2015年10月5日月曜日

「スポンジボブ効果」について思い出した

「スポンジボブ効果」というのがマスメディアを賑わしたことがある(過去記事)。4年ほど前だが、New York Timesに記事が出たりして、一世を風靡した。スポンジボブを見せた子どもたちは、教育的なアニメを見せた子どもたちに比べるとテストスコアが落ちる、といった実験結果だ。

これを昨日、実感するような出来事があった。

平日は割と朝、急いでせかされながらワークをして学校に出かけるのだが、昨日は日曜日。特に急いでやることもないので、朝、ゆっくり本を読み始めたなおを放っておいた。

結局、10時過ぎになるまでのんびり本を読んでいた。

その後、ようやくワークを始めたのだが、なおが自分で驚くほど冴えていた。別に英語だけではなく、算数や国語の出来も素晴らしかった。

やはり落ち着いて本を読むことにより、集中力が増すのだろうか。



スポンジボブ効果に話を戻すと、我が家ではスポンジボブそのものは見ていないものの、"Johnny Test"や"Fairly OddParents"あたりは展開が早いナンセンスアニメなので、たぶん似たような効果があるだろう。

まあ、アニメを見た直後は集中力が落ちるというのはあるのかもしれないが、同時に馬鹿らしい番組を見て、ゲラゲラ笑ってストレス解消!という側面もある。

我が家ではあまり神経質にならず、適度に節度を持ってテレビ番組に接することにしよう。



ちなみに、気になって調べてみたところ、スポンジボブ効果はマスメディアでは受けたが、その後、研究の展開はない。あまり真剣に考える必要はなさそうだ。

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2 件のコメント:

p60papa さんのコメント...

本文に記載されておられるように、早いストーリー展開が、視聴している子供の論理的思考スピードを越えると生じる現象だとNHK論文で見た記憶があります。
展開スピードの問題であり、内容の良し悪しでは無いようですので、我が家では子供に相応しい展開スピードを基準にしてTVを観させるようにしていました。今では子供が成長したので、展開スピードの意識はせず、むしろ内容重視で選択しています。

なおぱぱ さんのコメント...

>p60papaさん

これだけ重要な結果であれば、もっと調べて報告している論文があっても良さそうなものですが、単発で終わってしまっているので、正直、あまり真面目に考える必要はないかもしれません。

いずれにせよ節度を持ってテレビ番組とつきあいたいものですが、子どもが好きなので我が家ではそのあたりの調整に苦労しています…。