2011年3月18日金曜日

こどもちゃれんじすてっぷ(年中)について考える

昨日はなおと遊ぶ時間が長くとることができ、たっぷり遊べた。

なおが出してきたのは、しまじろうのお医者さんセット。こんな感じで、聴診器もどきと体温計もどき、薬のおもちゃがセットになっている。



さらになおが取り出してきたのは、ワールドワイドキッズのパペット4体。このパペットたち、もう1年ぐらい前から基本的におかたずけバッグの中に入って放置中なのだけれど、1ヶ月に1回ぐらいはこうしてひっぱりだしてきて遊ぶらしい。ミミたちを患者さんにして、なおと私がdoctorとnurseを担当。

パパとの遊びなので、英語。英語でお医者さんごっこ。なんか、親の欲望をぎゅっと濃縮したような感じだ(笑) つい、大きくなったらお医者さんになる?とか聞いてしまったが、興味ないようで残念。

こどもちゃれんじでの遊びはだいたいルーチンにはまった遊び方というのがあって、「こうしましょう」「ああしましょう」的な流れが決まっている。たとえば、このお医者さんセットでは、まずおもちゃの体温計で熱を測る。すると、ルーレットが回って、現在の状態がランダムで決まる。その後、付属の音の出る絵本のボタンを押しつつ、聴診器のおもちゃを使って「診断」し(またルーレット)、薬を出しておしまい。

何度かはこれで楽しいのだけれど、うまく創造性を働かせて、オリジナルの展開にもっていかないと、そう何度も遊ぶのは難しいと思う。病院関係では私がクリエイティビティを発揮することができず、とりあえずおきまりの遊び方をしておしまい。

ワールドワイドキッズ1巡目のころはよくやっていたミミとこどもちゃれんじのコラボ、久しぶりだ。

一応、英語での遊びの発展のために、「プルリリンガール 大実験」のCassisさんご紹介五ヵ国語病気の訴え方ハンドブック―患部別用例860も買ってある。Cassisさんにはもうしわけないが、1円+送料250円だった(^^;



これ、見ているだけでも非常に多彩な症状の表現方法が載っていて面白いのだが、未だに「へえ」というだけで終わっている。

今のところ、headache、tummyache、fever, running nose, といった単純な表現だけで済んでいるけれど(日本語でもこどもちゃれんじの教材もその程度だ)、そのうちもうちょっと細かく表現していく必要がでてくると思うので、ゆっくりと勉強していかねば。

***

こどもちゃれんじの受講について考えている人も結構いると思うので、経験者の感想を書いておこう。我が家では「ぽけっと」(2歳〜3歳)から受講して、「ほっぷ」(年少)の受講が終わったところで、丸2年。

こどもちゃれんじは、絵本、おもちゃ、DVDの3つの複合教材である、というのが大きなポイントで、この3つを総合して1年間2万円となるとかなりコストパフォーマンスが良いと思う。年間で見ると、絵本12冊、おもちゃ8点程度、DVD8枚程度(各30分)となる。おもちゃは豪華なときとちゃちいときで差が大きいので単純計算があまり意味がないのだけれど、一応概算すれば、絵本1冊600円、おもちゃ1回800円、DVD1枚800円というところだろうか(制作コストではなく、あくまで消費者としてこんなものかなと感じる金額)。

我が家では、キャラクター満載で色々と良くない誘惑のある幼児雑誌(600円程度)を買うぐらいなら、ちょっと高くてもこちらの方が良いか、という程度の理由で受講を始めた。

役立つかどうか、という点では、とくに道徳面で効果的だった。最近、善悪の考え方が身についてきたので、雑誌やビデオ(見始めたのは最近だが)で、しまじろうが「これをしよう」などと言っているのを聞くと、相当すり込まれるようだ。DVDを見てから、たとえば帰ってから手洗いとうがいを忘れないようになった。ただし、肝心のトイレトレではまったく役に立たなかった(笑)。

知育としては、それなり。一応、すべての絵本、DVD、おもちゃが何らかの教育効果を念頭において設計されているという点は高く評価できる。また、長年の研究に基づいた教材なので、順々にとっていくことによって、平均的な幼児の発達段階と比べて、自分の子どもがどの程度にあるのか、というのが感じ取れる。

ただし、量はたいしたことはない。絵本はだいたい、封を開けたその日に終わってしまう。私はあまり幼児期、とくに年中ぐらいまではワーク・ドリルはやらなくても良いという考え方だが、毎日なんらかの学習を、と考えている人にはまったく向かない。おもちゃもばらつきはあるものの、遊ぶのはせいぜい1週間程度ではないかと思う(まあ、今回のお医者さんセットのように、後から出してきて遊ぶことも多々あるが)。

総じて、自分の子どもの教育について、効果的な方法を日頃から情報収集しているような人にはもの足りない教材だと思う。が、おそらくベネッセのターゲットはそこではないのだろう。

私のように、定期的に子どもの刺激になるようなものが欲しいが書店で売っている幼児雑誌では飽き足らない層、またはややこしいことはあまり考えたくないが子どもの教育に少しはお金をかけたい層あたりにちょうど良い。

ということで、このまま年中の受講も継続することにした。幼児教材はどれもそうだが、手間暇かけて使ってやることで効果が何倍にもなる。こどもちゃれんじも例外ではないので、できるだけ日常での知育と連動させるよう心がけよう。

***

夜は、ブッククラブで届いた”National Geographic Readers: Safari"を読み聞かせてみた。

National Geographic Readers: SafariNational Geographic Readers: Safari



この"National Geographic Reader"というのは、新しいリーダー絵本のシリーズではないかと思う。この"Safari"はレベルが"Pre-Reader"で、各ページ2行程度、しかもほぼすべて定型文なので、4歳だと自力読みレベルの本だ。アマゾンのなか見!検索で見られるので、良いかな、と思う人はぜひ確認してほしい。動物好きの2,3歳なら読み聞かせで楽しめそうだし、24ページで310円とお手頃。

ストーリーらしいストーリーはないが、イラストがビビッドで楽しいので読み聞かせでもOKだった。"graze"はなおの語彙にはなかったのではなかろうか。明日以降、自力読みに誘ってみよう。

その後は、"Three Billy Goats Gruff"の自力読みに挑戦していた。さすがに長すぎてきっちりとは読めないのだが、ポイントだけ声にだして、それらしく(^^;

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

7 件のコメント:

rinco さんのコメント...

こんにちは。
Twitterではフォローしてくださってありがとうございます^^
いつも読み逃げですみませんでした^^;

こどもチャレンジ、我が家は年長までお世話になりました。
なおくんが遊んでいたお医者さんセット、うちは年長になるまで定期的に遊んでましたよ(笑)
あと、たいやきを焼くセット。
いまだに残っているのは、キャラクターのパズルキューブ。たまに遊んでます(爆)

確かにお勉強系を重視してるわけではないので、それを重視してるおうちには向いてないですね^^;

小学校にあがって、しまじろうとサヨナラするのは、ちょっとさびしかったようです。
コラショにはいまいち愛着ないようです(笑)

りゅうママ さんのコメント...

しまじろう・・うちは結局全くしなかったんです。珍しいでしょ^^;

私が何かをやらせるっていうのが苦手なのもあるし、おもちゃは本当にすごくおもしろそうなんだけど、際限なく増えていくのが怖かったのと(笑)

でも結局小学生になる前にチャレンジ始めました~~^^;

匿名 さんのコメント...

こんばんは。
またblogに本のレビューお願いします。
AMAZONでは310円なのですね。
スカラとAMAZONでどちらで買ったほうが安いか調べないといけないですね。
スカラの1$は断然お得ですよね。

Carrie さんのコメント...

うちは12月に始めてこの4ヶ月目で退会を
目論んでいましたが続けることにしました。
道徳的なことやルールを教えるのにとっても楽(笑)
ほんとお勉強的には少なすぎるんですが^^;
うちも開けたその日に終わってしまいます><
また止める時教えてください(笑)

なおぱぱ さんのコメント...

>rincoさん

いえいえ、私もいつもrincoさんのブログ読ませていただいてます(^^;

去年来たレストランセットもそうとう遊びました。たまにこうやってヒットするおもちゃがあれば、まあいいか、という気になりますよね。

>りゅうママ

1回もやったことがない、って珍しいですね。外れおもちゃは処分しないとどんどん増えます(笑) 

でもチャレンジなんですね!また参考にさせてください。

>Hollyさん

レビュー了解しました。つい忘れてました(^^; ブッククラブのカタログで3$ぐらいになると、下手をするとアマゾンの方が安いというのはあり得ますね。上手に買い物をしなくては。

>Carrieさん

あら、退会するところだったんでしょうか(^^; うちは後1年は継続します。あまりおもちゃで遊ばなくなったりしたら要検討ですけど。

ちゃれんじをする分、おもちゃは買いません!(とはいえ、たまに行く外食のお子様セットでもらうおもちゃで充分すぎるほど…)。

幼稚園で「お仕事」として知育っぽいことをやるし、絵本はどかすか図書館で借りればいいので、それでバランスをとっています。

masyaまま さんのコメント...

スカラのブッククラブ良さそうですね。
masyaにはまだ早いでしょうか?

さてはて、春は、しまじろうやらなにやら、気になる時期ですよね(^^)うちは、

「ポピー」
「学研のドリルだけ別売りしてもらう」

を検討中です。
家の前の三輪車を目撃した方が、
突撃訪問販売にいらっしゃいました(笑)

おもちゃを増やしたくないのでしまじろうは除外して、多分、学研のドリルだけに落ち着きそうな予感。

うちは、知育系は幼稚園では全くやらないらしいので、家庭で気をつけて取り組まないと(涙)というところです。

ドリルは知育というより、一定時間、机に着く習慣(+αで運筆ができればOK)が身についてくれれば充分というスタンスです。

なおぱぱ さんのコメント...

>masyaままさん

4歳になってからぐらいで、英語絵本の使用量が増えていったので、もう少し後でもいいかもしれませんね。ワールドワイドキッズが終わったぐらい?

ドリル、できるならいいんですが、うちは無理っぽいので(^^; おもちゃが欲しいかどうか、がしまじろうを取るかどうかの分かれ道ですね。

結局、4歳も終わろうか、という今になるまでまともにドリル・ワークできません。鉛筆もってアルファベット書いたり、ひらがな書いたり、絵を描いたりしますが、気が向いたときだけなんです。