2015年5月20日水曜日

家庭学習はバトル!

家庭学習がバトルであってはいけないのだけれど…。

最近は減ってきたが、それでもバトルになることがある。

昔は間違いを指摘されるだけで不機嫌になって、怒ることもあった。これは最近、だいぶ減ってきた。

が、昨日は割り算の問題で、自分のやり方の方が良いと言ってゆずらず、言い争って10分ほど無駄になった…。

やっていたのは割り算の文章題で、割る数も割られる数もわかりやすい、単純なもの。その前の節で筆算を学んだので、要は実践で使ってみましょう、という主旨の節だった。

ここで、筆算をせずに暗算…。

そして、桁数が多くなってくると、筆算を習う前に使っていた分配法則を使った方法を使う。

単に3152÷4であれば、2800÷4+352÷4として、次に2800÷4+320÷4+32÷4、そして答えが700+80+8で788となる、というもの。

間違ってはいないが、手順が多い。

こちらからしたら筆算の方が楽で間違えないのに、筆算を断固として拒否し、最後は怒る(^^;

そして、4桁÷1桁は大変すぎると言って拒否。

ものすごく強情で意地っ張り。

よく、素直で先生(親)の言うことを良く聞く子が伸びるというが、そういう意味ではうちの子はまったくもって望み薄だ。

結局、10分ほど議論して、筆算の方が楽であることを諭した。電卓を使えない状況では大人になっても筆算をするのだと言われてようやく納得がいった様子。

筆算の手順がわからないのかなと思ったが、筆算自体はやればできたのだから腹が立つ。

子どもも結構そのときの気分で勉強する気になったり、ならなかったり。最近はなおの機嫌が悪くなっても、なるべくお笑いで誤魔化しながら進めているが、成長したらもう少し親の言うことを聞くようになるのだろうか。

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4 件のコメント:

うーまー さんのコメント...

とてもタイムリーな話題で思わずコメントさせていただきます(^_^)
ウチの娘(6歳・現在 Grade K)も似たようなことをします。先ずは暗算で解いてしまい、式を書くのを億劫がり。。それでも書かせると、答えの数字が紛れ込んでしまったり。。なかなか苦戦します。
今月の初めに、ちょうど娘のスクールにサイエンス/数学コンサルタントをされているErma Andersonさんがいらっしゃり、保護者向けのセミナーがありました。彼女は「Grade K-2で足し算引き算、Grade 3-5で掛け算割り算、これだけで全ての数学の問題に対応出来る」という面白い主張をされていました。もっと言うと「Grade K-2の足し算引き算だけで、全て対応できるのよ」とか「遥か昔の数学者の編み出した公式を覚えて解くだけなんて、数学が面白いと感じる訳がない」とか。特に後者はごもっともな話です。
私たち親は筆算や公式を使うことの方が速く無駄なく答えに辿り着けるのだと知っていますから、教えたくなりますよね!でも彼女は「そこに辿り着く道は一つではない」ということを子どもたちが体感しその経験を積み上げていくことが、後々に繋がる応用力をへと繋がるのだと力説していました。
非常に欧米的ですが、いまはコンピュータがあるのだから計算力よりも、コンピュータでは出来ない想像性のある応用力を育てるべきだそうです。
我が家はそろばんをさせているので、計算力云々で彼女のお話とは相容れない分がありますが、答えを導き出すプロセスの多様性を経験することの大事さはかなり共感する部分が大きかったです。
彼女がやってみせてくれた計算の例、なおくんのやり方と相通じます!数字をバラして再構築するなんて、とてもクリエイティブですね!
親は苦心しそうですが、速く出来ることの利点とプロセスの大事さ、上手く教えていきたいですね。

なおぱぱ さんのコメント...

>うーまーさん

力のこもったコメント、どうもありがとうございます!

そのコンサルタントの方のお話、面白いですね。

アメリカでは小学校から算数の授業で電卓を使いますし、計算力は数学力ではなく、その計算をいかに使って、問題を解くかである、という考え方が主流だと思います。

実際には高校を卒業しても基本的な計算もできない人がでてくるという問題もありますが、個人的には、自分自身の中学・高校時代を考えても、計算力そのものは必ずしも数学的思考の重要な部分ではないのかな、と思います。

が、日本の小中学校では、計算が速く性格にできることで、理解が楽になり、結果として算数が得意になる、というケースもたくさんあります。

おっしゃるとおり、計算の速さ・正確さとプロセスの理解、両方をバランス良くいけたらいいなと思います。

ものぐさハハ さんのコメント...

わが家以外にも家庭学習でバトってるご家庭がっ!とちょいと嬉しくなったというか、安堵したのですが、内容を読んでみると、バトルのレベルが全然違ました。。orz
わが家の場合は、やるかやらないか、やるならさっさと、ダラダラしない、ボーっとしない、、なんとも低レベルなバトルです。
レベルは違えど、苦労しているのはウチだけじゃないということで、頑張ります。(^^ゞ

なおぱぱ さんのコメント...

>ものぐさハハさん

いえいえ、低レベルなバトルも相変わらず繰り広げられております。さすがにやらないという選択肢はなくなりましたが、ふとすると後に回そうと姑息なことをします。

間違いを指摘されたらまたバトルですし(^^;

お互い、がんばりましょう!