2013年3月28日木曜日

一年生(Grade 1)からのライティング-なぜLanguage Artsなのか

しばらく前から、英語のワークの時間ではSpectrumのLanguage Artsを使っている。正確には、こちらの"Little Critters"版だが、現在は入手不可能なようだ。キャラクターが使われているかどうかが違うだけで、学ぶ内容は一緒のはず。

追記:と思ったら、Little Critters版に比べてこちらの版は遙かに難しいことが判明(^^;

Spectrum Language Arts: Grade 1Spectrum Language Arts: Grade 1


Phonicsをとりあえずクリアした後に選ぶワークとしてはサイトワードやリーディングやスペリングなどもあるだろうが、なぜこれを選んだかというと、私自身が英作文での細かいマナーを知らず苦労したためだ。

日本の大学受験では英作文の比重は比較的低いため(東大・京大でも受験するなら別だが)、どうしても受験勉強での対策は後回しになる。アメリカでは小学校一年生で習うような句読点の使い方も私は知らず、短期留学などで苦労した。

こうしたルールを英語圏でのカリキュラムにしたがって教えてみよう、というのがこのワークを使っている理由のひとつ。カリキュラムがないのが小学校入学後の親子英語の課題であると思っているため、レベルは異なるものの国語としての英語のカリキュラムを借りてみたい。

各種文法用語(noun, pronoun, adjective, などなど)を英語で学ぶのも、言語を客観的に捉えるためには重要だ。

また、ほぼゼロからのなおの次のステップとしては、大文字・小文字の使い分けから始まるLanguage Artsがぴったりでは、というのもある。

内容は大文字・小文字の使い分け、句読点の使い方、動詞(3単元、過去形)、名詞(複数形、冠詞)、形容詞(比較)、同意語、反意語、複合語といったあたり。

ワークは100ページちょい、今は1日あたり2ページ進めているので、50日間で終わる計算になる。実際には抜ける日も多いので、2,3ヶ月といったところだろうか。今半分弱まできており、予定では4月中に終わるのではないかと思う。

このワークの内容を完全にマスターするというよりは、毎日のワークを通じて英語を書くことに慣れさせ、また文法用語に馴染みがでてくればそれでよい。

次のワークとしては、もう一冊ぐらい文法を学ぶものを挟んでから、リーディング・ライティングのワークに移ろうと思う。こちらのReading Comprehensionの方を一期の会でアイリーンさんに見せていただいたのだが、かなり良かった。実物を見た上で試せるのがうれしい。

Scholastic Success With Writing, Grade 1Scholastic Success With Writing, Grade 1


Scholastic Success With Reading Comprehension: Grade 1Scholastic Success With Reading Comprehension: Grade 1


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7 件のコメント:

マンゴー さんのコメント...

Language Arts、1年生でまず1冊するのは良いと思います^^ うちはクリッター版でフィリピン人先生に見てもらってやりましたが、少しずつ、でもあれこれ言いながら楽しく進める工夫をしないとなかなかしんどいワークではあります。が、1冊やると確実に基礎力がつくと思います。

Scholastic Success Withシリーズ、私もオススメいたします^^ こちらはだいぶページ数が少なくお楽しみも多い構成なので、少しずつ進めて、弱点が見つかったら他のワークで補強する、というやり方をしています。ただし、R, Wとも良問が多いのですがWritingのほうはかなり簡単です。Spectrum Writingをしっかりやるようになると、同じ学年のものでは物足りないレベルです。

なおぱぱ さんのコメント...

>マンゴーさん

すでにこうしたワークを実践済みのマンゴーさんのお話が聞けると非常に助かります。ありがとうございます。

Language Artsに関しては、すべて規則を守って文章が書けるかどうかはさておき、一度知識としてもっておくのは重要かな、と思いまして。

スカラのSuccess withもやはりご存じなのですね。うちの子はまだガンガン書かせるのは辛いので、少しずつワークに慣らせる意味でも緩いぐらいがちょうどいいかな、と思っています。

ゆうく さんのコメント...

こんにちは。我が家も上の子がLanguage Arts、Success withのReading を使いました。スカラのReading G1-3をした後にSpectrumのReading G3に移行した所、レベル的にちょうど良い感じでした。スカラのは、内容が濃く、分厚くないので低学年でも取り掛かりやすくて、とても重宝しました。なおくんもこれからが楽しみですね。 

ナツコ さんのコメント...

最近の「親子英語への思い」系の記事を、いつも以上に興味深く読ませていただいていました。

今回挙げられているワークは他の方も絶賛されていますが、SpectrumのLanguage Artsはうちの娘がインターに行っている頃からずっと続けていました。
なおぱぱさんがお考えの通り、帰国受験のエッセイを書くときに、文法をやっていたことがはとても効果を発揮しました。現地校生活が長くても文法が苦手で苦労していた子もいたようですが、娘は文法的なことはあまり直されることはなく、先生に驚かれていました。

SuccessシリーズではVocabularyとGrammarが、長期休みなどにざっと復習するのにとても重宝でした。
vocabularyは現地での学習内容を垣間見ることができるのでとくに良かったです。

ReadingのワークはLittle Critterも使っていましたが、途中からEvan-MoorのRead and Understandを使うことが増えました。
Scienceが好きななおくんにはぴったりだと思います。HPで中が見られるので、もしご存じでなければ、見てみてください。

なおぱぱ さんのコメント...

>ゆうくさん

どちらも、みなさん使われている定番シリーズなのですね!うちも先にスカラの方をやってみようと思います。

これから少しずつお勉強要素も取り入れていかねば、と思っています。

>ナツコさん

アメリカ人の大学生でも文章が書けない学生なんていますから、そういう意味では学校に行っているだけではだめで、しっかりトレーニングしないといけないんですよね。

Success withのGrammarは見ていたんですが、Vocabularyの方はチェックしていませんでした。と思ったら、絶版かも?

Evan-Moorのワークも評判がいいですよね。少し高いんですが、いいなあと思ってときどき調べています。また試してみようと思います。ありがとうございます!

masyaまま さんのコメント...

こんにちは(^^)

うちは、会話重視で息子の性格的なこともあり、ワークや読み書きは手をつけてません。

私としては、1-2年後から始めるのでもいいかな?と思っていましたが、息子の先生orお教室探しをしている最中に、あるイギリス人の先生から

フォニックスは読みを導入するのに重要。
そして、その先の読み書きは非常に重要。

と説かれました。息子のお試しレッスンの様子から、、息子が5分も座ってられない訳ではないのだから、ちょっとずつでも取組みを始めた方がいい。開始時期としては最適だと言われました。

確かに、息子が日英ともに文字に興味を持ち始めたのは事実です。文字ではなく意味を持つ単語を書きたがります。

というわけで、うちも、そろそろ始めようかと思います。なおぱぱさんの過去記事を参考に最適な1冊を見つけたいです♪

なおぱぱ さんのコメント...

>masyaままさん

そうですね。そろそろいけるかな~という感じでしょうか。

昔あったCDつきのPhonicsのワークはお勧めだったんですが、もう手に入らないようです。年齢的にあまり分厚いものより、安くて手軽なものの方が良いと思います。

今なら、Step AheadのPhonicsかな?