自分で頭と身体を動かして「解決する」ことを繰り返すことによってのみ、学力が得られるというのが私の信念で、とりあえずは手っ取り早く問題集を使っての演習に頼ってしまっている。目標は、テストで点が取れるようになること、ではなく(まあそれも必要だけれど)、今後の学校生活で必要な、学習言語としての日本語の運用能力を高めること。
だからこそ、昨日書いたように主観と客観の区別がしっかりついていない文章を題材に使ったりする国語業界が妙にポイントを外しているように感じられる。
これが中学受験そのものが目的であるのなら、「試験にでる」のだから、どんな内容であろうとも、高得点がとれるように訓練するのが目的になるのだが、純粋に言語の運用能力を上げるという視点からは、中学入試のための試験勉強は必ずしも最適解ではないだろう。
***
今年度の国語の勉強をまとめておくと、
取り組み済み
- 「出口汪の日本語論理トレーニング 小学四年」 基礎編、習熟編、応用編
- 予習シリーズ 4年国語 メインテキスト(中断)
- 予習シリーズ 4年国語 基本演習問題集 上
- 毎日のドリル 小学4年の言葉と文
- 毎日のドリル 小学4年の文章読解
- スタディサプリ(基礎)
- 予習シリーズ 4年国語 基本演習問題集 下
- くもんの小学ドリル 4年生の言葉と文のきまり
- くもんの小学ドリル 4年生の文章の読解
- グレードアップ問題集 小4国語 漢字・言葉
- グレードアップ問題集 小4国語 読解
「出口汪の日本語論理トレーニング」の3部作は最初簡単すぎるが、最後の応用編は良かった(一部、やりすぎの箇所を除く)。理科・社会・算数といった教科で、読解力がどう活きるか、実例を挙げて訓練できる。
予習シリーズのメインテキストは難しすぎて、正直我が家の目的には向いていなかった。基本演習問題集の方は、さすがに基本と謳っているだけあって取り組みやすく、しかも記述問題が結構含まれているので、好印象。
スタディサプリの国語(基礎)は、難易度的には悪くない(昨日書いたように、一部説明文の質が低く感じるが)。時間がないので説明ビデオは見ず、問題を解いて私が解説するのみ。
昔からずっとやってきているグレードアップ問題集も4年生の分を用意してある。このシリーズは中学受験は必ずしも考えているわけではないが、でも教科書レベルの問題は少し易しすぎる、という家庭をターゲットにしているようで、問題の難易度が絶妙で取り組みやすく、無理がなく、それでいて歯ごたえがある。
Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 読解 (Z会小学生わくわくワーク)
Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 漢字・言葉 (Z会小学生わくわくワーク)
実のところ、予習シリーズではなくこちらを先にすべきだったか、とちと反省中だ。
***
8/15から8/21は、「ガフールの勇者たち」の10巻と、ジョーク本のみ。
The Coming of Hoole (Guardians of Ga'hoole)
0 件のコメント:
コメントを投稿