2018年12月24日月曜日

塾に通わなかった理由

「中学受験」としてメディアで取り上げられる受験勉強の様子というのは、大手塾で子どもたちがハチマキをしめて机に向かったり、掛け声をかけている姿ではないかと思う。

大手受験塾に通うと小4から3年間で計200万円以上、と言われているが、まあそれは最難関や難関校を目指す場合。

なおのように中堅校以下を受験する場合は、塾に行かない場合も多いだろう。

我が家で、なぜなおが塾に行かなかったかというと、もちろん費用の問題が一番大きい。

次はなおの希望だ。仲のいい子が受験するとか、塾に通っているとかであれば別かもしれないが、なおの場合そうではなかった。

算数と国語のバランスの悪さもある。5年生の秋の時点で、偏差値が20も違っていて、結果としてそのまま現在に至っている。算数は発展コースで、国語は標準コース未満。模試を受けたときは総合して上から2つめか、標準コースに分類される。この場合、塾での算数の授業の時間があまり効率良いものとはならないことが想像される。

理科・社会を受験に使わないのも、塾に行かなかった理由のひとつ。授業料は3教科か4教科で設定される。まあ、相談したら2教科でもいけたのかもしれないが。

私自身、ほとんど塾を経験していない、というのも大きな理由だろう。中学受験はしなかったが、高校受験と大学受験、どちらも基本的に自分で勉強した。分からないことがあれば解答を見ればいい。そもそも、私の限られた経験からは、大手塾というのは分からないことを一つ一つ聞くような授業ではなかった。

中学受験で塾に通うことのメリットは、教材の存在と勉強意欲の維持が2本柱だが、教材は四谷大塚の予習シリーズでカバー(ありがたいことに市販されていない春期講習と夏期講習の教材はお譲りいただくことができた)。

モチベーションの方は、まあ父子で二人三脚で勉強することでなんとか、必要十分な学習量は達成してきた。

子どものポテンシャル最大限に発揮して、偏差値が少しでも上の学校へ、もしくは志望校の合格確率を少しでも上げたい、という場合には、やはり塾に通った上で限界まで自宅でも宿題と復習をするのが良いだろう。

ただ、それはあくまで各家庭の価値観の問題であって、受験直前でも、かなりの時間を英語の取り組みに費やすことができる我が家のやり方にもメリットはあっただろうし、英検合格は、そのひとつの証だろう。

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