2015年4月4日土曜日

漢字の予習、工夫を重ねた結果

2年生のときは、漢字は小学校で学ぶだけで、家でときどき復習させる程度だったが、半分ほど学んだ時点でアメリカに行ったので、自宅のみで学習することに。

そのときのやり方はこう。



ステップ1.5つの漢字を一セットにして5日間ほど毎日練習させる。これを残りの漢字すべてに対して一気に進める。一日目はお手本をなぞる練習、残りの4日間は例文を作る練習にした。

ステップ2.2年生の全漢字を対象にしたプリント10枚を毎日1枚ずつテスト形式でやる。1枚には20個の漢字が載っている。このプリントはオンラインサイト「ジャッカ」さんのもので、4セットを繰り返す。



ステップ1を終えてステップ2に移った時点では、1枚にある20個の漢字のうち、半分ぐらいしかできなかったが、繰り返していくうちに正答率が上がり、最終的にはほぼ100%になった。

このやり方の欠点としては、まず負担感が大きいこと。

ステップ1でやっているとはいえ一気に大量の漢字を学ぶので、、ステップ2に移ったときにはかなり記憶から薄れてしまっている。一学期に学んだ漢字は小学校でゆっくりやっているので覚えているが、半分ぐらいしか書けない状態でテスト形式で繰り返すのは、「わからない」感が大きすぎた。

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そこで、3年生ではちょっとやり方を変えてみた。

ポイントは、単純な練習をさせないこと。テスト形式により定着率を高めること。かつ、負担感が少なくなるような工夫をすること。

今のシステムはこんな感じだ。



ステップ1.4日間続けて、自作の10問の漢字テストをする。この10問には4つ新しい漢字、前の週の4つの漢字、前々週の2つの漢字が入っている。新しい漢字4つは初日にはタブレットで練習する。残り3日はタブレットのお手本を見ながら書く。

ちょっと分かりづらいかもしれないが、ポイントは4日間、同じ漢字プリントを繰り返すこと。この4日間が繰り返しの期間の単位になる。

使っているアプリは「楽しく学べる漢字シリーズ」。忘れている漢字は、やはりタブレットのお手本を見ながら書く。

ワークはアプリに出てくる順番に問題が並ぶ必要があるので、自作。作成に使うのは、「漢字プリント自動作成 Kanji-PRI」というプログラム。



このシステムだと、新しい漢字は最初の4日間、そして次の4日間の計8日間は必ず練習またはテストとして書くことになる。これだけやると、だいたい9日目にはなんとか書けるようになっていて、定着しているようだ。

さらに、今は春休みで時間があるので、4日に一度ぐらい以前やった漢字を復習としてテスト形式で書かせている。

3年生の漢字200字をすべて練習し終わるのが6ヶ月後、9月末ぐらいになる。その後は2年生のときのステップ2と同様、すべての漢字を短期間で繰り返しテストする形式になる。ここで紹介した漢字ドリルや、やはりジャッカさんのプリントを使う予定。



欠点としては、せっかくいくつか3年生の漢字関係のワークを買ったのに、結局手作りのワークに頼っていること。

また、せっかく定着させた漢字も忘れる前に繰り返さないといけないのだが、このシステムだと1日1回の勉強では復習する時間がない。この漢字練習は朝にやっているので、夕方に漢字練習を追加しないといけないかもしれない。

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2 件のコメント:

p60papa さんのコメント...

いつも興味深く読ませて頂いています。復習の大切さは理解していますが同じだと飽きてきます。新しいものとのミックスを考案されるとは素晴らしいです。もし、よろしければミックスの詳細を知りたいのですが、正誤率も加味される前々回の復習になるのでしょうか?どのように復習問題に取り込んでおられるのか知りたいです。

なおぱぱ さんのコメント...

>p60papaさん

コメントありがとうございます。

ミックスの詳細ですが、お気づきかもしれませんが、前々回の漢字は4個あるのに2個しか入れられません。正誤率を考慮して2つ選ぶこともできますが、我が家では2種類用意しています。

もう少し丁寧に今日の記事で説明しますね。