2014年11月21日金曜日

カルチャーショックが最低限で済んだのは

昔住んでいたことのある国に戻ってきた我々と違い、なおにとってアメリカは初めての国。

言葉の壁は3歳からの準備のおかげであまり感じないで済んだ(まったくないわけではない)。

では言葉ではなく、もっと幅広い生活環境や文化の面ではどうか、というと、まあなんとかうまくいっているのではないかと思う。



帰宅後の家での様子を見ていると、日本にいたとき以上に脳天気にはしゃいでいて、文化の差などものともしていないようだ。

元々あまり周りのことを気にしないとか、性格的な面も大きいと思うが、突然アメリカに来ても、あまりストレスを感じずに過ごせているのはなぜか。

一番大きな要素としては、やはりテレビ番組が大きいような気がする。

特に最初の2ヶ月ほどは暇があればケーブルテレビをつけていた。そして、カートゥーンネットワークで、"Teen Titans Go"だのガムボールだのといった番組を見まくっていた。

なおの反応を見ていると、アメリカに来ても、自分の知っている番組がテレビをつけると映るというのが、安心できる要素だったように思う。

まあ、日本にいるときに英語のテレビ番組をたくさん見ていた、というのも準備の一環と言えるのかもしれない。

もうすぐ3ヶ月経とうとする今では、ケーブルテレビをつけることがほとんどなくなった。お仕着せの番組(しかも同じエピソードを何度も繰り返す)よりも、ストリーミングで見たい番組を見る方がスマートなことに気がついたのだろう。



もちろん、サタデースクールに2年間通って、日本の小学校とは違うスタイルのクラスに慣れておいたというのもあるだろう。サタデースクールと現地校、まったく同じではないにせよ、日本の小学校のスタイルだけが絶対ではないことは理解できたはず。

高学年になってくるとお友達づきあいがもっと繊細で微妙になってくるので、低学年の今のように気楽に、というわけにはいかないかもしれない。そういう意味で、これぐらいの年齢で海外を体験するのは悪くない。



食事に関しては、これはなおままの努力が大きく、手に入る材料が限られる中、日本で食べていたものと同じような味付けで、毎日の食事ができている。これもカルチャーショックを和らげるためには必須。

小学校の給食に関しては、少しは慣れてきたのだろうか。ときどき残したりもしているようだけれど、とりあえず、出た物の中で好きな物を食べてお腹がいっぱいになればよい、ということにしている。

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