2014年2月28日金曜日

どうせESLに入るから、英語を準備しても意味がない?

アメリカ生活も後半年後!だが、あまり準備の方は進んでいない。

とりあえず、急いでやる必要があるのが予防接種の準備で、現地の小学校に入学するためには英文で証明書が必要になる。

アメリカでの小学校で求められる予防接種の種類は、日本よりもはるかに多く、とりあえず今わかっている範囲では、なおの場合、B型肝炎とヒブの予防接種を追加で受ける必要がある。

しかも、B型肝炎は計3回摂取が必要で、最初と最後を半年空ける必要がある、ということがわかって、英文の証明書がでるところを探し、サタデースクールを休んでまで、なんとか2回受けたところだ。

残るはヒブ、そして今まで受けた予防接種もすべて英文の翻訳を入手する必要がある。これは私が翻訳したのでは駄目で、公的機関や病院じゃなければ駄目だろう。

うーん、どうしようか、と思っていたときに、なおままが空手の送迎でちょうどアメリカから一週間帰ってきている男の子のご家族に遭遇!

そういえば、一年前にこれからアメリカに行くというご家族が空手にいるという話を聞いたような。

そこで、無事翻訳してくれる病院についても聞くことができた。

実はそこなら夕方まで診療しているから、B型肝炎の接種もそこに行っておけばサタデーを休まなくてもよかったのでは、ということも判明したが(^^;



今は一週間帰ってきているだけで、またすぐにアメリカに戻られ、後1年滞在ということらしい。

このお母さんに「英語、準備しているの?」と聞かれ、なおままが「はい」と答えたところ、返ってきたのがこの記事のタイトル、「どうせESLに入るから、英語を準備しても意味がない」という台詞らしい。

なんでも、ESLが4クラスも設置してあって、問答無用にESLに入れられ、そこには日本人がいっぱい!日本人しかいないクラスもある、とか。クラスでは日本語を話してしまう、とも。日本人が多い都市ならでは、だ。

ちなみに、ESLとは"English as Second Language"の略で、英語圏に留学するときに英語が不十分ではないということで入れられる準備クラスだ。

これは個人的な感想だが、日本人が多いというのはちょっと安心でもある。海外への移住は、言語の問題に加えて、異なる価値観や人間関係のルールにいきなり放り込まれて、混乱するというカルチャーショックの問題も大きい。

一方で、非常に疑問なのだが、4クラスあって能力別に振り分けられるそうなので、事前に準備していくのといかないのでは、大きな違いがでるはずなのだが、そのあたりはどうなのだろう?

追記:なおままによると、「意味がない」と言われたのではなく、「まったく準備していなくても大丈夫、なんとかなる」と言われたとのこと。全然ニュアンスが違ってくる(^^; 私となおままの間でのミス・コミュニケーションだった。失礼。

そのあたり、なおが実際にアメリカに行ってどうなるのか、率直なところをレポートしたい。全然英語のできない子どもと初歩の初歩からやる、ということにはならないと思うのだが。

ただ、駐在などで短期間アメリカに行く場合に、子どもにぎっちり英語を習得させてから行くケースというのはあまりないのも事実。



なおは、アメリカから返ってきたお友達ということで、英語で話しかけてみたりしたらしいのだが、相手の機嫌が悪く、あまり相手にしてもらえなかったらしい。

この話を聞いて、なおままは、お友達は久々に日本に帰ってきたのだから日本語が喋りたいはず。英語も話せるだろうけれど、日本語で話しかけるべきです、と諭していた。その通り。そのあたりの気遣いができるようになるのは、年齢的にまだ先だろうか。



習い事の曜日がちょっと代わって、木曜日はスポーツクラブとピアノの2本立て。帰宅もちょっと遅くて、ご飯を食べてお風呂に入って、そして微妙にだらだらしていたら、ワークの時間が就寝時間に食い込んでしまった。

ふだんよりずいぶん長くワークに時間がかかったのは、スペリングのワークのせい。

G2からは辞書を引くという活動が入ってくる。昨日のワークは、動詞の過去形や進行形を元の形に直して(played > play)、辞書を引いて単語を探しましょう、という課題だった。

使った辞書は以前購入したこちら。

American Heritage Children's DictionaryAmerican Heritage Children's Dictionary


小学生向けの辞書で、写真やイラストがたくさん。あまり難しすぎる単語がなくて、低学年でもなんとか単語が探せる。意味の説明も小学校低学年でもわかるようになっている。かなり巨大で、置き場所に困るのが玉に瑕。

探す単語は10個ぐらい、辞書に載っている形に戻す、というのは一瞬でできたのだが、探すのに時間がかかる。そして、途中で何か気になった単語があったら読んでしまう。

そして、私にクイズを出す…。この単語の意味は?とか。

ここで「さっさと単語を探して!」と言うのは本末転倒なので、つきあって自由にさせていたら、時間が(^^;

ふだん、辞書だけをポンと置いておいても開くわけではないが(当然か)、きっかけがあって開いたらそれなりに楽しいようだ。

ちゃんと何らかの課題に絡めて辞書を使っていこう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつもブログを読ませていただいています。いろいろ役立つ情報をのせて下さって,助かります。特にDVDのレベル分けの記事など何度も読んで活用させて頂いてます。惜しみなく情報を下さって,なんてgenerous! 私もアメリカ来る前に英語を子どもに教えていました。英語の基礎ができていたおかげで,アメリカに来た後の英語の上達がとても早かったです。すぐに現地の友達も出来ますよ。アメリカに来る前に日本でできるだけやってらっしゃるなおパパさんの方針で大正解!ESLに入っても,そのクラスの中で活躍できます。多分最初から3年くらいアメリカに住んでるお子さんと同じくらいのレベルですよ。

ママはTESOLホルダー さんのコメント...

あと半年でアメリカ生活が始まるのですね。
楽しみですね!

ESLですが、州によってシステムが違います。
私が住むNYでは、ESLに該当する子も通常クラス入り、週に数時間のESLの時間だけ、クラスを抜けて、ESLの授業を受けます。
一方、州によっては、通常クラスとは別にESLの子だけを集めたクラスがあるところもあるようですね。
ブログに登場したお子さんの学校は、後者なのでしょうか?

またすべての学校にESLが設置されているわけではないし、ESLが設置されていても、その学校にいるノンネイティブの数により、ESLの規模、充実度が変わってきます。
例えば、うちの子達が通う小学校は、ノンネイティブの子が少ないため、ESLは、充実しておらず、能力別の授業はできません。
ノンネイティブの生徒が多い学校では、能力別のESL授業を受ける事ができるようです。

great schoolsというサイトはご存知でしょうか?
全米の学校(公立&私立)の情報がのっているサイトです。
それぞれの学校の人種の割合、統一テストの成績、英語が母国語ではない子の割合、レイティングなどを知る事ができます。
アメリカ人の方は、このサイトを参考に学校を選び、住むところを決める方が多いようです。
私もこのサイトを参考にして、学校を決め、その後その学校区で家探しをしました。

ご参考までにgreat school のサイト ↓
http://www.greatschools.org

なお君は日本でしっかり英語をやっているので、現地校にもすぐ馴染めそうですね^^

Mrs. M さんのコメント...

あと半年!あっという間に渡米ですね。アトランタに遊びに来たら、会いにきてください(^^) アメリカでキンダーの教師をしてて思うのが、ESLはなるべく早く卒業できるようにファウンデーションを作るのは間違ってません。ESLに長くいる子ほど他の生徒から孤立してしまうのが事実なんですよね、scienceやsocial studiesの時間にESLのクラスがある場合も多いのでちゃんと親が先生と話して復習しないかぎりそういう科目での英語が抜けちゃう時も。教育熱心な韓国系や中国系アメリカ人の子供の親は子供をpull outされるのはなるべく避けたいのでESLをなるべく早く卒業出来るようにチューターをつけることも多いです。

なおぱぱ さんのコメント...

>匿名さん

コメントありがとうございます。
後でなおままに確認したところ、「英語を準備していなくても大丈夫」といったニュアンスだったそうですが、やはり英語ができるに超したことはないですよね。

>ママはTESOLホルダーさん

貴重な現地からの情報をありがとうございます!州によって違うというのはアメリカでは多いですね(^^;

今回の情報は私たちが行く州の話で、確かに非ネイティブの多いところです。

great schools、一度検索で見たことがあります!現在、どの町に住むかも検討中なので、参考にさせていただきます。ESLの充実度もある程度わかりそうですね。

>Mrs.Mさん

実は親しい友人がちょっと前までアトランタに住んでいたのですが、フロリダに引っ越してしまいました。

半年なのと米国に根を張るつもりがないので、あまり頑張るつもりはないのですが、うまく伝手があればチューターも見つかればいいなあ、と思います。

ESLでもそれ以外でも、仲の良い友達ができて、一生に残る体験をしてくれれば、と期待しています(^^)

たけひなママ さんのコメント...

はじめまして。いつも記事を楽しく読ませてもらって参考にさせてもらってます。
うちは現地校2年の息子がちょうど渡米半年たちました。
なおくんのようにしっかりと基礎ができているとすんなり入っていけるんじゃないかと思います。
半年という期間なら絶対に英語をある程度弥って行った方が効率的だと思います。
うちもぼちぼちしゃべれて聞けて読める、という状態で現地入りし、
子供のストレスをほぼ感じなかったので、それだけでもよかったな、と思いましたので。
ちなみにわたしはマサチューセッツ州ですが、
日本人は、多くない地域を敢えて選びました。
なのでESLはさほど充実してませんが、特に問題なく行けてます。
これから色々準備も大変だと思いますが、楽しいアメリカ生活になるといいですね。

なおぱぱ さんのコメント...

>たけひなさん

コメントありがとうございます。
ブログでアメリカ生活の記録を楽しく拝見しています。地域が違うのでそのままは当てはまらないだろうなあ、とも思いつつ、でもなんとなく現地での様子が想像つくので助かります。

息子くんと娘さん、すごくスムーズに現地校に馴染まれましたよね!うちもできれば似たような感じでいければなあ、と思っています。

予防接種について、本当にいろいろな方に貴重な情報をいただいたので、万全の態勢で臨みたいと思います(^^)