2015年5月7日木曜日

小学生での英語教育の弊害について:補足

昨日書いた、英語教育の弊害についての補足を少し。

最近日本語と英語で読むもののレベルが変わってきてしまっているのは、半年海外にいて、日本語で書かれた本を十分に手に入れることができなかったから、というのも大きく影響していそうだ。

日本で親子英語を続けていたら状況は違っていたのではないかと思う。

いずれにせよ、もう一度アメリカに行く前に、日本語の読書レベルが英語に追いついて欲しい。

そこで、なおにねだられたこれを買ってみた。

植物世界のサバイバル1 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)植物世界のサバイバル1 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)


植物世界のサバイバル2 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)植物世界のサバイバル2 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)


GWに本屋に2人で行ったので、5月分のマンガとして購入した。去年まではドラえもん全集を1冊ずつ買っていたが、最近少し飽きてきたかな、と感じるため(それでも、買ったら必ず全部読むが)。

小学生に大人気のサバイバルシリーズの植物編。

昔からある「○○のひみつ」シリーズなどよりもストーリーがダイナミックで面白い。フルカラーなのも人気の理由だろう。

おそらく理科の解説の部分は読み飛ばしていると思われるが、またいつか読んでくれたらいい。

今のところ、本棚の4分の3ぐらいは英語なので、これを半々ぐらいに持っていくつもりで色々買ってみよう。



読書の効果には、語彙を増やす効果と、単語を認識する(デコードする)のが労力なくできるようになる流ちょう性を高める効果とがある。

難しい本を読めば語彙が増えるが、易しい本の方は流ちょう性を高めてくれる。

活字だけの本でお気に入りが見つかるまではマンガに頼りつつ色々試していこう。

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5 件のコメント:

Noriko さんのコメント...

うちの子どもたちの語彙は一般的な一言語だけで育った子の半分とまでは行かないにしても80%ぐらいかな〜と思います。(デキる子と比べたら半分ぐらいかも)
確かに英語育児の弊害ですね。。。でもなおくんは英語とは言え、一方の言語でそれだけの語彙を獲得していたら日本語は付いてくるのでは?うちはどちらも突出してないのがまずいかな〜と思ってるところです。

masyaまま さんのコメント...

なお君、かなりの読書家ですよね。羨ましい!!

うちはまだ読書に目覚めてくれないんですよね。(日英とも)読んであげれば喜ぶのですが(-_-;)

なおぱぱ さんのコメント...

>Norikoさん

日本語だけの環境で育った子でも語彙数に差がでますから、何%かというのは調べづらいですが、さすがに英語で1日の1/3ぐらい過ごしているとゼロってわけにはいかないですよね。

語彙力ではなくて、読解力・理解力ということであれば、英語で培った力でも十分に日本語で発揮されるはずです。

いずれにせよ、まだまだこれから。Norikoさんのところは英語で学習することになりますし、大丈夫ですよ!

>masyaままさん

英語、日本語で字を眺めている時間が増えてきました。ビデオも長いですが…。

読み聞かせを喜ぶうちは、読み聞かせで大丈夫だと思います。後は男の子の場合は図鑑やマンガなどの絵の多い本で導入でしょうか。

ママはTESOLホルダー さんのコメント...

日本語、英語の両方で教育(育児)を受けていると、どうしても日本語の語彙力は日本語オンリーの教育を受けた場合と比べると弱くなってしまいますよね。(比較対象は我が子)

うちも二人とも語彙力は英語>日本語で、英語ほどの語彙力が日本語にはありません。
日本語の本と英語の本のレベルに差があります。^^;特に長男に関しては10歳までの5年間をアメリカで過ごしたため、同学年の子と比べても語彙力は劣ります。

ばおぱぱさんが書かれている

>語彙力ではなくて、読解力・理解力ということであれば、英語で培った力でも十分に日本語で発揮されるはずです。

というコメントは「まさに〜」と思います。
日本語の語彙力が劣る長男ですが、国語の読解問題は100点近い点数をとれています。
でも語彙力を問われる問題は情けない点数です。
(うちの子どもが通っている学校の国語のテストは表が読解問題、裏が漢字や言葉の意味の問題なのですが、表は100点、裏は50点なんて時もあります^^;

なおぱぱ さんのコメント...

>ママはTESOLホルダー さん

やはり外国で現地校で過ごすと、日本語のインプットが足りなくなりますよね。

長男さんの読解力はパーフェクトで語彙力が…という話、まさしく!という感じですね。

英語を学習言語としてきっちり軸に定めていければ、語彙力は必ず追いつくと思います。

うちの場合、小学校での国語にはきっちりついていく日本語を維持しつつ、英語もそれなりに伸ばしていこうと考えています。

果たしてこれからどうなるかは、乞うご期待、ということで(^^)