2014年5月11日日曜日

ゲーム・テレビと勉強の関係

一般的には、ゲーム機をもっていたり、それでゲームをプレイしたりすることは、学習面であまりよろしくない、という印象を持っている人が多いのではないかと思う。

我が家でもまだ携帯ゲーム機は購入していない。まあ、パソコンやiPadでゲームをすることはあるので、ゲーム禁止!というほど厳しい家庭ではないけれど、どれだけねだられても、DSだけは少なくとも今は買わない。

一方、別にゲームで遊んでも大丈夫じゃないの、という意見の方もいるだろう。

どちらが正しいのか。客観的な証拠として、日本の家庭での低学年を対象にした大規模調査の結果報告を見つけた。これがまた興味深い。

「子どもはテレビやゲームの時間を勉強時間とトレードするのか-小学校低学年の子どもの学習時間の決定要因-」というこの論文、単に要約を見てみただけだが、結論としては、日本ではゲームやテレビによる悪影響はなし!ということになっている。

ちなみに、影響を調べているのはあくまで勉強時間であることに注意。

「1時間の追加的なテレビ視聴やゲーム使用による学習時間の短縮効果は男子で1.86分、女子で2.70分にすぎません」ということなので、ほとんど悪影響がないことがわかる。

むしろ、重要なのは親の関わり方。

母親と父親で微妙に結果が違うが、重要なのは、「勉強をしたか確認している」「勉強を見ている」「勉強する時間を決めて守らせている」という3つ。

逆に、意味がないのは「勉強するように言っている」。

つまり、親がいつ勉強するのか指示し、しっかり子どもの勉強を見守って、確認する方が、子どもの勉強時間が長く、単に「勉強しなさいよ~」と小言だけ言っても駄目、という至極当然の結果だ。

要はゲームをしていても、テレビを見ていても、それだけで勉強時間が減るわけではなく、親がしっかり子どもの勉強時間を把握しているか、ということが重要らしい。

テレビ、というかビデオの視聴時間の長い我が家的にはちょっと安心な結果だ。

とはいえ、ゲーム機解禁、というわけにはいかない。

理由は、両親とも(元)ゲーマーなのではまることがわかっているから(^^;

遺伝的にも、また今のなおの好みを見ていても、コントロールするのが難しくなるのは目に見えている。ゲーム自体にあまり学習効果が見込めないうちは、我が家で買うことはないかな、と思う。

また、両親がかなりの近眼ということもあって、視力への影響も気になる。

今なおに言っているのは、「とにかく10歳までは駄目」ということ。さて、10歳になったらどうしようか。

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