2020年3月11日水曜日

大学入試の戦略を練る(3) 推薦入試の可能性

今回は推薦入試の可能性について。

なおの場合、学校の成績があまりよろしくないので、推薦入試は分が悪いと思っているのだが、一応可能性について考えておく必要がある。

昔は、推薦入試というのは私立大学ばかりで、国公立大学はすべて一般入試だったのだが、時代は変わりつつある。現状でも定員の3割程度らしいが、国の方針で、将来的には、つまりなおが受験する頃には5割に引き上げられる。

推薦入試で必要なのは、まずは学校の成績。難関大学の場合、評定平均4.0が必要になってくるし、出願できても評定平均で上位にこないと合格できない、ということもあり得る。

国公立大学の場合、推薦入試でも学力試験を受けることもある。私立大学の指定校推薦などと違って、受験勉強も欠かせない。

さらに、何か「売り」になること、特記事項が必要になる。「普通の」高校生ではできないようなことがあると良い。

もちろん、志願する大学のレベルによって、何がどれだけ求められるかが変わってくる。東大などになると数学オリンピックだの物理オリンピックだので世界的に活躍する必要があるが、下位の大学になればなるほど、求められる基準が下がってくるのは当然だ。

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さて、なおの場合、まず評定平均4.0がかなり無理(笑) 適当にやるので提出物のクオリティが低くなりがちだし、忘れてしまうことも。定期試験に向けて、必死に勉強するということもない。

数学や理科なら問題ないが、他の科目は3はとれても4は確実ではない。筆記の学力では学年1番に近いはずの英語ですら、成績は3だったりする。

副教科はさらに悪い。

公立中学に行っていたら評定平均がどうなったのか謎だが、今の中学ではこんなものだろう。

中学時代の評定平均は関係ないので、今のうちはあまり神経質になることはない。

学校の成績は重要だ、ということを伝えつつ(海外の大学に出願することがあれば余計重要)、それなりに頑張ってもらおう。

なおの場合、学力や学校の成績以外の「何か」を考えると、英語かコンピュータ系だろうか。現状では、どちらもそんなに突き抜けているわけではなく、それだけで売りになるようなものにはならなさそうだ。

いずれにせよ、可能性は念頭に入れておこう。

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