4年生になってから、国語の勉強でいわゆる説明文の問題を解くようになったのだが、問題集で題材に使われている文章のクオリティにどうにも納得がいかないことが多い。
一番困るのは、自然保護系の文章にありがちなのだが、はっきりとした根拠のない、センチメンタルな文を混ぜてくること。
アメリカではかなり重視される事実と意見の違いが、結構ないがしろにされていることが多い。
なおもそのあたりは気がつくようで、読みながらプリプリと怒っていることが多く、なだめるのが面倒で無駄な作業だ。
日本でも、もちろん事実と意見の違いは国語の授業で取り上げられる重要な事項の一つなのだが、問題集を編集する人たちが題材を選ぶ際に重視しているとは思えない。
メインで使っている四谷大塚の「予習シリーズ」もそうだが、スタディサプリの国語基礎の問題もあまり良くない。
私自身は国語は得意というほどでもないが、苦手でもなく学生時代を過ごしてきたが、大学入学移行、さらに留学時代を経て、国語についての考え方が大きく変わった。
日本の学校で国語を勉強するからには、学校ないし受験で良しとされる国語の考え方を身につけないといけない。そう考えると、少なくとも後3年ほど、なおの国語をみてやるたびにストレスが貯まりそうだ。
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