以前も紹介したことのあるサイト、Bilingual Monkeysに素敵な記事があったので紹介したい。
タイトルは、"Have You Failed at Raising a Bilingual Child?"というもの。
どちらかというとバイリンガル育児の話だが、親子英語における「失敗」とは何かというのを考えるときにも当てはまる内容だと思う。
非常にわかりやすい英語で書かれているので詳しくは是非元の記事を読んで欲しいが、かいつまんで紹介すると、
1.「失敗」なんてない。
親の期待する水準に達していないのかもしれないけれど、どこまで習得したかの方を重視しよう。まったく何も進歩がないのであればともかく、何かを得たはず。
2.「失敗」というのは、実際には「フィードバック」。
本来期待していたレベルに届いていないのであれば、もっと取り組むべきというサインである。また、無理だと思えば、最初の目標を再設定するべき。
3.「失敗」というのは否定的なものではなく肯定的なものである。
どこまで達成できたかという面に注目することで、より効果的な取り組みができる。
4.受動的なスキルの獲得も意義のある上達だ。
ときには、話しかけられたらわかるが、自分からは話せないという状態が続くことがある。この状態で親が十分に言語に触れさせることにより、自発的な発話へと繋がる。
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要はうまくいかないな、と悲観的になるのではなく、ポジティブに今できることを考えよう、というメッセージでもある。
個人的に、何をもって「成功」と考えるのかについては、以前書いたことがある。さらにいえば、各家庭での「成功」の定義なんてそれぞれ。そもそも成功・失敗を考えるのがナンセンスではないかなと思う。
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3 件のコメント:
うちは学校での英語の勉強がせめて得意になって欲しいと思って始めたので、当初の目的で言えば成功するかも?(*´∇`*)
今はどうなって欲しいというのはないけど、今のレベルを維持しつつボチボチ上達して欲しいなぁという感じです。
「失敗」なんてない。って、当然といえば当然ですが、、私の様な器の小さな人間からは悟りの境地です。(((^^;)
やっぱり、どこかでこんなにやってやったのに!とか、元取りたいっ!とか考えてしまいます。。(^-^;
>りゅうママさん
うちも最初の目的はかなり控えめだったので、そういう意味では失敗した感はまったくないんです。でも、きっちり続けていって、どこまでいけるのか試してみたいですね~。
>ものぐさハハさん
確かに…。お気持ちはわかります。でも、「失敗」したな~とネガティブな気分になることは百害あって一利なし、ということなんだと思います。コストパフォーマンスを考えて、最小のコストで最大のゲインを!と工夫するのはポジティブで良いのではないかと。
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