出張中泊まっていたホテルでは、日本人の姿はあまり見ず、多かったのはロシア人と中国人(本土、香港、台湾の区別は言葉だけでは私にはわからない)。
そこそこ高級なホテルということもあるのだろうが、家族で英語を話している中国系が多いのが目についた。おそらくは香港からの家族だと思う(以前会ったことのある香港人と英語のなまりが似ていた)。
あらためて、彼らにとって英語というのは自然に話す言語なのだと感じる。韓国でも、数々の英語村ができており、高水準の英語を獲得しないと一流企業への就職がおぼつかないというのもあって、早期英語教育が盛んだ。こうしたアジア諸国の若者たちと将来競い合うことを考えると、早い時期から英語を身につけさせることにした我が家の方針は間違ってはいないと改めて感じた。
もちろん、大人になってから、もしくは中学生から英語を学んで身につかないということではないし、そうやって立派に国際的に活躍している方もたくさんいる。そのあたりについては、またそのうち記事にしたい。
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現在、なおがはまっているのは親子英語友達からお借りした"Power Rangers RPM"!
「ゴーカイジャー」などの日本のスーパー戦隊もののアメリカ版として知られる。実際には、バトルシーンのみを流用して、別の役者、ストーリーで展開する、ほぼ別作品だ。
例によって、最初見せるときには苦労した。怖がって走って逃げたり、叫んでテレビを消そうとしたり。だが、一度見たら大喜び!
私が出張に出る前に第1話を見せたのだが、出張中、ずっと同じ話を見続けたそうだ。最初のナレーションを自分で一緒につぶやくぐらい(^^;
帰国後は、まず第2話を見て(やはりかなり抵抗された)、親が我慢できなくなり、第3話と第4話も続けてみた。最初見るときはなおは部屋を入ったり出たりしながら、おそるおそる見ていたが、いつものように、一度見れば大丈夫。
ただし、今回はちょっと例外で、第4話だけは一度見た後も駄目だった。なおが怖いのは女性の悪役、"Tenaya"。何やらいわくありげで登場して、目が緑に光るし、格闘も強いし、ということで、見られない(^^; 他の悪役と違って、完全に人間型でコミカルではないのもつらいのだろう。
親が見てみた感想としては、ブラックが反則のかっこよさ!
なおも同感らしく、途中で出てくる台詞、"His scores are too high to measure."をニマニマしながら何度も繰り返している(笑)
"Power Ranger RPM"のDVD、2枚発売されているが、残念ながら現在はどちらも入手困難。
今簡単に安く買えるのはこちら。
Mighty Morphin Power Rangers: Movie [DVD] [Import]
これは初代"Mighty Morphin Power Rangers"を映画にしたもの。これもお借りしていて、見始めたのだが、最初、謎の物体が出てきて作業員が電撃で倒れるシーンで発狂して逃げた(^^;
後は、別のシリーズ、"Turbo"の映画版。
Turbo: A Power Rangers Movie [DVD] [Import]
他のテレビシリーズのDVDもいろいろと出ているのだが、どれも絶版&プレミア状態。ちょっとマニア向けなので、出たら買っておかないとすぐ商品がなくなってしまうのだろう。
親子英語的には、スパイスとしての役割が期待できる。ヤア、タァ、フヌ、といったかけ声が中心で、英語話してないじゃん!と突っ込みを入れたくなる場面が多い(笑) だが、熱狂的にはまれば、数少ない台詞をリピートしたり、ごっこ遊びをしてくれるはず。
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昨日の夜は、なおをつれて梅田のスイーツパラダイスへ。ちょっとしたことでここに誘われて、せっかくだからお子さんも、ということになったのだ。
「かわいい」を連発されて、なおはご満悦(^^; たくさんの大人を目の前にすると、実は照れてしまうことがわかったのが新しい発見だった。子ども相手には平気なのに、一気に注目されると駄目らしい。
軽くパスタやピザを食べた後、おなかいっぱい甘いものを詰め込んでなおは幸せそう。
ということで夜の読み聞かせの時間はほとんどなく、ここで紹介した"Little Kids Big Book of Why"をぱらぱらとめくって読み聞かせしておしまい。
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6 件のコメント:
RPMはうちも2本持ってます~♪
かなり見たなあ~ そろそろ卒業かな。
でもたっくんがまた見るかな??^^;
ゴーオンジャーはちょうどりゅうちんの時代にやってたので、入りやすかったようです。
でもうちもリアルタイムのときは怖くて見てないんですけどね^^;
>りゅうママさん
さすがなんでもありますね〜。
たいてい一度見たら2度目からは大丈夫なんですけど、RPMはTenayaが怖いらしくて第3話で止まってます(笑)。
なおぱぱさん
2回目です。こんばんは♪
アジア人の英語教育について、共感しました。
つい先日ディズニーランドで後ろに並んでいた中国人らしき親子、英語で話していました。長蛇の列だったので運よく(?)色々聞こえましたが、親は訛り強かったけど子どもが流暢でした。
中国人や韓国人と仕事していた時は、文法はともかく、よどみなく話してくる姿勢に、文化の違いはあれど、英語が伸びるコツだな~と。
なおぱぱさんの観点からの記事、ぜひ今後拝見したいです♪
やっぱり男の子は戦隊モノ好きですねえ!
>Gorigorionさん
アジアで仕事していると、日本人の英語教育、こんなにのんびり構えていて大丈夫なのかな、と思うときありますよね。
親が多少訛りがあっても、こどもは文法も発音もより正しいものを身につけてくれるんですよね。
アジア人の英語教育、いろいろ考えさせられますよね。
たとえばシンガポールのように勉強も娯楽もコミュニケーションも含めて生活全体が英語なしでは成り立たない国であればあるほど、コミュニケーションの道具としての国民全体の英語力は非常に高いですよね。普段べったべたのシングリッシュでだべっている若者に抜き打ちでTOEIC受けさせると、あっさり800点台後半だったりします^^;;
日本は環境的に、そういう状況には何十年経ってもなりにくいでしょうね。そして、どちらが子どもの教育により良い環境かは判断が難しいところです。
親だけじゃなくて学校の先生も訛りが強かったりするので、子どももやっぱりその訛りを色濃く引き継いでしまうことが往々にしてあります。そして、誰もが訛っていることに鈍感な環境だったら、やっぱりエスカレートするし、母語とのチャンポンも多くなりがちです。(シンガポールにおけるシングリッシュの問題)
親が訛っていても子どもが流暢なのは、かなり「きちんとした英語教育」について考えている家庭だと思います(子どもをインターに入れているようなパターン)。そういう場合は、逆に、母語であるはずの中国語などが英語よりもかなり劣ったり、もっといけば英語しか話せない子どもだったりもします。両親は英語苦手だけれど子どもは英語しか話せない、というシンガポール人のケースも実際に知っています。インターに子どもを入れるような上流の(?)中国人たちはもっとえげつないことしますしね……。
訛りの問題は横に置いておいても、れっきとしたバイリンガル(もしくはそれ以上)で、学歴も高く仕事も良くできるという人はやはりどの国でも一握りなのかな、と思いますね。
両親日本人で日本の教育を受ける子どもが日本語が苦手、というのは避けたい状況ですから、どのあたりに落としどころを持ってくるかの見極めが重要なのかな、と考えたりします。
日本でのバイリンガル教育って本当に難しいです(>_<)
(長くなってしまってすみません。)
>マンゴーさん
力のこもった長文のコメントありがとうございます!
シンガポールの事情、参考になりました。
シングリッシュで喋っている若者が800点後半というのは面白いですね。数年間アメリカに滞在して大学を卒業するレベルまでいけば何もしなくても900点は超えるはずなので、そう考えると、高いことは高いんだけれど、ってことでしょうか。
仕事ができる、とか学歴が高い、とかは本人の資質もあるので、できるのは英語ぐらいかなと思って続けているのですが、英語と日本語のバランスについては今後ずっと考えていかなくてはいけないな、と思っています。
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