2013年7月30日火曜日

親子英語に対する世間の冷たい目

この前、仕事関係の飲み会に参加したときの話だ。

同僚ではなく同業者の集まりで、楽しく騒ぐというよりは、情報交換とネットワーク作りの側面が強い集まりで(基本、私は最低限しか飲みに行かない)、話題は基本仕事がらみが多いのだが、割とつきあいが長くなってくると私生活の話もちょっと出る。

そこで、何の因果か我が家の英語育児の話がでた。

以前、同じような集まりで話題になったときは、「英語で話しかけている」という話を私がした(というか、多少無理矢理させられた)ときには、ワイワイガヤガヤと様々な話をしていた10数人の参加者が一斉に話を止めてこちらを向いて、驚いたものだった。

今回は、多少メンバーが被っていてすでに知っていた人も多かったためか、それほどの注目は集めなかったが、それでも会話に参加していた数人の反応が面白かった。

だいたいは、生暖かい目線というか、「へぇ~」程度のものだが、1人の独身男性からは冗談交じりながらもさりげなくバッシングを受けた。基本的には、英語では親子としての人間関係を円滑に築けないというな意見だったのだと思う。成人したら「あんた誰?」と言われるに違いない、と(^^;

面白いことに、その彼は実は留学経験者で、大学時代にアメリカに行っている。また、それこそ日常的に英語を使う仕事をしている。だが、それでも、子ども時代に家庭で日本語のみで通すことが重要だと考えているらしい。

まだまだ親子英語が世間一般に受け入れられるまでには時間がかかりそうだ、と思った出来事だった。

こうした生理的とも言える嫌悪感がどこからくるのかつらつらと考えてみたが、それについては考えがまとまってから、またいつか記事にしてみたい。



7月もほぼ終わりだ。現在の英語ワークの日課は、Spectrum Writing G1(2枚=10分)、Scholastic Success With Reading Comprehension G1(1枚=5分)、Down to Earth Geography G1(2枚=5分)の3本立てに落ち着いた。夏休みの負荷としては、こんなものじゃないかと思う。

必要時間はあくまで目安で、妙に気乗りしないときなどだらだらしているだけでプラス10分かかってしまうこともないわけではない。

最近気がついたことだが、英語でも日本語でも、読解問題を解くのが異様に早い。全部文章を読まないで、解答部分だけを探し出してしまうようだ。まともに読んでないので、もちろん勘違いして間違うこともないわけではない。読解力を育てているというよりは、テスト対策をしているようで、私としては微妙な気分だが、与えられた問題に最低限の努力で解答しよう、という姿勢は間違ってはいない。こちらにできるのは、間違えたときは全文をゆっくり音読させるようにするぐらいか。



昨日から、なおはお泊まりのキャンプに出かけていて留守だ。なおがいない自宅はちょっと不思議な感じがする。

昨晩はなおままと2人で映画を見てのんびり。今晩は、子連れでは行けないレストランにでも行ってみようと思う。

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12 件のコメント:

ものぐさハハ さんのコメント...

否定意見を真っ向からぶつけるのが男性らしいと思って読みました。
これが女同士なら、同調共感しつつ、時に「すごいねぇ」と持ち上げたりして、実は裏では・・ってことが。。
あぁ、自分を含め、女って怖いです~。w

ぼさん さんのコメント...

我が家はなおパパさんやその他のご家庭ほどはきちんと対応できず、ゆるーく親子英語をしていますが、それでも我が家に英語絵本が溢れていたりすると、来客者に「ものすごい教育ママ」的な目で見られてしまいます。
ピアノとか他のお稽古と同じ感覚で、別に特別なことではないと思うのですが…。

私の周囲の帰国子女ママ達は、子供に英語を教えるかどうかは二極化しています。
「まずは日本語」と英語ゼロのご家庭と、親子英語まっしぐらのご家庭と。

“生理的嫌悪感”への考えがまとまったらぜひ書いてくださいねー。

Gmarie さんのコメント...

はじめまして。お気持ちわかります。
私も13年前に娘を出産して英語教育していた時、いろいろ言われました。でも結局のところ、今思えば、そういう人たちは根拠のないところから発言しているのがほとんどだと思えるんです。研究者の間でも意見は分かれるようですし。

現在は、中学校一年と小学五年生に成長した子ども達を見て(二人とも小2までインター、その後、日本公立学校)、私が悩みながらも続けてきたことは間違いなかったって実感しています。多様性を受け入れる姿勢や、自他の個性を大切にする事、多文化を享受する姿勢、英語育児は言語習得以上のことを経験する機会を与えていると感じています。
自分の両親を含める、ママ友など否定的意見だった人たちも、現在の子どもたちの成長っぷりと、英語能力必須な企業・英語プレゼン力・グローバル化などを世の中がうたいはじめたので、すっかり肯定、奨励までしているほどです。

一歳半になった息子も同じように、上二人の時の経験を生かして、もっと効率的に、英語教育していこうと思ってます。
なんて偉そうに言いながら・・・なおパパさんのように徹底した教育は出来ないんですけど。ブログを参考にさせていただきます!

All I can say is that you are on the right track!
一緒にがんばりましょう~

Blue Hills さんのコメント...

なおくんと、なおぱぱさんの関係は、羨ましいくらいラブラブに見えます。英語の点だけでなく、こんなに可愛がって育ててらっしゃるのだから、豊かに成長すると思います。

うちの場合ですが、家族では完全に日本語で会話しています。読み聞かせも、音源などを使っています。
私が英語を話せないから、というのが始まりでしたが、家では日本語、学校では英語としています。
これでいいんでしょうか~?!
どうなっていくんでしょう?
誰かに伺いたい(笑)

いろんなご家庭があっていいのではないのかな~と思います。

まりやん さんのコメント...

読解力の話ですが、ゆうは英語の本と日本語の本とを比べると、圧倒的に英語の本を好んで読んでいます。日本語の本の数の方が圧倒的に少ないのですが、不思議と国語の読解力は「今のところ(笑)」良くできるんですよね…。

この英語の読書って、日本語の読解にも何か関係あるのですかね~? 凄く不思議なんですよね~。もしくは、ただ、まだ低学年だから、たまたまうまくいってるだけなのか??


本は、言語に関係なく読むに越したことはないと思うので、とりあえず今は本人に任せているのですが、もっと日本語読めばいいのに…とは思ってるのですが。

ゆうも、なおくんと同じで、解答部を見つけ出して書く感じです。 なので、早い割に正解しているといった感じで。 

しかし、その若い男性の意見も興味ありますね~(笑) 留学経験者が、なぜにそう思うのか。

りゅうママ さんのコメント...

うちはまりやんさんところと同じで英語の本を好んで読む・・・というか、うちに日本語の本がないせいだと思いますが^^; 
字を読むのは好きなので、数年前の「テレビくん」とかを今でも死ぬほど読みあさります--;

ゆうくんと違うのは、英語でも日本語でも問題になると読解力0なところかな^^;;;

その人は、要は母国語が大事だと言いたいのでしょうか。
アイデンティティの問題かなあ。バイリンガルになりそこねて・・っていう話はあちこちで聞きますもんね^^; 言語学的にも。
到底そんなレベルでもないし、日本語がしっかりしているので大丈夫だろうと勝手に思ってるんですが^^; 周りが見ると、絶対どこかおかしいに違いない・・・と思えるのかな?^^;;

mana さんのコメント...

さっき 他の方のとても残念な内容の記事も目にしました(;_:) 
なおぱぱさんの生活の中でのなおくんとの関わりの深さをいつも感じます
日本語で我が子と接していても、なおぱぱさん程こどもと関わっている父親はそうそういません
何語かより 大切なことを
なおくんがいちばんよくわかってくれていますね、きっと^^

cotton さんのコメント...

Success with readingの1ページ5分ですか〜^^
速い。。。わが家も1ページ目だけやってみました。
時間見てないですけど、まだまだ手助けが必要ですが
ぼちぼちやっていこうかな?と検討中です。
こどもがいない日は出かけたくなりますよね(笑)
わが家もこないだ娘がお泊まり保育でいなかった日は
旦那とさみしいね〜と言いながら普段人気でなかなか予約が取れないおしゃれ中華で、これまたここぞとばかりにこどもがいると頼みづらい石焼麻婆豆腐やらピリ辛系ばかりを頼みました^^ゆっくりされてください♪

なおぱぱ さんのコメント...

>ものぐさハハさん

半分冗談のようなふりをしていましたけど、本気でしたねえ(^^; まあ、ふだんは接点がないので、裏でどうこう、というのもやりようがないので、その場で言わないと駄目だったんでしょう。

でも女の怖さについては同感いたします(笑)

>ぼさん

ゆるーくでも、自分のスタイルで続ければきちんと効果がでるのが親子英語の素晴らしいところだと思います。

教育ママとみられることに関しては…。うーん、もうしかたないですね(^^; 結構、どうやるのか、的な秘訣を聞かれたりすることもでてきますよ。

帰国子女ママの場合英語をやるかやらないかに2分化される、というのは面白いですね。やはり自分の海外での体験が原体験となって子育てを左右するのだと思います。

また、別の機会に嫌悪感については記事にしますね。

>Gmarieさん

はじめまして。コメントありがとうございます。すでにずいぶんと成長したお子さんがいらっしゃるお母さんの体験談というのはとても心強いです。親子英語で得られるものは、英語だけではない、おっしゃるとおりだと思います。

親子英語に対する反対論、母親による英語の語りかけに対する反対論は、ほとんど感情的なものばかりですね。別に学術的な研究に基づいているわけではありません。それだけ、人々の「琴線」に触れることなのだと思います。

がんばる、というよりは楽しみながらゆっくり進んでいこうと思います(^^)

>Blue Hillsさん

どちらかというと、私からの愛が一方通行ですけどね(^^;

Blue Hillsさんのご家庭の場合、もっととても強い英語環境を外に作っておられるので、家庭で英語で会話をする必要はないと思います。

学年が進むにつれて、それぞれの言葉の進み具合を見て、調整を加えるぐらいでしょうか。

>まりやんさん

2つの言語を学んでいる場合、片方で学んだことはある程度もう片方に「転移」することが知られています。中学・高校で学ぶ英語の学力はかなり国語力に依存しますよね。
もちろん、語彙や単語は全然違うので役に立ちませんが、基本的な理解力はどちらの言語で本を読んでも養われると思います。

その男性は未婚ですが大して若くはないんです。単に英語だと伝えたい気持ちの部分が伝わらない、というよくある理屈だと思います。

>りゅうママさん

ゆうくんもそうですが、男の子の読書好きはうらやましいです。うちはまだカタログみたいなものしか喜んで見ないので(^^; もしワークが解けないのだとしたら、読解力がないのではなくて、解法を身につけてないだけだと思います。

言語に絡むアイデンティティの問題はややこしいですよね~。まあうちの子は両親日本人だし、住んでいるのが日本なのでそのあたりは揺らがないですが。

>manaさん

うちは子どもと接する時間は長いですよね!それだけは誇れると思います。甘やかしすぎとは思いますが(^^;

後5,6年もしたらこんなに親と時間を使ってくれなくなると思うので、そのとき、自分がどうするのか、最近ちょっと心配になってきました(笑)

>cottonさん

明らかに文章を読まずに解答している速度です。長い文章はまだ全然読めないのだけれど、単語を認識する速度は速いですね。これは、幼いうちからやっているメリットだと思います。

昨晩はちょっと気になっていたけれど、子連れではいけないフレンチに行きました。おかげさまで胃がもたれてもたれて(^^; 次のお泊まりキャンプが楽しみです。

hana さんのコメント...

初めまして。
私も子どもが小さいうちは嫌悪感をあらわにされたことがあります。取引先の人(男性)に交流会の際にその話になって思い切り否定され、今すぐ止めたほうがいいとまで言われました。もちろん根拠はなしです。
後は親戚たちの間でも嫌悪感は多くみられました。
その他には口にこそ出さないものの、質問の内容によって嫌悪感があるのかなと感じることも多々ありました。
そういう私は一時期、英語を話せるのに子どもに英語を語りかけない人に逆に嫌悪感を感じたことがありました。
なんでそんな勿体無いことするんだろう???と。
でも最終的にたどり着いたのは、英語語りかけするかしないかは個人の問題で、誰に迷惑かけるわけではないのだから、他人のやってることとやかく言う必要はないということでした。

ちなみに子どもの成長とともに周りからの嫌悪感は減って、今では(まだ8歳と6歳ですが)むしろ好感を持ってどうやって取り組んでるのか尋ねられることが多くなりました。

なおぱぱさんのブログは、自身の取り組み方が書いてあり、それ以外の取り組みをしている人を否定していないのでいつも楽しく読ませていただいています!

匿名 さんのコメント...

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。

私は実生活では否定されたことがなく、むしろどんどんやれ的に言われますが、ネットの雰囲気がそうですね。

感想としては、教育方針なんて家族単位ですり合わせるものですから、うちでうまくいっているからといってよその家に勧めることはありませんが、こと育児に関しては皆なにか思うところがあり、なぜか見ず知らずの赤の他人にまで押し付けているような場面はわりと見かけますので、人前でその類の話題は出すまいと改めて思いました。

うちは子供が成長したときに、英語を取り入れたことに感謝される可能性のほうが高いと思うので、このまま続ける予定です。(なぜ単言語にしなかったと思われることはない気がします。)

なおぱぱ さんのコメント...

>hanaさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

男性は女性に対して最初から優越感を持っていることもあり(特に年齢が上なほど)、威圧的なコミュニケーションをすることがありますよね。困ったものです。

子育ては他の人が責任をもてないものですから、他人にとやかくいわれるべきものではないですよね。また、各家庭の環境、目標によって何が「正しい」のかも変わると思います。

あえて正しいものがあるとすれば、それは親の愛情ぐらい。親の愛情がたっぷり伝わるような親バカブログを続けたいと思います。

>匿名さん

こんにちは。コメントありがとうございます。

子育ては社会も責任を負いますから、そういう意味では口を出したくなる気持ちもわかりますが、口を出す人に限って、特に助けてくれるわけでもありませんよね。

うちもどう考えても英語が出来ることは有利にしか働かないと思っているので、揺るがず勧めたいと思います。