2016年5月2日月曜日

LEGO Education WeDo 2.0を買ってみた

以前紹介したレゴ・エデュケーションのロボティックス教材の新商品、WeDo 2.0、予定通り購入してみた。おもちゃとしては高いが、教室に通わせるよりはこれを買って自宅で一緒に遊びながら取り組む方が楽しい。

ちなみに、送料と消費税込みで、$180ほど。今の為替レートだと2万円ほど(しかし、為替レートが今一気に円高に振れていて、ちょっと前にかなりまとまった金額を送金した私としては非常に悔しい)。

一昨年購入して遊んだ(学んだ)初代WeDoがどんなものだったかは過去記事を読んでもらうとして、ここではバージョンアップして変わった点をまとめておこう。

まず、ケースが立派になった。

これはささいなことのようで重要だ。

初代WeDoの最大の欠点は、細かいパーツが多すぎて、ちゃんと揃っているのか分からなくなり、気がついたら重要なパーツがなくなっている、ということだと思う。

また、欲しいパーツを探す、というのが大変で、6,7歳の子が取り組む際のネックになっていた。

この2.0では、どこにどのパーツを入れてしまうのか指示する紙がついてきて、仕分けトレイにパーツを分類して収納できる。

これが良く出来ていて、慣れてくると欲しいパーツをぱっと取り出せるようになる。


商品構成の大きな変化としては、グラフィカルな制御プログラムが別売りではなく付属になったことと、カリキュラム(指導案)も最初の4つの課題は無料でついてくるようになった。

ただ、この最初からついてくる課題は、非常に基礎的なもので、慣れにもよるが、あっという間に終わってしまう。

制御ユニットをBluetoothで繋いで、モーターを動かす、センサー(距離センサーと傾きセンサー)の入力を読む、というところだけ。

実質的に、別売りのカリキュラムパックがないと活用するのは素人には難しいだろう。

今回私が購入に踏み切ったのは、6月まではこの別売りパックが無料ダウンロードできる、というキャンペーンがあるからだ。

すでに初代で経験済みということもあって、最初の4つの基本課題は簡単すぎて、一応モデルを作って、軽くプログラムを作成しておしまい。

その後、なおはギアを組み合わせて、すごくゆっくり動く車とすごく速く動く車を作っていた。こちらは速く動く方。回転の方向を変えるパーツがあまりないので、不格好だが、平面ならきちんと動く。


その他、重要なアップグレードとしては、やはりパソコンから無線でコントロールできるのは楽しい。特に車の場合、走らせる距離がぐんと伸びるので、遊びの幅が広がる。

また、我が家ではまだ試してないが、iPadなどでもカリキュラムを見たり、プログラムを作ったりできるようになった。これは嬉しい家庭が多いだろう。

ただし、初代と比べるとはっきりとグレードダウンしているところもある。それは、同時にコントロールできるユニットの数。初代では3つのユニットを同時にコントロールすることができた。モーター+センサー2つ、ということができたが、新型ではモーターを使うとセンサーは一つだけ。

また、付属するモーターは一つなので実際にやる人は少ないかもしれないが、2つモーターを積んでセンサーをつけて迷路を解く自律ロボット、みたいこともできない。

まあ、そこまでがんばりたいなら、EV3でやれ、ということなのだろう。



なおの反応としては、欲しいかと聞かれたらYesだったものの、できることが初代と大差ないので、今のところは飛びつくというほどではない。

週末に親子で暇な時間ができたら、ちょっとずつ取り組んでいこう。

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2 件のコメント:

maomao さんのコメント...

We Do憧れます~!ともくんがぜったいハマりそう!
でも私じゃチンプンカンプンだろうな^^;
教室も探したりしていますがやはり授業料高いですね。
夏休みはロボット教室行かせたいです。

なおぱぱ さんのコメント...

>maomaoさん

この手のロボット教室って高いんですよね~(^^; 自治体が補助している教室なら安いようで、羨ましいかぎりです。
中学生ぐらいになれば自力でいくらでも資料を調べてできるような気がします。