2013年2月13日水曜日

これはかなり魅力的、iPadのiBooks!ただし…

昨日はアマゾンのKindleについて話したので、今日はアップルのiBooksについて。

まずことわっておかないといけないのは、今回の記事はすべて住所登録がアメリカになっている場合の話だと言うこと。

追記:現在は日本アカウントでもiBooksで朗読付き絵本が買えるようになった!

アップルのiTunesは住所登録によってショップが異なり、日本の場合とアメリカの場合で表示される言語だけでなく、買えるものもすべて異なる。

たとえばアプリに関しては、おそらく作成・販売する側が範囲を設定することができるのだと思われ、全世界で販売されるアプリもあれば、地域限定(たとえば日本のみ)で販売されるアプリもある。

さらにビデオに関しては、日本ではそもそもジャンル自体が存在しないが、アメリカ向けでは数々のテレビ番組がシリーズまとめて比較的廉価に購入できたりする。現行の子ども向け番組であればほぼすべて買えるのではないか、というぐらいラインナップが豊富で、我が家では、Sid the Science KidやDoc McStuffins、Wild Krattsなどはこれで購入した。

住所をアメリカにするのは比較的簡単にできる(たとえば旅行中に滞在したホテルとか)が、問題は支払いで、クレジットカードはアメリカ国内で発行されたものしか受け付けない。対策としては、アメリカドルのiTunesカードを買えば良い。



オークションでたくさんの米ドルiTunesカードがかかるのはそういう理由だ(私自身はオークションで購入したことはなく、何の保証もできないので、あしからず。まあ、オークションで他のものを買うときも同じようなリスクは常にある)。


追記:アマゾンのマーケットプレイスでも購入できることを確認した。

APPLE iTunes $25 ギフトカード US/北米版(カード発送)APPLE iTunes $25 ギフトカード US/北米版(カード発送)


今回は、今までスルーしてきた電子書籍ショップ、iBooksについてちょっと見てみたら発見があったので紹介したい。

それは"I CAN READ"のコレクション!かなり揃っていることにびっくりした。


これは検索でひっかかるもののごく一部でちらっと見ただけで200冊近くありそうだ。おなじみ、アーノルド・ローベルもある。

さらに!

ひとつ購入してみたら、朗読音声つき!検索上位の10冊ほどを見てみたら、"This book includes audio and other interactive materials."という表記があり、基本朗読音声つきのようだ。こ、これは読み始めの幼児にはむちゃくちゃ嬉しいのではないだろうか。だいたい$5で売られているものには音声がついているようだ(ただし、購入前に要確認)。

アプリとして購入できるDr. Seussの絵本などに比べるとインタラクティブ性はないのだが、普通の絵本に朗読音声がついてきて、しかも自動ページめくりまでしてくれる、となれば聞き読みが難しいお子さんでも大丈夫そうだ。

自動的に読み上げてくれる絵本、となると思い出すのが、LeapFrog社のTag絵本。我が家でも相当購入したが(10冊以上ある)、ペン自体の値段はともかく、アメリカで購入しても$15ぐらい、日本で買うと2,000円以上する、という値段がネックになる。

その点、iBooksの方なら、1冊500円以下で、気軽にそろえられそうだ。

もちろん、Tag絵本のように単語一つ一つの発音を確認する、といった高度なインタラクティブ性や知育ゲームなどは含まれておらず、あくまで本文の朗読だけ。また、あくまで「絵本」というかたちを持つTag絵本がスムーズに読書習慣を作るために使えるのに対し、iBooksの方は下手をすると、タブレットという楽しいガジェットのゲームアプリのひとつ、と子どもが感じてしまうかもしれない。

とはいえ、米ドルのプリペイドカードさえ手に入れれば気軽にぽちっとできるのはうれしい。

最後に、タブレットを使ってリーディングの訓練をするなら、選択肢のひとつになるのがこちら。

なんと、親子英語の王道Oxford Reading Treeのレベル1~6、各6冊計48冊がすべて電子書籍になって19,000円(2015年9月現在、なんと3,500円)。


今なら、"Oxford Reading Tree Special Pack ORT トランクパック A"が30冊CD付きでほぼ同等のお値段だが、レベル4まで。

このRead with Biff Chip & Kipperは、インタラクティブ性が高いゲーム(phonicsを学ぶもの)が入っていてかなり完成度が高い。19,000円というのは高く感じるのだが、紙媒体でそれなりのお値段がするものなので、プラス要素が加わって、本の数も1.5倍以上となれば、頷けるお値段だ。

対象年齢は4,5歳で、この時期の読みを進めるのに大きく役立つだろう。我が家ではすでに適齢期は過ぎてしまっているし、ORTは紙媒体で購入済み。

***

先週の木曜日から熱がでているなおだが、日曜日と月曜日、37.0度、36.9度とようやく微熱程度まで落ちたかと思ったら、昨日はまた38度、しかも全身にかなり強い発疹がある。とても幼稚園に行けないので休み、さらになおままも38度の熱があり、寝込んでしまった。

私が病院に連れて行った。熱と発疹が長く続いているのだが、お医者さんは「まあインフルエンザじゃないでしょう」ということで、風邪用の薬がでて終わり。咳がでていて典型的な症状なのと、比較的元気なためだろう。

実は、今日は幼稚園ではコンサート。年長の子どもたちがずっと練習してきたもので、毎年この時期に行われる。保護者が可愛らしい子どもたちの演奏を見てほっこりするイベントだ。

なおは、「ぼくがいないとコンサートがはじまらないねん」となおままに言っていたらしく、聞いてみると、始まりの挨拶をすることになっているのだとか。

もちろん、熱や咳があると他のお子さんにうつしてしまう恐れもあるし、参加させられない。果たして今日、なおは幼稚園でコンサートに参加できるだろうか。

ちなみに、私も熱こそないものの、関節が痛い(^^; 今は気合いで乗り切っているが、おそらくなおとなおままが回復した後に倒れるものと思われる。

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2013年2月12日火曜日

Kindleで電子書籍を実験中

最近、アマゾンでいろいろ調べていると、児童書でもKindle版ならかなり安く買えるものが多いことに気がついた。

Lego Hero Factory Heroes In Action (Dk Readers. Level 3)Lego Hero Factory Heroes In Action (Dk Readers. Level 3)


たとえばこれだが、現在525円で「通常2~4週間以内に発送します」。ところが、Kindle版だと269円。これは、Kindle版の米ドルでの定価が$3なため、為替レートに応じて手数料なしで自動的に値段がついているためだと思われる。

以前のように、この手のリーダー絵本が300円台で買えるならもちろん紙の本の方が良いのだが、倍も値段に差がつくなら、ちょっと考えてもいいかもしれない。

ということで、この"Heroes in Action"を購入してみた。結論は…失敗!

我が家にKindle Fireはなく、iPadのKindleアプリを使って読んでみたが、正直ひどい出来だった。内容ではなく、電子書籍データの作り方がひどい。

イラストを多用した本のためか、見開きページをスキャンしただけの画像の塊で、しかも解像度が低く、iPadの機能を使って拡大しても、ぼやけたまま。まあ、一応文字が読める程度ではあるが、それだけ。

正直、いくら安かろうとこんなものを買う気にはならない。

これを試したのはしばらく前で、それ以来Kindle版を買う気が失せていたのだが、このところ気に入って見ているペンギンズの本でも、と思って見ていたところ、こちらを発見。やはり紙の本は525円(ただしこちらはすぐ発送)なところ、電子版は284円。

Zany at the Zoo (The Penguins of Madagascar)Zany at the Zoo (The Penguins of Madagascar)


これを見ていたら、アマゾンの商品紹介ページでフォーマットから"Kindle版"を選ぶと、右の方に「今すぐ無料サンプルを送信」というオプションが現れるのを発見した。登録してある機器を選んで送信できる。

さっそくポチッとしてみたところ、iPadのKindleアプリで同期するとこの絵本が出現。おお、便利だ、ということで見てみると、こちらの方は単なる画像ではなく、ちゃんと文字データが埋め込まれていて、表示がスムーズ。音声読み上げはないが、良さそうだ、ということでお買い上げ。

ちなみに、これはペンギンズがモチーフのジョーク集。我が家では相変わらず、英才教育をあきらめてはいない。

日常的にiPadを使わせるつもりはないので、しばらくはサタデースクールへの移動の最中、または旅行中の娯楽になる予定だ。目への負担を考えるとふだんは紙の本を読んでもらうつもりなので、iPadでの読書はあくまで例外。

ちなみに、どちらの本も、Kindle Paperwhiteなどの電子インク端末では開けない。画像を多用した本はKindle FireやiPadなどのタブレット専用になるというのを初めて知った。アマゾンの紹介ページで値段の下あたりに「利用可能な端末」のリストを表示させることができる。

他の児童書を見てみると、アマゾンの値段が上がっているせいで、たしかにKindle版が安い。

たとえばStinkの1巻は、紙の本が688円のところ、Kindle版は370円!米ドルの定価が$5なのでこうなる。もっとも、Stinkなら、まだ3巻セットで安く買えるが、基本的にどの本も同じような感じだ。たとえ、アマゾンでの価格が手数料抜きで1ドル95円相当でも、Kindle版は少し安く設定してあるので常に安くなる。

Stink: The Incredible Shrinking KidStink: The Incredible Shrinking Kid


これだけ安いと少し悩んでしまうが、だが、やはり私の信念としてはまずは紙の本を対象に読書経験を積んで、読書が好きになってほしいので、あくまで実験で限定的に購入している。

ちなみに、iPadのKindleアプリでも辞書が使えて、読みながら調べられる。英和、英英どちらでもできるので、勉強に使うなら非常にはかどりそうだ。

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2013年2月11日月曜日

読まぬなら読ませてみせようホトトギス

ふと思いついたのでつけてみたタイトルだが、できるだけ客観的に判断すると、なおは別に本嫌いではない。ただ、決して本好きで暇があれば本を読んでいるという感じでもなく、あくまで自分の気に入った本があれば、目を通してみようかな、という程度だ。

そんななおに、私が用意した秘密兵器はこれ!

The Amazing Spider-Man Storybook Collection (Disney Storybook Collections)
The Amazing Spider-Man Storybook Collection (Disney Storybook Collections)


さすがに素晴らしい反応で、自分で眺めたり、読み聞かせをねだってきたり。期待通りの反応だった。

24cmx23cmの大判で、8x8と呼ばれるタイプのものだ。16ページのストーリーがなんと20話入って312ページの大ボリューム!立派なハードカバーで豪華な作りになっている。

8x8というのは8インチ角であるからついた名前で、このタイプはだいたい読み聞かせを前提とした作りになっている。この本も対象年齢が3歳から、となっているが、あくまで読み聞かせの場合だ。

ページあたりの文字が多く、おそらく語数は1話あたり500~600語ではないかと思われるが(推測)、イラストがふんだんで、6,7歳なら読み聞かせに問題がないはず。興味がある人はアマゾンの中身検索で確認してほしい。

しかし、1話500語とすると1冊丸ごとで1万語!相当なボリュームだ。


昔紹介した、スパイダーマンの"I CAN READ"は見事にすべて品切れ絶版プレミア中なので、なかなか本に興味を持ってくれない男児の家庭には嬉しいはず。


スパイダーマンの版権を持っているマーベルが出しているのになぜ"Disney Storybook Collections"なのかと不思議に思ったが、マーベルはディズニーに買収されたのだった。そう言われてみると、同じスタイルで様々な"Disney Storybook Collection"が見つかる。

Disney Storybook Collection (Disney Storybook Collections)Disney Storybook Collection (Disney Storybook Collections)


Disney Storybook CollectionDisney Storybook Collection


Walt Disney's Classic Storybook (Disney Storybook Collections)Walt Disney's Classic Storybook (Disney Storybook Collections)


Disney*Pixar Storybook Collection (Disney Storybook Collections)Disney*Pixar Storybook Collection (Disney Storybook Collections)


Disney Princess Collection (Disney Storybook Collections)Disney Princess Collection (Disney Storybook Collections)


どれも300ページ超で1,400円ほど、とお買い得。短いストーリーがイラスト付きでたくさん詰まっている、というのも一緒だ。

そして、この前紹介した「ディズニー・マジカル・ストーリーズ」に似ている。似ているというか、マジカル・ストーリーズが進化・洗練されたのが、現在のDisney Storybookなのだった。

昔のマジカル・ストーリーズに比べ、今のStorybookは比較的語彙が易しく、低年齢でも読み聞かせがやりやすいと思われる。が、それでも5歳以上がお勧めだろうか。ニコロデオンのドーラやディエゴの8x8よりははっきりと一段階上だ。個人差はあるが、自力読みも7~8歳なら余裕だろう。

我が家ではまだマジカル・ストーリーズが途中だが、終わったら、Phineas & Ferbのものを買ってみよう。というか、米アマゾンで見たらマーケットプレイスしか残っていない(^^; 対象年齢ばっちりだし、なおの好みズバリだし、ということで即お買い上げ。

ちなみに、このクラスは読み聞かせ向けだが、6,7歳なら自力読みも視野に入ってくる。なおも読めるといえば読めるはずだが、体力が持たず、楽しめないようで、読み聞かせをねだってきた。ひさびさにねだられてちょっと嬉しい。

***

だいぶ熱も下がってきたのでビデオは通常運転に戻った。今は昔NHKで撮りためたPenguins of Madagascar(紹介記事)を怒濤のように見ている。アクション系のギャグが多く、言葉の説明が少ないので、見せたいビデオの上位に来ないのだが、何を見るかではなおが主導権を握っているので仕方がない。落ち着いた古典系を見たらアクション系、その次はノンフィクション系、と見たいものが変わっていくようだ。

他に暇にあかして読み返している(というか眺めている)本はいろいろで、英語版ドラえもんを眺めたり、Stink6冊の朗読CDを繰り返し聞いたりしている。

他には家族でゲームをしたり、ポケモンTCGをしたり。

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