日頃4歳児と接していると、泣くなんてしょっちゅうで、それこそ「アイスクリーム食べたい」にノーと言っただけで泣くぐらいのものだ。だが、今回のなおの号泣はどうにも後味が悪かった。
話の始まりは図書館から借りてきたこの絵本(300円ちょっとで買える家計に優しいリーダー)。
Hungry, Hungry Sharks (Step Into Reading Series/Step 3, Grades 1-3)
昨日はちょっとひさびさにキッズプラザ大阪に親子2人で行ってきたのだが(なおままは命の洗濯)、行き帰りの電車の中で読もうと思って鞄にいれておいた。例の"Dolphins"と同じシリーズで、ちょうど水族館に行ったばかりだし、ちょうどよい、と思って読み聞かせた。
夜、寝る前にもう一度、とこの絵本を読み聞かせているときに問題がおきた。
この本はサメが強いんだ、という話なのだが(イルカとサメが戦う話もあり、賢いイルカがチーム戦で巨大なサメに勝つ、という話もある。賢いのが強いんだ、と強調しておいた)、序盤に恐竜の時代の話がでてくる(その頃からサメの先祖はいたそうだ)。すると、なんだか恐竜になおの注意が移ってしまい、途中で恐竜はサメより強いんだ、ガブリと一飲みなんだ、と主張しはじめた。
なんとなくわかってないな、と思ったので、つい恐竜はもう地上にはいないこと、絶滅したこと、大昔にいたこと、だからもう恐竜とサメの対決はないこと、を説明してしまった。
すると号泣…。
やはり、まだ世界のどこかにいると思っていたらしい。
博物館に骨を見に行こう、模型を見に行こう、ビデオを見よう、と言っても、本物が良いと号泣…。
うーむ、仕方がないのでママを呼んだ。こういうときはママじゃないと駄目だ(^^;
なんか、子どもの夢を壊してしまったようで非常に後味が悪い。
なおの恐竜好きは、4歳児にありがちな「ふつう」な感じで、別にいろいろな恐竜の名前を覚えたり、というほどではない。「つよいねえ、かっこいいねえ」程度なのだが、それでもいつか実物を見る、という夢があったのだろう。
絵本やビデオで、子どもが恐竜と遊んだりしているからなあ…。
実は、この前買ったワールドマップのマットを見ているときも、The Wigglesに会いにオーストラリアに行きたい、と連発していたので、今ひとつテレビと現実の区別がついていない模様。イギリスはGigglebitsの国として認識されている。
やはりビデオの見せすぎ?(笑)
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3 件のコメント:
そんなお子様にピッタリのビデオどぞー.
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(原作)
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こんにちは。
razでお世話になってますタナカエルです。
うちの4才の長女は、ディズニーのワールドオンアイスのCMを見て、
「お母さん、ミッキーさんって本当にいるんだね。」
と言ってました。
私はそれが面白くて
「えー知らなかったのぉ?」って言ってます。
想像や偶像と現実が区別つかないのを楽しんでます。どうせそのうち気づいちゃうし。
なので我が家では、妖精や小人、妖怪人間、おばけなんかもいることになってます。
そのせいか、razでもらえるplantsなんかも
実際にもらえると思ったようで、コンピュータ上のことだとわかった時は、とってもがっかりしてました。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いします。ブログ楽しく読ませて、いただいてます。
>Gozzくん
これは夢があるよね.でも,まだドラえもんは怖いらしいんだ(笑) ドラえもんが見られるようになったら見せるよ.
>タナカエルさん
こちらこそ,お世話になっています.
コメントもどうもありがとうございます.
うちの子も,おとぎの国もネバーランドもなんでもかんでも信じていて,それらに余計な口は突っ込まないんですが,恐竜は科学なんだから,と気負ってしまったのが裏目にでました.
最近,高槻はネバーランドじゃないんだ,ネバーランドは空の上なんだ,みたいなことを良く言います(ピーターパンの見過ぎです).
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