2011年6月14日火曜日

親子英語が続くその訳は

以前からちょくちょく書いているのだけれど、我が家の親子英語は父親である私の「趣味」で、成果は求めないことになっている。つまり、数年後になおに英語がまったく残っていなくても、後悔しない、とそういう約束がなおままと交わされている。

だから、特に気負いもなくまあ気楽なものだ。元々、私の子育てにおける信念は、「親はなくとも子は育つ」。普通に子育てをしていれば(子どもの成長の邪魔をすることがなければ)、子どもはもっていた素質に従って伸びてくれるものだ、と思っている。

もちろん、数々の統計調査に現れているように、環境の豊かさ(金銭的なものだけでなく)が子どもの学力にかなりの部分影響を与えるのは否定できないので、それなりに手間暇(とお金も)かけている。

ただ、基本は趣味としてやっている。だからこそ、教材に私の小遣いも投入されているわけだ(^^;

色々見ていると、英語育児が続くところは、多少なりとも趣味の要素が入っているのではなかろうか。

趣味と言っても、何を楽しんで、何に充実感を感じるかは人それぞれ。私は英語が好きだし本も好きなので、ビデオでも絵本でもなおに買ったものは自分でも楽しんでいる。絵本だのDVDだのを買い込んでしまう人はこのパターンか。

お子さんの英語の発達とそのための教育の工夫を楽しんでいる人もいる。効率良く最低限の労力で習得させるためのコツにこだわるとか、効果の高い教材をいかにバランス良く組み合わせて使うかにこだわる。計画をたてて実行することに喜びを感じるパターンだ。

子どもの発達そのものが楽しくて続ける人もいるだろう。子どもの出来が良くないと、これは楽しめないので、出来の良いお子さんの家庭に多いパターンのような気がする。

「幼いときから始めれば、誰でも英語がぺらぺらになれる!」というようなことが宣伝文句に謳われることが多いが、正直、個人差はそうとう大きいのではないかと思う。兄弟がいる家庭では、たとえ親が同じように接していても、日本語・英語への興味の示し方、習得の段階や年齢が違うという話を良く聞く。

ただ、続けさえすれば、それは何らかの形のアドバンテージとして子どもに残ってくれる。

芸術・運動系の習い事でも同じだけれど、ある段階に達すると、早期からのメリットが消えて後から始めた素質の優れた子に追い越されてしまうことが多々ある。3歳から始めれば誰でもピアニストやバイオリニスト、オリンピック選手になれるわけではない。

だが、日々の取り組みでの積み重ねは必ずある。特に英語や芸術系などは、素質が同じなら幼いときからやっていれば遙かに上達が見込めるだろう。運動も、鍛えられることにより、自信と動機につながっていくはず。

***

出張中なので詳細はわからないが、メールによると、なおは水ぼうそうではなく、溶連菌の可能性が高くなってきた。まだ検査結果がでないとわからないそうだが、クラスのお友達がまったく同じ時期に同じ症状が出ており、病院では溶連菌と言われたそうだ。

いずれにせよ、読み聞かせ会は行かなくてよかった(^^;

今はポチポチが痒くて痛くて、最近見たことがないようなかんしゃくを起こして甘えている。足の裏のポッチが痛くて歩けない!と暴れた直後に走ってトイレに行ったりしているので、推して知るべし。まあ、しばらくはしかたがないか。

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10 件のコメント:

masyaまま さんのコメント...

こんにちは☆
コメント。連投すいません(^_^;)

「趣味で成果は求めない」

スイミングも英語も我が家も同じスタンスのハズなのに、最近は費用と労力の壁にぶちあたり、「成果がでないのに取組んでアホみたい」とも思うようになってきました。

そうは思っていても、条件反射のように、英語で(多少)語りかけ、英語のCDを流し、英語のDVDをかけ、英語の絵本を読み。

水泳に関しては、「今日、プール行きたい」と子供に毎日せがまれ(^_^;)断り切れず。

両方とも、すっかり習慣化してしまって、止められないというより、抜けられない状態?

結局、親子共々、かなり楽しんでるってことなのかしら(笑)
これぞ!まさしく「趣味」??

Cassis さんのコメント...

うちも・・・最近になって、多言語の取り組みって、ワタシの趣味なんだわ(^^;)と気づきました(笑)

> 絵本だのDVDだのを買い込んでしまう人はこのパターンか。

えへへ。ずばり、このパターンです。
なおぱぱさんと同じですね。光栄です(笑)

なおぱぱさんの文章って、落ち着いていてすごく読みやすいです。
今日みたいな記事、大好きです♪

なおくん、溶連菌ですか~。
今、すごく流行ってますよね。お大事に~。

Nory さんのコメント...

私も自分が何で続くか考えたことがあるんですが、私の場合は趣味と仕事だなと思いました。
趣味だけではモチベーションが足らない時に、仕事だからやらなきゃならないの!と時々切り替えます。
もちろん仕事と思っていても愛情はたっぷりで^^

「幼いときから始めれば、誰でも英語がぺらぺらになれる!」という宣伝文句に関して本当同感です!
個人差や環境の差、兄妹の有無、後は親の取り組み方など色んな違いがありすぎて同じ扱いできないですよね^^
だから「○○すれば○○になる」系の宣伝は信用できたいんですよね^^;

なおくん溶連菌だったんですね。うちの子も先週熱だしたけど、もしかしたら溶連菌だったのかもって今頃気づきました。お大事に☆

なおぱぱ さんのコメント...

>masyaままさん

コメント大歓迎です(^^)
成果、充分に出ていると思いますよ。何もやっていないと、4歳ぐらいでいきなり英語のビデオを見ても拒否反応を起こしますから。

>Cassisさん

Cassisさんの多言語取り組みは充分趣味の域に達していると思います(^^;

そうそう、我々は教材を買い込むんですが、多少活用できなくても、それなりの満足感があるために続く、という噂も(笑)

>Noryさん

たしかに、私も使命感が多少あります。英語を使えるようにさせたい、という目標(欲)もないと続かないですよね。

「誰でも」とか書いてあるHowTo本はもう最初から読まないんですよね。面倒でも、色々な人のブログを閲覧して、うちにあったやり方にアレンジするしかないのかな、と思います。

りゅうママ さんのコメント...

最初は楽しくやってきたはずなのに「成果を求めない」っていうことが大きくなるにつれて難しくなってきてる気がします^^;
だから当然あまり楽しくなかったり^^;

私は面倒なことがとにかく苦手なので、色んな物を手作りしたり、そういうことは出来ないので大雑把にDVDや絵本中心って感じです。
教材も使いこなせなかったし(>_<)

子供もそうだけど、同じ教材でも親次第でまた成果も変わってきますよね。
誰でもこうなるっていうのは、だから、ありえないと思います。

一回あるレベルに達すると、本当に消えてなくなりそうになるとやっぱりもったいない!って親は思うものなのかな?って私は思うんですが・・。

なおぱぱ さんのコメント...

>りゅうママさん

最初はアウトプットでもめざましい伸びが見られるので、励みになるんですが、うちもそろそろはっきりとした成長が見えづらい時期になりました。

すると、ますます自然体で続けるのが難しくなりますよね。

うちもおおざっぱに絵本とかDVDとかどーんと買ってどんどん出していくだけです。

と、買い物を正当化してみます(笑)

まみっち さんのコメント...

初めてコメントします。
海の日に参加します、まみっちです。
よろしくお願いします。

親子英語=趣味・工夫・・・・、自分にもピンっときたので、思わずコメントしました^^。

私も自分が英語が好きで、この先も止めることはないし、で、そんな私が育児をしたら、自然と親子英語になっている、まったく自分が好きでやっています。
なので、熱心にやっているけれども、子供の為に~~、という教育ママとは思われたくない、それとは全然違うんです~、と思っています。

こんな楽しいこと、させてもらえて、子供達に感謝しています。


私も英語絵本購入にお小遣いを投入したりしてます^^。服より買いたい物がそっちだったりするので。

子供に成果は求めない基本ですが、成果は何より喜びだったりするので、その逆の気持ちが沸く時も正直ありますね。

子供がなお君と同じ歳のようですし、これからもなおパパさんのブログで勉強させて頂きます。長々失礼しました。

なおぱぱ さんのコメント...

>まみっちさん

コメントありがとうございます(^^)
英語が好きだと親子英語がとてもスムーズに行きますよね。

まみっちさんのブログも拝見しました。ワールドグローブとか凄く気になります。

これからもよろしくお願いします。

うらら さんのコメント...

過去記事に投稿ですみません。

おもしろい記事ですね。
自分を振り返ってみると
私の場合はまさに2ですね~。

いかに苦手な英語を工夫して継続するか。
その過程が楽しいです。

親が英語が好きな方が、
環境としてはより良いとは思うのですが…
そうでなくてもやろうと思えばできる…。

と思いたいものです。

どちらにしろ親の趣味ですがね~。

なおぱぱ さんのコメント...

>うららさん

記事を書いているときに、「2」のカテゴリーに、ずばりうららさんを想定していました(他の方もいますが)。

だんだん、うららさんご本人の英語力もついてきているのが記事から伺えて楽しいです。

親が英語ができた(好き)な方が楽ですが、そうじゃなくてもできる!というのを実践して示すというのは、かなり有意義なことなんじゃないかな、と思います。記事、楽しみにしています。