2013年8月12日月曜日

3歳からいかにして親子の会話に英語を取り入れたか

この前リクエストをいただいたので、3歳でゼロから日常会話に英語を取り入れていったやり方について、ちょっと思い出してみよう。

一応ブログは3歳からつけるのだが、最初の頃はこうした日々の英語のやりとりの記録が大切になるとは思わず、会話で用いた英単語とか文法とかの細かい記録が残っていない。大まかな記録はこのあたりを参考にして欲しい。

最初の一年はほぼ完全に教材のワールドワイドキッズに頼り、ステージ1のトイであるパペットと果物あたりを使いながら、ペアレンツガイドやCD-ROMにある会話をなぞっていった。ただ、すぐ終わってしまうので、工夫しながら、少しずつ新しい単語や表現を使って覚えさせる必要がある。

開始時点で英語で親が何か言ってもまったく理解できないので、オールイングリッシュは無理。だが、最低限、文章内に日英を混ぜることはせず、文ごとに切り替える。また、遊びも、あまり言葉や説明に頼らなくていいような遊びを中心にした。

基本は、「遊び」「食事」「風呂」といった場面に限定して、それぞれの場面で必要な、かつ簡単な表現を考え、それを頻繁に使うことで、少しずつ使える表現を増やしていく。文の構造も簡単にし、単語も同じものを繰り返し使い、またゆっくり喋るようにする。

一年経ったら、日常の大部分を英語で表現できるようになったが、別に日本語がでないわけではなく、結構混ぜて使っていたと思う。

私との会話に日本語を交ぜなくなったのは開始2年後、5歳になったぐらいだろうか。

本当は日々の会話の記録を簡単にでもつけておけばよかったと思う。当時書いていたような親子英語論は今から考えるとあまり価値はない(でも、当時は自分で色々考えながらブログを書き、親子英語を手探りで進めていたので、そういう意味では大切なことだった)。

後から見て記録として価値があり貴重なのは、日々何をしていたか、どのような絵本・映像を見て、どんなアウトプットの機会があったか、ということだなあ、と最近改めて感じている。

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このところ、見ているビデオはこちら。以前ちらっと書いた、教育的な内容のビデオを、ということで探していて選んだものだ。

アマゾンUKでMSBを購入した人はこちらも購入しています、とあったので、中身がわからないままチャレンジしてみた。



要は偉人の伝記をアニメにしたもの。ディスク3枚組、それぞれに10分ほどの番組が5人分入っている。芸術家ではレオナルド・ダ・ビンチやゴッホ、科学者はニュートンやガリレオなど。実際にはアニメというよりは紙芝居のようで、静止画+朗読といった感じだ。

ちょっと退屈かな、と心配したが、朗読がなかなかに演技が上手だし、絵もなおの好みなのか、そこそこ喜んだ。今はちょっと特殊な状況だ、というのもあるが(ふだん見ている定番が見られない環境にある)、どれも3、4回は見ている。親としては偉人の名前に聞き覚えがある、ぐらいまでいけば満足だ。

面白いことに主人公の出身地に応じて朗読にアクセントと癖がつけてある。イギリス人にとってイタリア人ってこんな印象なんだ、というのがちょっとわかって面白い。

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2 件のコメント:

三笠 さんのコメント...

子供に語りかけを考えてこちらのページに辿り着来ました。
参考になります。

なおぱぱ さんのコメント...

>三笠さん

英語での語りかけについてはいろいろな意見がありますので、そのひとつと考えていただければ(^^)。