"The Between the Lions Book for Parents"という本を手に入れて、ちょっと目を通している。
The Between the Lions (R) Book for Parents: Everything You Need to Know to Help Your Child Learn to Read
これは、以前も紹介した「ライオンたちとイングリッシュ」(Between the Lions)というPBSの子ども向け番組の背景にある、設計図というか目的を紹介したもので、「ライオンたちとイングリッシュ」のそれぞれの構成要素が字を読むという目標にどう役に立つのか、親は子どもの読書を促すためにどんな工夫ができるのか、といったことについて書いてある。
この番組は、セサミ・ストリートと違って、単に幼稚園児や保育園児だけが対象ではなく、「読み」が課題となる小学生低学年にも対応するようになっている。この本でも、プリスクーラー(3歳)から3年生(10歳)になるまで章が分けられていて、それぞれ自分に関係するところだけ選んで読むことができる。
この本をちまちまと読み進めつつ、ときどき役に立ちそうなことをメモしていこうと思う。
まずは、"Mama, Watch with me!"というコラム。テレビをうまく、知育に使いましょうという話だ(基本的に、この本はテレビ視聴に前向きだ)。
・テレビで見た内容で親子で会話できる。
・「次、何が起こると思う?」「誰が一番好き?」といったように、状態の理解や、物語の要素につながるような質問をする。
・終わった後は、何が楽しかったか、ということを話したり、「どうしたら良かったかな」といったことについて考えさせる。
・番組で良くないと思ったことについては子どもにそう伝える。単に受動的に番組を見て受け入れるのではなく、自分で考えることを教えよう。
・歌、踊り、活動があれば一緒にやろう。画面にテキストが出てくればそれを読もう。
ということで、「ドーラ」や「リトル・アインシュタイン」など、どんな幼児向け番組にも使えるテクニックで、どこの家庭でもそこそこやっていると思う。
なおとも、ようやくテレビの内容について会話、とか何が楽しかったか、というようなことについて話せるようになってきた。
***
先週、なおがなおぱぱとなおままの古い写真を見つけた時のことだ。どれぐらい古いかというと、二人でサンアントニオの観光名所の前に豆粒のように写っており、1997年とか書いてあるぐらい古い。「これだれ?」と聞くので「パパとママだよ」と答えると、当然のように「なおちゃんは?」と聞いてくる。彼の中では、常に我々と一緒にいるのが当然らしいのだが、「まだ生まれてないねえ~」と言われても納得できない様子。
しばらく考えていたが、"I know!"と何かひらめいた模様。写真を床において、"Blue's Skidoo~"と言いながら、その上に飛び乗った!
これは、ブルーズ・クルーズで毎回出てくる、スティーブやジョーが"Blue's Skidoo~"などと歌いながら絵の中に飛び込んで冒険する、というシーンの真似、というか本気でやろうとしていた(^^;
残念、それはできないよ。
セサミストリートの時代からあるらしいのだが、3歳児ぐらいだとテレビと現実の区別がつかない、だからテレビは教育に悪い、という議論がある。たしかに、まだまだどれがリアルでどれがファンタジーなのか、はっきりとは理解していないようだ。
でも、それはなおがたとえば写真に飛び込んで試したりして、自分で少しずつ理解していくしかないのだろうと思う。
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3 件のコメント:
こんにちは。
Between The Lions の文字にに反応しました!(^^)
私も上の子が小さかった時NHKの放送を毎週せっせと録画して、それを次の週まで毎日見せて、翌週また録画しては1週間毎日見る…
を繰り返していました。
ただ…
うちの子にとっては、あまりにも番組自体が面白すぎて、本来の目的のフォニックスは…
ちょっとそっちのけって感じでした(><)
今でもキープしてある番組数十回分のビデオは、3歳の子が楽しく見ています。
親向けの本があったんですね、読んでみたいです。
気合はいってますね!!
なおぱぱさんのこの記事読んだだけで
なんとなくこの本を読んだ気になりました。
中身検索でよんでみて、、じっくり読んでる時間ないわー(><)
というわけでなおぱぱさん、、期待してます(笑)
このDVD1話だけ、こっそり見ました。
娘もちょうど文字に興味をもちはじめたので、
ちょっと早熟だけど、春休みに見切り発車して、ゆーっくり見せていこうかとおもいます。
どれから見せるか本当悩みます~。
>Marinkoさん
こんにちは!やはり長年の蓄積があると大きいですね。Between the Lionsが録画で残っているというのはうらやましい。
昔に比べると情報も教材も比較にならないほど潤沢にありますが、それでもどうしても一人目は試行錯誤になってしまいます。うまく、先輩方の記録を参考にさせていただいて、やっていこうと思います。
今回紹介した本、Between the Lionsが好きな方にはお勧めですよ!
>Sa-chi21さん
Twitterで見て、Between the LionsのDVD、「あ、買いましたね!」と思ってました(^^)
うちも、スカラのTreasuryのDVDを見せ終わったあたりで、Between the Lionsに移ろうと思ってます。
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