食べ物の好みというのは人それぞれで、客観的に良し悪しが決められないけれども、少なくとも我が家にとって、食事の面からはアメリカ滞在は決して快適ではなかった。
10年以上前だが、なおままと私は数年間アメリカに住んでいたので、予想はついていたが、ほんと変わっていないなあ、というのが感想だ。
外食では、昔は日本に比べて安いという印象があったのだが、長年のデフレと価格破壊と、それから昔よりも物価が高い地域に住んでいることもあって、むしろ割高の印象だ。
とはいえ、日本ではあまり見ないメキシコ料理とタイ料理のお店に行きまくった。
他では、昔は見なかったホットサンドイッチ・チェーン、Quiznosがなかなかに美味しかった。
そして、友人に勧めてもらって行ったピザレストラン・チェーン、カルフォルニア・ピザ・キッチンもかなり良かった。
スーパーで買えるものの中で、なおが喜んだのがEGGOの冷凍ワッフル。バターを塗ったり、メープルシロップをかけて毎日のように食べた。
オレンジジュースも濃縮果汁還元ではない、しかもつぶつぶ(pulp)がたっぷり入ったものを毎日。近くのスーパーに売っているもののなかで、コストパフォーマンスが良かったのはSimply Orangeというブランド。
親の我々が気に入ったのは、色々なメーカーから出ていたgreek yogurt。何がどうギリシャ風なのか分からないが、濃密な味わいでデザートのようだった。気になって調べてみたら、日本でも売っているらしい。
また、普通のヨーグルトでも、Stonyfieldブランドのヨーグルトが美味しかった。
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食べ物で一番辛かったのはパン。普通にスーパーで売っているパン類は食べられたものではなかった。
美味しいパンを売っているベーカリーもあるようだが、なかなか日々の生活の中では買いに行けず。
2 件のコメント:
トップ・シェフ・マスターズなどを見ていると、アメリカの食文化も変わったなぁ、日本の食材もだいぶ浸透してるなぁなんて感じますが、やっぱり一般社会では、そんなことないんですね。
でも、物価の上昇には驚きですね。というか日本の物価が上がってなかったんですね。。
>ものぐさハハさん
日本の食材の手に入りやすさは、州にもよると思います。
好みの問題なのかもしれませんが、基本的なところであまり美味しいと思わないんですよね~。
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