2011年10月11日火曜日

書く練習、自分で勝手にちょこっと取組中

最近、なにやら英語で書くことに興味を覚えているようだ。きっかけはここで読んだ"Frog and Toad Together"に出てくるお話、"The List"。Toadが1日にすることをリストに書いて、さあ始めよう、といったところでいきなり失敗するというコメディだ。これを読んで、先週かな?休日の朝、なおがいきなり思いついて書き始めたのがこちら。



綴りで聞いてきたのは"breakfast"と"with"だけで、後はすごくいい加減に書いていた。大文字と小文字の区別がなく、入り乱れるのがなおの特徴だ。まだまだ、しっかりとアルファベットを書く練習をしていないのでこうなってしまうのだと思うが、結局、ドリルのような形で書く練習には取り組んでくれないので、そのまま。

"EAT BReAKFAST"の後は"GET DReSSe(d)"。dが抜けている。

一応、やったことを全部線で消して、最後"PLAy with DAD"が残っているのが可愛い。もちろん、この後さんざん一緒に遊んでいる。

また昨日はこんなものを書いていた。これもやるべきことのリストらしい。



こんどはもっとスペルがぐじゃぐじゃ。まず一番上の"OSLO"は、"Othello"のこと。これは私の責任なのだが、なおに「オセロ」の話をするとき、"th"ではなく"s"で発音していたらしく、なおはこう覚えていた。

残念ながら、私にはなおが"s"と"th"のどちらで言っているのかあまりわからない(^^; 一応、この後、正しい発音を、私流だが教えた。こういう風に私の発音からしか学ばない単語は、発音がずいぶん適当だったり揺れていたりするのだろう。

次は"Take a nap"らしい。なおは私が休日に昼寝をすると怒るのに、なぜこれがくるのかは謎だ。

そして"Do stretch"。この前肩こりが左上半身に広がってひどい目にあっていらい、なるべくストレッチをしており、なおにも一緒にやらせるのだが、そのことらしい。

"Go To The Festival"は昨日やった近所の公園でのちょっとした催し物のこと。

"TV 100"はテレビを100回見るぞ!というなおの決意(?)の表れ。

最後、"MAKE"で何かを書きかけて終わっている。

なおが相当するキンダーぐらいで、こんな風にスペルを適当に何か書いてみよう、とするのは決して悪いことではないらしい、というのは、アメリカで子どもに読み書きを教える親向けのガイドブック、"The Between the Lions Book for Parents"に書いてあった。

こちらに書いたが、このぐらいの子は「自分が考えたことを適当なスペルの(invented spelling)文章で表現したり、書いて遊ぶ」ことをやるらしい。

さらに、この本からの抜粋だが、こうした正しくない綴り("invented spelling")は現時点では特に気をつける必要はないらしい。子どもは自分の綴りが正確ではないことを知っており、小学生になって正しい綴りを学び始めるとあっというまに矯正されていくそうだ。

自由に書けるという楽しさがどんどん自分で書こう、という意欲につながり、練習になっていくという。

また、意外なことに、この「書く」という過程は読むこととも密接に関わっているため、読みの上達にも欠かせないそうだ。

ということで、うちでは、なおがこんな感じで何かを書き始めたら誉めてやり、どんどんやらせてやろうと思う。



なおは、読み聞かせた絵本にしょっちゅう影響を受ける。"Nate the Great"のときは、(たいしてはまらなかったのに)その後、ロボットたちで私と遊ぶときには、探偵ごっこをしていたし、"Kick, Run, Pass"ではチームに分けてスポーツごっこ。良い絵本を選ぶのはそれなりに重要だよなあ、と考えさせられる。

***

昨日は近くの公園で行われたちょっとしたフェスティバルに行った他は家でのんびり。3連休のうち2日間遠出したからまあいいだろう。新しいTag絵本を出したり(これは後日記事にしよう)、オセロで遊んだり(リストの通り)。

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4 件のコメント:

Carrie さんのコメント...

うちもちょうど一昨日に書いたところです^^
と言ってもうちはyunが考え私に書かせて
自分は消すのを楽しんでましたが^^;
読む勉強にはなったかも?

すごく楽しいみたいで行動するより消したい?
みたいで先々消そうとしてました><

でもこうして自分で書く楽しみも良いなぁ♪
なおくんさすがです~☆

うちはマックポテトを買いに行くってのもありましたよ(笑)

苺ママ さんのコメント...

このリスト作りとか(ご丁寧に線で消したり)、探偵ごっことか、他にも大きな桁の数に憧れたり、本当に笑えるぐらいなお君とR太郎は同じ行動をしてるんですよね~(^-^)
成長過程ってパターンがあるんですね!
男の子と女の子の違いなんていうのもありそうですね。

例の幼児教育本にもしっかり書かれているのは心強いです。うちもスペルミスなど指摘せずに褒めて見守ることにします♪

シオママ さんのコメント...

子どもってこうやって親が何もしなくても自分から「字を書いてみたい!」とか思うものなんですね。
不思議です〜。

なおくんを見ていると、子どもは自分から学んで行く物だから親は最低限の手助けをしてあげれば、あとは見守ってあげるだけでいいのかな〜と思ってしまいます。

なおくんは好奇心旺盛で本当に面白いですね。
なおくんの面白い行動(男の子ならではの?笑)と、なおぱぱさんの冷静なコメントがいつもツボです。

なおぱぱ さんのコメント...

>Carrieさん

こちらに書かせたがるのは,自分で書く一歩手前ですね(^^) そのうち,自分でチャレンジしてくれると思います.

行動のリストを作って出来たら消す,というのがすごく目新しく感じる時期があるのですね,きっと.

マックポテトかあ,子どもは正直ですよね(笑)

>苺ママさん

ほんと,R太郎君がやっていること,ちょっと遅れてうちのなおも興味を持ち始めることが多いような気がします.

タイプが似ているのかもしれませんね.

数は,最近はあり得ないでたらめを言うことがなくなってきましたが,相変わらず"billion"だの"trillion"だのがお気に入りです.

>シオママさん

何か真似してみたいという気持ちは強いですよね~.

うちは私自身がそこまで手が回らないというのもあって,細かくきっちりいろいろな技術や知識を押さえて行くのではなく,おおざっぱに知的な好奇心が育ってくれれば,それで良いと思っています.どっちにしろ年相応ぐらいにしかできないし(^^;

イベントなんかで見ると面白い子だと思います.何も抑制せずにがんがん喋りまくるので.ただ,講師役にはときどきうっとうしいかも(笑)レゴのときも,「これうちにあるよ!」とアピールしまくって講師の人が困惑(^^;