親子英語を幼児期から始める場合、4技能で言えばリーディングスキルの方がスピーキングよりも進んでいることが多いと思う。
それは、簡単にいえば非ネイティブの親にとって話す相手になるよりも読む能力を教える方がやりやすい、というそれだけの理由であって、言語の習得という視点からは、読む能力というのは決して簡単に身につくものではない。
だが、非ネイティブで一定量のインプットをするためには読書に頼るのが自然だし効率が良いというのが私の持論で、そのためには読む力を鍛えるのが不可欠だ。
最終的には子ども向けのチャプターブックなどを自力で読める状態にまでもっていく必要があるのだが、日本語でも「こうすれば読書好きに育つ」という確実な手段などないように、英語の場合も子どもの個性に応じて、各家庭でいろいろな工夫がされていると思う。
今回紹介するのは、ある意味とても標準的なやり方で、Guided readingとも呼ばれるが、出てくる表現や語彙、文法、さらには内容も幼稚園児~小学校低学年に焦点をあて、段階的に難易度が増すように設計されたリーダー絵本を数多くこなすやりかただ。
いわずとしれたORTを筆頭に、我が家で良く買うのは"Step Into Reading"と"DK Readers"、"I CAN READ"のシリーズだ。
ORTはちょっと別格なのでおいておくと、どのシリーズも、もちろん定番の人気作品がある一方で、そのときどきの人気キャラクターを題材にした作品が多く発表される。それらの多くはそのまま絶版になってしまって再版されることはないようだ。
SIR、DK、ICRはそれぞれレベルに分かれているが、難易度に差がある。3つの中で一番簡単なのはSIR。
一番最初に読めるのはStep Into ReadingのStep 1かな、ということでこちらのリンクにリストしてみた。ディズニーのカーズやプリセンス、トーマス、セサミストリートなどのキャラクターものが充実している。
ただ、最初の方のレベルはどれも文字数が少なくて、かといって1冊400円とはいえあまり大量に買うと費用がばかにならない。できるだけお買い得に、という方にはこういった合本がお勧めだ。
Five Fast Tales (Disney/Pixar Cars) (Step into Reading)
ディズニーのカーズのお話ばかりを5つ集めて800円ほど。レベルは1と2が混在している。これなら気軽に手が出せる。また、トイ・ストーリーのものもある。やはり5話収録で800円ほど。
Five Toy Tales (Disney/Pixar Toy Story) (Step into Reading)
我が家で2年前に買った合本もまだ健在だ。値段もほぼ同じ。
Disney/Pixar Story Collection (Step into Reading)
もっとも、我が家ではずっと読み聞かせだった(^^; 購入したのは5歳の時なので、本来なら自力読みできそうなものだが、親子の時間を大切にしている(というと聞こえはいいが、成り行きに任せただけともいえる)。
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