2013年2月8日金曜日

家庭で教育する環境を作るということ

SunnyGirlBekkieさんのブログ、「Sunny Girl べっきーの英語記録帳」のこちらの記事に触発されたので、家庭で教育する環境を作る、ということについて考えてみようと思う。

子どもが接するものすべての教育的意義を考え、もっとも効率の良い組み合わせを考えて、家庭に配置する、というのが基本方針だ。

英語に関していえば、まずはインプットのための絵本とかけながし、ビデオの選択となる。

考慮すべきは、なおの好みと学習効果(難易度や語彙の豊かさ、学べること)のバランスだ。たとえば男子向けおもちゃであるニンジャゴーや爆丸関係の本は非常にヒットしやすく、情操教育としては今ひとつ。内容に偏りがあるが、難易度さえあえば選択肢としては悪くない。

今、なおが宿題としてメインでサタデースクールからもちかえるORTのステージ8は逆に好みはそこそこだが、学習効果が高い。

内容のバランスも重要で、いくらロボットや戦闘ものが好きだからといって、そればかりでは覚える語彙に偏りがでてしまう。

ビデオに関しても、子どもの会話が多いものは自然な会話スタイルを覚えるのに役立ち、科学や自然を扱ったものは語彙の構築と科学への興味・関心をはぐくむ。日常生活を扱うものは、日常での語彙を獲得するのに役立つ。という感じで、内容やジャンルを広く与えてやることが必要。

そして、そもそも子どもが興味を持ち、おもしろいと思うことが大前提なので、そのハードルをクリアしつつ、日々見せるべきビデオを取捨選択していくことになる。

ちなみに、我が家の場合、一度見せたものはDVDないしはTVにつながったMacのiTunesから常に再生できる状態になり、なおは常に自分が見たいものしか見ないので、見せるビデオを選ぶことができるのは、初めて見せるときだけ。その後、どれだけ気に入って何度見てくれるかは予測不可能だ。

このあたりについては、以前、「親が見せたいビデオ、子どもが見たいビデオ」という記事に書いてみた。

基本、現在放送しているテレビは見せない。小さいときは、日本語のものを見せるとそちらを好んでしまうのでは、という恐れがあったからだが、今は単に効率の問題だ。テレビを見たい時間に見てほしいものが放映されている確率はほぼゼロだからだ。

だから、我が家のテレビはアンテナにつながっておらず、またレコーダーは常に「外部入力」状態で、なおが勝手に電源を入れても放送中の番組は映らない。最近では、地上波なり衛星なりで放送中のテレビ番組というのがあることはわかっているようだが、我が家では見ないことになっている。

バラエティなども見ない。それからえられるはずの娯楽は、我が家では別の方面、たとえば家族でプレイするゲームなどから得られればそれでよい、と思っている。

なおがビデオ好きということもあってビデオは強力なインプット源だが、こればかりに頼るわけにはいかない。次は、音声のみのかけながしになる。

我が家ではどうしてもビデオの音声のみが中心になってしまう(なおがこればかり好むため)が、絵本や本の朗読CD、音楽のたぐいが候補になるだろう。発音とのからみでは、この記事この記事にお勧めを以前書いた。

我が家では、特に3~4歳のときは、ビデオを見たり絵本を読んだりしている時間以外は、常にかけながし状態にあった。このためには、簡単にスイッチを入れられる環境が不可欠。我が家ではマックからiTunesだったが、別にラジカセでもiPod+外部スピーカーでも良いだろう。すぐにスイッチが入れられて、リピート状態にできるのが重要だ。

我が家のMacのiTunes+スピーカーの利点は、CDから取り込んだすべての音源が常にいつでも再生可能である、ということ。また、子どもが大きくなってきたときに、自分で好きな音源を選べるということ。

英語の絵本は3歳半の頃30冊ぐらいしかなかったが、5歳の頃には日英併せて150冊ぐらいに増えた(こちらに本棚の写真がある)。決して多い方ではないと思うが、最低これぐらいはほしい。現在は、たぶん1.5倍ぐらいある(希望者がいれば、また現在の本棚の写真をアップしたい)。

絵本の選び方もやはり、なおの好みと学習効果のバランスをとりながら選んでいくことになる。この半年ほど、すこし好みを重視しすぎたきらいがあるが、少しずつ教育効果も重視していこうと思う。

それ以外の壁に貼るポスター類も重要で、英語教室にあるようなポスターを買ったり、絵辞典を拡大コピーしたり。絵辞典は赤ちゃんぽい、となおがいやがるので、最近は、ここで購入した世界地図の絵本から拡大コピーしたものに貼り替えている。また、日本語強化の目的で、ポケモン全種類が載ったポスターを貼っているのはご愛敬。

一応、同年代の男のたちが好きなものについては、ある程度の接触があった方が良いと思い、絵本やテレビ雑誌のたぐいも、たまに買ってやるようにしている。仮面ライダーやスーパー戦隊なども好きなのだが、そもそもそういったテレビ番組は怖くて見られないので、あまりおもちゃを欲しがることはないようだ。

英語に触れているという点以外では、他の家庭とさほど違うと子どもが感じることなく、それでいて、細かいところで教育効果が積み上がった家庭環境を作り上げることがこれからの課題だ。

***

なおは昨日から38度オーバーの熱でお休みしている。今日もまだ38度を超えていた。昨日は、アニメ「ドラえもん」(録画した番組がいくつか貯めてある)を少し見た他は、ずっとスカラスティックのDVD

3歳の時から見ているが、忘れたころに見返すとまた新たな発見があるのかもしれない。全部、もう一度見てしまう勢いだ。これは教育効果抜群(情操教育、言語教育ともに)なので、大歓迎だ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ

2 件のコメント:

SunnyGirlBekkie さんのコメント...

こんにちは!

>>テレビを見たい時間に見てほしいものが放映されている確率はほぼゼロ

タイムシフト・・・
使ってるんですけど意外と便利ですよ~
でも、データ放送が即時性を要求するので
ポケモン後で見ればって言うと
「最後のバトルができないからイヤ」
などと返されてしまい子どもには不評です。

なおぱぱ さんのコメント...

>SunnyGirlBekkieさん

タイムシフトという手もありましたね!最近はこれがついたテレビが多いですよね。

あ~でもうちは放映されている番組で見るのはドラえもんだけですから、宝の持ち腐れになりそう。

ポケモンは番組の最後にデータ放送でバトルができるんですね。知りませんでした。