実はパズルはなおままの趣味で、なおが生まれるずっと前からアメリカでも結構いろいろと買い漁っていたようで、それらの一部がそろそろなおも遊べるようになってきた。
最近、私が気になっていたのは、良く書店に並んでいる「賢人パズル」(公式紹介)というもの。知育教材で有名なエド・インターの商品で対象年齢は3歳から。なんだかいかにも頭が良くなりそうなパズルだ。2,000円以上するのは正直、ちょっとぼったくり。
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こんな商品があるんだ、というような話をなおままにしたら、それはソーマキューブではないか、という。元祖立体パズルにあたるようなものらしい。
調べてみると、Soma Cube(Wikipediaの説明)というのは数学的にも非常に奥が深いものらしい。数学者Thorleif氏の解説ページを見てみたが、ちらっと見ただけではとても全貌が把握できない。
ブロックの形を見てみたら、どうやら、エド・インターの「賢人パズル」は構成がまったく一緒のようだ。そして、なおままが出してきてくれたのがこちら。
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正確にはこちらのアメリカ版(というか、元の版)で、パズルなどで有名なThink Fun社の製品だ。日本語版は、ハナヤマが販売している。こちらは日本語版といっても、カードには言葉が書いていないので、輸入して日本語パッケージにしてい売っているだけらしい。
さらに、ちらっと検索して調べた感じではすでに絶版。流通在庫だけらしい。欲しい人は送料込みで1,000円前後で買えるうちに買っておくべき。
うちにあるのはこのThink Fun社のものだが、正直、問題は難しい。対象年齢は8歳~となっているが、大人でもヒントなしに解くのは困難だ。
なおと一緒にやってみたが、ヒントを見ながらでも苦労した。暇なときに少しずつ遊ぶと良さそうだ。
上の「賢人パズル」は使っているのは同じソーマキューブでも、色分けをしてわかりやすくし、しかも幼児にも簡単にできるようにヒント(というか解法)が載っているのが良いのだろう。
このThink Fun社の「ブロックバイブロック」、ブロックの作りが良くないのでなおままは捨ててしまい、手作りのブロックを作成しており、今回遊んだのはそちらだ。素材となる木のブロックが買えれば、木工用ボンドでくっつけるだけで作れる。
しっかりした製品を買いたければこちら。こちらは送料込みで897円とお安い。おそらく、ハナヤマとしては今後、こちらをメインで売っていこうということなのだろうか。
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こちらにももちろん、ブロックだけではなく問題も含まれているが、肝心の「問題集」のクオリティはわからない。ソーマキューブ自体は著作権が切れているので、オリジナルが考案されたときの問題は最低限含まれているだろう。
「ブロックバイブロック」にしても木製ソーマキューブにしても、1,000円未満で買えてお手頃なのだが、問題は(ヒント・解法も)決して幼児向きではない。一方、「賢人パズル」の方は、お手軽でよさそうだが、年齢が上がったときに簡単すぎるかもしれない。
予算に糸目をつけないなら、子どもの年齢が5,6歳までならとりあえず「賢人パズル」を買い、その後すべての問題が解けたらハナヤマの商品どちらかを買うのが王道だろうか。
なおままはパズル好きなので、「賢人パズルも買っちゃえ!」だそうだ(笑)
ソーマキューブが3次元の空間把握能力を育ててくれる(かどうかはわからないが…)としたら、2次元の感覚を育てるなら、タングラムだろう、ということでタングラム関係の記事もリンクを貼っておく。2次元の図形パズルはタングラム以外にもいろいろあり、これまたなおままがコレクションしているので、そのうち紹介する機会もあるだろう。基本的に対象年齢は8歳ぐらいからとなっていることが多い。
***
そして、これは番外編。エド・インターからはもう一つ立体パズル(公式紹介)が出ている。こちらはブロックの構成を見てもソーマキューブではなく、詳細は不明。対象年齢は少し高めだがそれでも4歳~。
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2 件のコメント:
うちは去年購入した公文の「ずけいキューブ」をボチボチ取組んでます。
去年やらせた時には、さっぱりだったのですが、今年はなかなか(^O^)な感触です。
ただし、去年のうちに、キューブを1個紛失しましたが(ーー;)
適正年齢もありますが、子供によってのちょうどいい時期というのもあるんだなと最近思います。
うちの子に関しては、説明書きに書かれている推奨年齢のおしり(2-5歳向けなら4-5歳くらい?)ぐらいの年齢がいいみたいです。
>masyaままさん
「ずけいキューブ」もよさそうですね~。
子どもにとってちょうど良い年齢というのはありますよね!早めに出して全然だめだったのに、後で楽しめた、というのは私も多々経験があります。
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