つい数ヶ月前に、振り返り記事を書いたときは、親子英語をしている家庭で、子どもの日本語に何らかの影響が出る家庭は少ない、ということを書いた。ただ、うちのなおは例外で、微妙に日本語が怪しい、とも。
具体的には、発音が英語よりになったり、喋るときに詰まることが多かったり、といった感じで、おそらく、私と一緒にいると英語と日本語を切り替えなくてはならないので余計その傾向が強くなる。
その後、小学校に入ったが、学校の先生と面談をした限りでは先生はなおの日本語に何も気がついていなかったので、「明らかに」気がつくような差ではないこともわかった。
小学校の授業では、理解力という意味でも、発言をするという意味でも、まったく問題ないようだ。
一方、ドラゼミをやらせていると、算数のワークはすぐに解いてしまうのに、国語の方は、たまにつまっている。表現を知らなかったりするためだ。また今月は学校で習っていない漢字が始まり、これは幼稚園でもやっていなかったのでたいへん。
でもまあ、単になおは算数が好きだが国語はさほど得意ではない、という程度の差で、これなら英語をまったくやっていなくてもありえる。
小学校に入ってから、一日のかなりの時間を小学校で日本語だけで過ごすようになったし、各種習い事もサタデースクール以外はすべて日本語なので、あまり日本語に関しては気をつける必要はないと感じている。もちろん、家でテレビを日本語で見ていないので、その分インプットを補ってやる必要はあるだろうし、これから日本語での読書もしっかり導入していく必要もある。
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日本語の読みに関しては、もちろんひらがなは読める。が、すらすらと読んでいくというfluency(流ちょうさ)に欠ける。物語を文字で読んで楽しむところまではいかないようだ。
実は、英語の読みも同じような状態なので、日本語が、英語が、ということではなく、もっと根本的な言語の発達段階という意味で、単に今のなおがこのステージにある、ということではないかと思う。
言語能力の発達、早ければ早いに超したことはないが、持って生まれた差も大きいので、焦ってもしかたがない。私としては着実に伸びていってくれて、後2年弱ほどで楽しんで本が読めるようになってくれれば(できれば物語)、それでよい。
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日本語の本は、ゾロリは喜ぶのはわかっているので近くの図書館から借りてやっていたのだが、学校の図書館でもう読んだ、と言うことが多くなってきた。どこまで丁寧に文字を追いかけているかは微妙だが、読んだというとき、たいていあらすじは理解しているそうだ。最初の頃こそなんども本を開いていたが、最近は新しい本を借りてきてもあまり興味を示さないので、シリーズそのものに飽きてきたのだろうか(^^;
日本語教育、特に児童書の選択と読み聞かせはなおままに任せている。最近のお勧めはこちらのシリーズだそうだ。
あるひあひるがあるいていると (あいうえおパラダイス あ)
響きの美しさを楽しむ、詩のような本だ。使われている言葉が難しいので、完全に読み聞かせ。言葉の選択と展開がきてれつなので、なおは聞きながらときどきゲラゲラ笑っているとか。
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