2017年1月22日日曜日

この本はすごい!

なおが次に読む本で何かいいのがないかな、と思いつつ、図書館を巡っていてこちらを掴んだ。

WonderWonder
BL 4.8
73,053語


たしか、親子英語ブログでも、どなたかが紹介されていたはず。書店でも平積みされているベストセラー。

昨日はスイミングの大会で、なおに渡したら、少し読んだ後、タブレットでゲームをしている他の子ども達のところに行ってしまった。

1人残されて暇だった私が、何も考えずに読み始めた。

こ、これはすごい!

顔に異常があり、誰からも奇異の目で見られる少年を中心に、登場する子ども達の葛藤と困難と成長が描かれている。

正直、うちの子にはまだ少し早いのではないかと思う。語彙の難易度はちょうどいいが、内容が深い。

心理描写と人間関係の機微の描き方が秀逸で、大人も引き込まれる。なにより、文章が素晴しい。児童書だから難しい言葉は使わないのに、深く吸い込まれるように読んでしまう。

日本語訳も出ている。

ワンダー Wonderワンダー Wonder


冒険活劇と笑えるユーモアものが好きななおにはまだ早いが、できれば中学生になるぐらいまでに是非読んで欲しい本だ。

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も気に入って読みました。

子供より親の方に響く本かなぁ・・・と思います。
今春には、映画が上映されますよ。
私も楽しみにしている所です。

cotton さんのコメント...

この本の表紙、見覚えあるなあと思ったら、昨年夏の全国規模の読書感想文コンクールの高学年課題図書一覧で見かけてました!私も気になっていたので、なおぱぱさんにすごいとまで言わせる本、、、読んでみます。娘は多読にも入ってないので読むのは私ですが(^^;)ご紹介ありがとうございます☆

苺ママ さんのコメント...

うちもダメでしたね〜
1冊読みきったんですが、同じ話がいろいろな人の視点から描かれているらしく、同じことを何度も読むのがかったるかったみたいなことを言っていました。まだ、心の動きとか理解できてないんだろうなぁ(´Д` )
もう少し大きくなってから読ませてみたら全然違う反応かも、と思っています。

なおぱぱ さんのコメント...

>匿名さん

私も主人公のお父さんに入り込んで読んでしまいました。
そうなんですよね、映画になるそうですね。本の繊細な部分がどうやって表現されるのか、気になります。

>cottonさん

課題図書ですか!確かに、選ばれそうな本ではあります。
レビューを見てみると英語ならではの良さもあるようなので、是非呼んでみてください!

>苺ママさん

ちゃんと読み通したんですね!友達に受け入れられないとか、そういった経験がないと「ふーん」と流してしまうのかもしれません。
男子がそのあたりで真剣に悩み始めるのは、もっと後かもしれません。