中古車を買うためにはアメリカの免許証がないといけない、ということが分かったというのが前回まで。
大昔になるが、留学生だったときは車を買ってまず国際免許証で登録し、その後州の免許証をとった。
今は国際免許証がまったく信頼されなくなっていて、それがあれば運転はできるけど、何の証明にもならないよ、という感じだ。
ではしかたない、面倒だが免許を取らねば!と地域のDMV、つまり日本で言うところの運輸省の出先機関に行ってみた。
すると!20歳以上で今まで免許をとったことがない人は60日間の仮免許期間の後、試験が受けられるという。
60日間も待たされるのは非常に困る…。
私の場合、日本から国際免許証を持って行ったので大丈夫かと思いきや、それは使えないという。日本の免許証に加え、翻訳を大使館から入手しろ、という。
このあたりは州によって、また時代によって変わるのでいつでもどこでも、というわけではなさそうだが、少なくとも私が住んでいる地域では大使館の翻訳つきの日本の免許証じゃないと駄目らしい(実は、中古車屋でも同じようなことを言われた)。
前回のアメリカ滞在は半年間レンタカーで過ごしたので免許証をとらなかったので(面倒だし)、前の州ではどうだったのか分からない。
私の問題は、留学時代の大昔の免許証(失効済み)を日本に置いてきてしまったこと。
大使館のHPに行ってみたら運転免許証の翻訳というニーズは結構あるらしく、正規の業務のようだ。比較的すぐに発行されるが、本人が取りに行かないと受け取れない(申請は郵送でもできる)。
もう大使館に何万円もかけて旅行するしかないか、と思いかけたが、なおままとなおが日本にまだいるので、急いで連絡して昔の免許証をもってきてもらうことに。
なおままとなおが到着したのが昨日で、今日は持ってきてもらった免許証を持ってDMVへ行き、筆記試験と実地試験を無事済ませて1時間半ほどで免許証を手に入れることができた。
ちなみに、現在アメリカで運転免許証をとろうと思うと必要なのはだいたい、この2つ。
1.30日以上有効な滞在許可(多くの人は観光のためにビザ免除で入国するが、その場合はおそらく駄目)
2.住所を証明するもの:アパートの契約書など
昔と違って、今は発行される運転免許証は滞在期間中しか有効ではないため、留学生だと卒業までしか有効ではない。
昔はアメリカに観光で来てついでに免許をとって、日本に帰ってから日本の免許に変更してもらえば、高い教習所代を払わなくて済む、という話があったが、上記の理由で今は留学生ぐらいしか使えない技だ。また、現地で免許を取った後3ヶ月以上滞在する必要があるし、技能試験も受けなくてはいけないこともあるようだ(昔は書類を出すだけでOKだった)。
日本も米国も、運転免許証に関わる法律は結構変わるので、なおがいつかアメリカに行くことがあって、免許を取ろうと思っても、そのときには状況が変わっているのかもしれない。
2 件のコメント:
自分が免許を取った遠い昔のことを思い出しましたー。私は、留学中に免許を取って、日本では、教習所に通わずに試験場で免許をとったクチです。でも、試験場での審査基準がいちいち細かくて、なんと2度も落とされてしまいました。orz落ちても国際免許で運転して帰ったんですけどねぇ~~。
>ものぐさハハさん
おお、海外取得組ですか!私の時代は、海外で取得すると日本の免許に手数料だけでそのまま変更できて、試験とか不要だったんですよね。
帰国したときに、日本の免許が失効していたのでアメリカの免許を日本の免許に変更したのを今思い出しました。
アメリカでとった免許の国際免許で日本で運転するのって、面白いですね。
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