フランス旅行だのサマーキャンプだの色々あったが、なんとか夏休みの宿題も終わりそうだ。
夏休みを通じて取り組んできた、ワークブック"Daily 6-Trait Writing G2"(以前紹介したライティングのワーク)がほぼ終了したので、中身を少し詳しく紹介してみよう。
以前の記事にも書いたが、大きな特徴はすべてのページに対して模範解答が存在すること。これは、親子英語で使うワークとしては願ったり叶ったり。
1ページあたりの分量は少なめな代わり、(6つのTrait)X(4週間)X(4日間)(プラス一日はお題を与えられて作文)の計96ページ分ある。
ゆっくり、みっちりそれぞれのスキルを獲得しよう、という設計になっていて好感が持てる。
とおしてやってみたところ、特に後半に他のワークにはない内容があって、なかなかに興味深い。
ひとつは、"run-on sentence"と呼ばれるエラー(Wikipediaでの説明)で、2つの文章が不適切にくっついてしまっているもの。ワークの中ではこんな例がでてくる。
We got a new mouse her name is Tiny.問題自体は決して難しくないのだが、G2からこの概念を取り扱うのがなかなかに面白い。
関連するのがandとコンマの使い方で、文と文をつなげるときにはandの前にコンマをつけるのだが、句をつなげるときにはコンマがつかない、とかいろいろややこしいルールがある。
また、それでは短い文をずらずらと続ければよいかというとそうでもなく、そうするとchoppyだということになる。G2ぐらいから複文を作ることを学ぶようだ。
また、なおが困っている、そして私も教えづらくて困っているのが、formalとcasualな文章の違い。私は概念としてはわかっているが、なかなか具体的な答えを提供できない。
また、視点(point of view)という概念もでてくる。要は物語のキャラクターになったつもりで文章を書く、ということなのだが、これに対してなおが妙な抵抗を示した。
ある人物なり動物になったつもりで、引用符でくくられたIで始まる文章を作る、という課題のとき、文章は問題なく作れるのだけれど、嫌なのだという。さっぱりわからないが、感覚的なものらしい。嘘をついている気分にでもなるからだろうか。
一枚一枚は短くてすぐ終わるし、あまり長い文章を書かせたりはしないので取り組みやすい一方、教えている内容は深い。
独特のカリキュラムでライティングを教えるこのワークブック、確かに多くの人が勧めるだけの良さがあると思う。
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