題文の日本語が間違っているように思います。という私の日本語も「かなりもやもや」なんて間違ってる気がしますが。。 「かなり」の時点で、もやもやで留まらないような。。(^^ゞ
遅くなりましたが、英検1次合格、おめでとうございますー。
>Cassisさん
参観で見ていた私たちも、普通に赤い折り紙だけ考えていたので、思わず褒めてしまいました(笑)
先生も想定していなかったんでしょうね(^^;
>ものぐさハハさん
すごい!なかなかに頭が柔らかいですね~。
英検は2次もがんばります(なおが、ですが)。ありがとうございます~。
コメントを投稿