これは私もときどきやるのだが、こうしたら親子英語が「成功」、こうしなかったら「失敗」だの、ついつい結果をゼロとイチのどちらかで考えてしまう。
しかし、英検のような資格試験ならいざしらず、子育てではゼロイチなんてありえない。結果はどこか大成功と大失敗のどこか中間にくる。しかも、ある方向からみたら大成功でも別の方向からみたら大失敗なんてこともありえる。極端な例では、一流大学に受かったけれども自殺してしまったケースなど。
子どもの英語力だって、「英語が話せるようになった」「ならなかった」の2択ではなく、さらにいえば、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングといったそれぞれの方面で子どもによって得意不得意がでてくる。
親子英語は続けていれば何らかの形で成果が現れる。他の様々な家庭の取り組みを参考にしつつも、自分の子ども、自分の家庭にあったやりかたで続ければよい。
英語以外でも様々な習い事でそうなのだが、たとえば、ピアノを幼児期に習っていて、でも大人になったら忘れてしまった。ピアノを習わせたのは「失敗」だったのか。直接的ではないにせよ、音楽的素養が養われたかもしれない、ということをさておいても、ピアノを習っていた時間、先生と過ごした時間、練習の時間、すべてがその子どもの成長へと影響を与えるのだから、無駄なんてないのだと思いたい。
幼稚園最後のスポーツ大会で、3年間体操クラブに通っていた(最後はなんと週2回!)なおがすべての種目ヘロヘロで、一方何もやっていない子どもが鮮やかに跳び箱やマット、鉄棒をこなすのをみてがっくりしたなんて言わない(たぶん)。
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タイタニックやフーディーニについての本がなかなか良かったので、さらに3冊Step Into ReadingのStep 4を用意してみた。どれも某図書館で借りたものだ。最後のAmazing Rescuesは絶版・入手困難だが、他の2冊はまだ手に入る。
Pompeii...Buried Alive! (Step into Reading)
YL 1.6 語数 1,547
The Mystery of the Pirate Ghost(Step Into Reading, a Step 4 Book)
YL 1.8 語数 2,059
Amazing Rescues (Step into Reading)
YL 1.6 語数 1,749
本来なら1冊ずつ出すのだが、最初、The Mystery of the Pirate Ghostを見せたときに反応が悪かったので、他の2冊も一気に出してしまった。
その後、どれもパラパラとめくっていた。絵だけ楽しんだのかな、と思うと、字も追っていたようで、Amazing Rescuesのところでは、古い井戸に落ちてはまってしまった子どもを助けるのに、「ジェリーを使って滑らせた」なんて教えてくれた。
1冊5分ほどしかみていないので、とてもすべて読んではいない(音読させてもそんなにスムーズには読めないし)。おそらく、絵を中心に見ながら、ところどころ文字を読んでいるのだろう。もっと楽に文字が読めるようになれば、文字中心になってくれるのではないか、と期待している。
できればゆっくり読み聞かせをしたいが…。一番楽しかったのがAmazing Rescuesなので、絶版なのが残念。
このStep 4にはまだまだノンフィクションがいろいろあるようで、巻末のリストを見て本人も欲しがっている。難易度的にも、しばらくはStep Into ReadingとDK Readersでいこうと思う。
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6 件のコメント:
(たぶん)笑。わが家も体操教室では同じこと感じてます。 身軽な子は一番初めのレッスンから身軽ですもんねえ。
もちろん英語を含む他のこともそんなことありますけど、いまはその分野で一番になるために自分のこどもにやらせてるのではなく、いろんなことを「経験させる」ことの一貫だと自分に言い聞かせてます^^; 体操教室では、男の先生に慣れたし、順番守って、お友達の演技もちゃんと見れるようになって、大きな声で返事できるようになりました?(爆)
あ、最後の体操教室でできるようになったことはうちの娘のことですー(汗
このシリーズ好きです(笑)
育児に失敗も成功もないですよね。
違うかなぁと思ったら変えるのもよし
もう一踏ん張りするもよし^^
それは人生においても言えることですね!
先を見据えつつもまずは今を楽しんでいこう!
>cottonさん
比べるとしたら、教室に行ってなかった場合の自分の子どもがどうだっただろうか、って考えてみるぐらいですよね。
うちの体操教室はそれこそ並んだりするのもほとんどないので、何が身についたかは果たして疑問ですが、放っておくと何も体を動かさないので、そういう意味で価値があったかなと(^^;
>Carriexxxさん
やりたくない、でもついやっちゃうシリーズです(笑)
子どもの将来に備えるのはもちろん大切だけど、それで今を犠牲にするのは、決してうまくいかないような気がするんですよね。
子どもはすぐに大きくなっちゃうので、ほんと今を楽しみたいと思います。
うちのスイミングがまさにそれです(笑)
週3-4を1歳から継続していても、泳法力的には3-4歳から初めて週1の練習のお友達と変わらない所にいます(^_^;)
正直な親の感想としては「期待していた効果は得られなかったが、無駄ではなかった。」
もう、無駄でなかったと信じないと、今までの労力とコストを考えると発狂しちゃう?
期待外の効果はおっしゃるとおり、お友達関係や、コーチとの師弟関係だったと思います。
>masyaままさん
よほど向いていない限り、後から始めた子どもに抜かされない、というのは無理かな、とも思います。
そう考えると、早期教育も同じようなものなんだろうなあ、と思っています。
ただ、他の子と比較しないなら、早く始めた分だけ成長できたわけですから。
でも、発狂しない程度に気楽に行くのが正しいと思われます(^^;
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