アメリカ小児学会や日本の小児科医関係の学会が2歳以下にテレビを見せないよう推奨しているのは割と有名な話。テレビ・ビデオを見せすぎると言葉の発達が遅くなる、と強く主張している小児科医がいたり、言語療法士でも同じような意見を持っている人がいる。テレビはやはり幼児に見せてはいけないのか。これは、教材や英語のアニメを使って親子英語をしているママ・パパはもちろん、幼児がいる家庭では、やはり気になる話だと思う。
今日「心理学ワールド」という日本心理学会の発行している薄い冊子が届いて、その表紙に「子育ての神話」とあるのが目を引いた。目次を見ると、「テレビと子どもの発達」という、非常に個人的にタイムリーな記事があったので、一通り読んでみた。
紹介されていたNHKの調査結果が面白い。統計で見てみると、なおと同じ3歳では平均2時間半程度、テレビに接しているようだ。そのうち、視聴に専念しているのが30分、遊びながらが1時間、横でついているだけが1時間。さらに、DVD等が30分。テレビの視聴時間は、社会性の発達にはごくわずか、良くない効果あり、という結果だった。
世界の様々な関連する研究をまとめた結論としては、就学前の子どもの発達にテレビの視聴時間が直接影響を及ぼす、という結果は、未だ得られていない、ということだった。ちょっと安心した。もっとも、1時間でも言語の発達が遅れる、という結果を出している研究もある。記事の主旨としては、はっきりとした影響があるかどうかはわからないが、子どもの限られた時間を有効に使おう、ということだった。特に、2歳児ぐらいでも、わからないなりにテレビ番組の内容をくみ取り、いろいろな影響を受ける。見せる番組には気をつけた方がいいだろう。
とりあえず、パソコンも含めて、一日1時間半に押さえておいた方がいいんだろうなあ。
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2 件のコメント:
親子英語から見て来ました。
以外にも男性の方でしたので
少し驚きました。^^
仕事的にちょっと伺いたいことが
ありましてメールを送りたいのですが、
アドレスが見つかりませんね。
もしよろしければ~
自分のメールアドレス書きますので、
お返事いただけませんでしょうか?
smspjd@yahoo.co.jp
返事をお送りしました。
また、メールで連絡しますね。
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